大学院の選択｜掲示板スレッド

研究分野は何でしょうか？

ロンダリングです。

しかし、東大卒学士と他大卒東大院卒だと、確実に東大院卒の方が学歴は上になります。

修士か博士課程から海外大も考えていますが、どんな感じなのでしょうか。

ご自分の関心分野で、どの先生に師事するのかが肝要。なぜなら、アカデミアではそれが名刺代わりになるからだ。また、独立研究科はお勧めしない。学部を有しないこの研究科は、それゆえ学費が割高である※。同様に、夜間開催の研究科も避けた方がいい。そこは事実上有職者のリカレント目的（高度職業人の養成）との側面があり、彼等の目下の関心事項に特化する場合が多い。それはおおむね実践的課題であり、必ずしも理論知の追求とは限らない。それが証拠に、面接（口述試験）のみで院試を行う例が多い。だが、語学試験を課さずに、入学後の外書購読をどうするつもりなのであろうか。研究には必須な作業であるはずなのに。

※そうした研究科は内部進学者は相対的に少なく、多くの場合は他大学からの入学者らである。
それゆえ、学内での存在感は･･･　　東大もまた、その例外ではないはずだ。したがって、「ロンダリング」目的など、自己満足の次元でしかない。世間は欺けても、有識者には到底通じまい。
やめておいた方がよろしい。

自分なら日本で修士まで取り、そこで優秀な成績を収められれば博士課程から海外大へ行きますね。

そうすれば、必ずチャンスが訪れる。可能であれば、高校在校中や学部生のうちに留学を経験しておくことが望ましい。今は多くの国々の大学（院）と交換留学の制度が整っている。また、語学さえ修得しておけば、外国政府からの国費留学生に採用されることも可能。

＞博士課程まで同じ大学に行く
学部の卒研がそのまま拡大再生産できそうな場合はそのまま進学が多い。
ただし、授業形式の３年生までとは異なり、指導教官等のスタッフからの直接指導なので家庭教師みたいな相性はある。理論〇〇という分野なら研究材料になるテーマは少なくスタッフを含めた業績の取り合いもあって、指導そのものをしないこともある（疑心暗鬼を生ず）。世話をするかしないかの判定は、公開されている卒業生の進路である程度わかるかなと。

＞修士課程や博士課程から他の大学や海外大学を選択するのは、
＞どのような理由や違いがあるのでしょうか
テーマに見切りをつけて新しい研究をしたいのか、類似分野を新しい環境で研究したいのかに分かれる。後者なら教官同士は知り合いであることが多いし、学生が流れて繋がることは教官にもメリットはあるし、そんなに嫌われることでもないよ。話の持って行き方次第。まあ、学部の卒研生なら引き止められることもほぼないです。