国立大学が恐れる大学無償化、私立と同じ土俵に立つことがそんなに怖いのか?これから選ばれる大学になるためには便所の改修が必須
学費が同じだったら、どの大学行きますか?
わざわざ共テ受験して、2月後半まで受験勉強やりますか?
わざわざ便所の汚い国立大学を選びますか?
中央教育審議会の答申案では、急速な少子化を見据え、「質」「規模」「アクセス」という三本柱を掲げ、今後の高等教育政策の方向性を示している。
その中で、国公私立の役割が整理され、特に国立大学には「定員規模の適正化や再編・統合の推進」が求められている。しかし、それは単なる縮小ではなく、「知の総和を維持・向上させるための質的向上」を目的としたものである。
スレ主は、これを無視した短絡的な主張であり、「大学無償化によって国立大学が私立大学と同じ土俵に立つことを恐れている」という指摘は、現実を直視しない粗雑な決めつけであり、議論の本質を見誤っている。
国立大学の役割は、単なる受験競争の産物ではなく、日本全体の学術研究・高度人材育成の基盤を担うことにある。その役割を理解せず、「便所が汚いから選ばれない」などと矮小化するのは、極めて浅薄な論理である。
無償化によって大学の本質が変わるわけではない。
「学費が同じなら、誰が国立大学を選ぶのか?」という、スレ主の問いは、大学の価値を学費のみに還元するという極端な発想だ。
大学の価値は、学費の多寡ではなく、提供する教育・研究の質にある。
そもそも国立大学は、国家戦略に基づく学術・研究の拠点であり、特定分野の専門教育・研究環境を整備することで、国際競争力の強化を目的としている。
「学費が同じなら国立に行く意味がない」と主張するのは、高等教育の本質を理解していない知能である証拠。
「便所」レベルの議論では、教育政策を語れない
さらに、国立大学を「便所が汚いから選ばれない」とするスレ主の主張は、あまりにも低俗であり、議論に値しない。
教育機関の価値を設備のみで判断するというのは、教育の本質を見失った主張であり、便所の改修で大学の評価が決まるのであれば、私立大学はすでに世界トップレベルになっているはずだ。
しかし、現実には日本の高等教育全体が国際的評価を高める必要に迫られている。
確かに施設の改善は重要である。しかし、それは教育の質を向上させるための手段の一つであり、本質ではない。
もしも「便所の綺麗さ」で大学を選ぶ学生ばかりになれば、日本の学術研究や人材育成の未来は暗いと言わざるを得ない。
>日本には私立大学がたくさんあり過ぎるのでこれらを無料化したら日本は財政破綻しませんか?
スレ主は、『学費が同じならば、施設が綺麗な方を選ぶ』というイコール思考ですから、そんな難しいことは考えられませんよ。