マルチリンガルを目指せる女子校
早稲田大学合格者の80%超が関東出身者
8割超えは初めてかな。少子化と同じで歯止めが掛からないローカル大学化現象。
昔は早稲田に憧れた地方学生も多かったと聞くが…
今は田舎者扱いされて生きづらいのか。
四年間の学費で計算してみましょう。ストレートで卒業したとしても:
文系学部で 500〜520万円、国際教養学部680万円、理工学部 725万円付近。慶應もかなり似た金額(ただし医薬はもっと高い)。
国立ならば、入学金28万円+56万円x4年間ぐらいで、しかも理系の学費は医薬学部であっても上記と同じ。慶應の学長が競争にならないと嘆くわけです。
地方から入学する場合、これに下宿代がかかります。東京圏の不動産価格上昇をうけて、月9万円台から10+万円ぐらいか。所沢や慶應の日吉や湘南なら少し安いかな。地方なら月3~5万円あたり、関西でようやく月5~8万円なので、その差は大きい。
生活費もかかりますが、これは東京圏と地方では大差ないかな。地方から東京の私立大学に進学する場合、4年間で最低でも1500万円かかりそう。
地方からすると、就職してからその会社が首都圏での勤務を望むなら寮あるいは住宅手当を出してくれるから、それでいいやとなる。
学費は国立も私立もこれからさらに上がっていくでしょう。他地域から学生を集めたい大学ならば、寮を充実させる事が重要になるかも。
むしろ、地方出身者が進学できないというのが現状。
1番の理由は、生活苦。東京に憧れて早稲田を目指す人がかなり減った。もちろん少子化もあるがそれ以上に生活が苦しい人が多い。高校生活をその状況で過ごして親に「早稲田に行きたい」なんて言えない。
地方の公立校では共通テストや国公立の2次対策の授業はあっても早稲田などの私立対策はほぼない。あっても国公立に進学できない生徒用の簡単なものだけ。予備校代もかかる。
コロナ禍で物理的に行くことを躊躇うケースもあったが、昨今は上記内容で自宅から通う人ばかりになった。
学生の質を上げる為には(外国人留学生にお金をばら撒くのは論外で)入学後ではなく、受験生時代にフォローしないと意味がない。合格するのは金銭的に裕福な人が多く、また入学できればバイトなどでなんとかなるからだ。まあ、大学教員の為に補助金を出している現実を「苦学生のため」にしているだけなのだが。
地頭があれば、普通に国立大学を目指すでしょ。
◆THE世界大学ランキング2025(日本国内)
28位:東京大学
55位:京都大学
120位:東北大学
162位:大阪大学
195位:旧東京工業大学
201~250位:名古屋大学
301-350位:九州大学
351-400位:北海道大学
351-400位:筑波大学
401-500位:旧東京医科歯科大学(TMDU)
1.国立でも東大他数校と併願可能にしたら、物凄い勢いで蹴られると思いますが、その点どう思われますか?
2.司法試験や公認会計士試験の合格者は附属が結構な割合を占め、地底より余程多い人数を輩出していますが、その点どう思われますか?
3.5教科7科目が本当に必要なら早慶の就職実績は国立に大きく劣ると予想されますが、その点どう思われますか?