マルチリンガルを目指せる女子校
ここ数十年で旧帝以外の地方国立の偏差値は大幅に下がったのでしょうか?
受験コンサルタントのホームページを見ていたら、ここ数十年で偏差値が大幅に低下した学校として、女子大や巣鴨・学附と並んで、旧帝以外の地方国立と書いてありました。
定員割れしている女子大、東大100人近くから数人レベルに落ちこんだ巣鴨や学附と並んで書かれるほど、地方国立の難易度は落ちているのでしょうか?
地方国立のしんどいところは、どれだけ本人的に頑張って大学に入っても、東京だとただの「地方の人」になっちゃうところかな。
九大でも佐賀大でも「九州の人」。
東北大でも弘前大でも「東北の人」。
つまりは「地方の人」で一括りになっちゃう。
これは東京あるあるなんだけど、首都圏の人ってびっくりするほど地方に関心がないからね。
偏差値云々の前に、地方そのものが衰退している。
若年人口の数・比率も下がり、地方の国公立大には医学部以外は他の地域からの流入もない。結果的に以前より質の低い受験生が合格し入学している。
また、その地域の優秀層は従来から東大を目指しているわけで、その地域の国公立にはそこそこの人材が入学していた。
本来ならインターネットが普及し、地方でも情報を取得しやすく学力格差が縮まることが期待されていたが結果は逆。ネットが格差是正をしていたが、他の要因でそれ以上に進んだかもしないが、その是非を問うまでもなく
格差が進んだ。
地方の人とやり取りすることがあるが、総じて感じるのは、東京や国に頼る姿勢。自分達で何とかするのではなく、東京や国に何とかしてもらおうとする思想が根本にあり、それを自覚できていない。JAなどはその典型で、最近ようやくマルシェで自分達で農産物を運んで売るようになった。JAの人も(農家が依存体質なのを分かっているから)JAが潰れたら農家が困ると主張する。
国立大学も中国・四国・中部地方では各々1校ずつ、九州・東北は2~3校程度で十分。そうすれば(下位層がいなくなるので)偏差値も上昇する。税金を投入する価値がある人材だけ合格する仕組みにすればよい。まぁ、私立に関しては7割が不要だが…。
首都圏だって地方に頼ってるくせになんでそんなに上から目線?
そもそも首都圏だっていまだに地方からの流入者で親子3代江戸っ子なんてまだまだ少ないだろう。
もともと地方出身の癖に東京に住んでるだけでなんでそんなに偉そうなんだ?
さらに言えば、地方を捨てて東京に来ておいて地方は衰退してるとか、どの口がいうんだ。自分が地方を衰退させている元凶の一人だと自覚するべきだ。
いまだ家督相続みたいな考え方自体、違和感を禁じえません。
大企業なら転勤で東京はよくある話だし、やりたいことがあって、東京の方が叶いやすいなら東京に行くでしょうに。
地方出身者は地元地場産業や地元地方公務員になるべきなんでしょうか?東京で就職し、故郷に足りないものがあるのを憂いてはダメなんでしょうか?