今年入学した高1生が語る青春リアル
慶應経済の入試改革
早稲田政経が数学必須化などにより国立大学受験者を取り込む一方、今度は慶應経済が小論文廃止とA方式の数学の高比重化へ。
改革の目的とその効果、志願動向見込みなど意見交換しましょう。
◆従来の選抜科目(~2026年)
A方式:外国語200点・数学150点・小論文70点 合計:420点
B方式:外国語200点・地歴150点・小論文70点 合計:420点
◆2027年度以降の選抜科目
A方式:外国語200点・数学200点 合計:400点
B方式:外国語200点・地歴200点 合計:400点
そうみたいです。
慶應経済の小論文は1991年度に休止し、1999年度入試で復活したが、経済学部での学びや論文執筆の力に必ずしもつながっていないとの評価。
このため2027年度入試から休止するとの説明。HPに出ています。
A方式とB方式の募集人数は不変。
早稲田政経などの一連の改革への対抗策、あるいは国立理系や一橋受験生の取り込みのような感じもします。
慶應経済は東大理Ⅰ・一橋志望の人も受験したりします。理Ⅰ・一橋志望者には英数は比較的簡単で高得点が期待でき、小論文は配点が低く英数の得点で逃げ切れる可能性が高いからです。英語の記述問題など東大志望者にとっては平易な問題も、慶應志望者にとっては対策が後回しになり東大志望者に有利な条件が揃っていました。
おそらく小論文廃止の理由は、
「小論文の出来不出来が合格・優秀者の選別に効果的ではない」
「採点の手間がかかる割に先の目的が達せられない」でしょう。
早慶の入試(一般)の問題は、前半部分はマーク式で後半で記述式なことが多いですが、問題冊子の最初に「マーク式の問題で一定点数取れない人は記述を採点しない」旨が書かれています。早い話、国立の共テ+二次のような方式になっているのです。そこで記述式の採点をするにあたり、かなりの人員を小論文に割く必要があります。英数の記述問題に比べかなり時間がかかりますし、また採点者によるばらつきを減らす為の確認作業もかなり時間がかかります。小論文を減らせば、英数の記述式問題を増やせ、より受験生の優劣を正しく反映する試験方式になると経済学部は考えたのでしょう。
慶應の入試は早稲田と違い変に難しい問題が少ないです。小論文も最近は「こんなに簡単なの?」と思うようなものもあります。以前は受験生の考えを聞くものがありましたが、最近は単なる説明問題や、具体例に自身の経験を書かせるだけのものも増えました。恐らく、経済学部が求める小論文作成能力がある受験生があまりに少なく、問題を作るのに苦労していたと思われます。ただ、問題を簡単にしてまで続けるよりも、他の方法で求める人材を選抜しようと方針転換したのだと思います。
ただ、皮肉にも小論文がなくなることで、東大・一橋志望者の滑り止めとして受験生がかなり増えると思います。共テ併用でない為、共テで失敗した時を鑑みて出願しやすくなります。今までは早稲田の政経に取られた受験生も(早稲田の共テ必須は東大受験生にとってはそこまで高いハードルではない、慶應の小論文はハードルが高い)、共テ失敗のリスクヘッジとして慶應経済受験に流れる可能性も高いです(まあ、早稲田のみが慶應も受験する形になると思いますが)。そもそも文系で数学を受験科目にしているのはほぼ国公立志望者だけですから…。マーチ含め文系学部で数学受験はかなり簡単なんですが、そもそも文系の人は文系が好きで文系を選んだというより、理数系ができないから文系になった人が大半なので…。
>皮肉にも小論文がなくなることで、東大・一橋志望者の滑り止めとして受験生がかなり増えると思います。
同感です。
それだけではなく、東京科学大や旧帝大理系など国立理系も併願してくる可能性もある気がします。(一橋SDSのように)
数学ができないから私立文系という時代はいよいよ終焉になる気がします。少なくとも経済学(マル経除く)は数学や確率統計が出来ないと。
遅ればせながらの数学必須とした早稲田政経も正しかったと思います。
よい進化でしょうね。
大量一律選別方式が廃れていくこと、
代わりに問題点抽出と課題設定ができること
そしてできればその解決方針提案をまとめること
このような能力をもつ受験生を合格・入学させて育成をしていくのはこれからの日本に必須でしょうね。




































