京大か早慶か｜掲示板スレッド

＞学者や法曹、官界は国立大学というのが常識だったが
私大の研究者も頑張っているんでしょうか？

私の関わる学会（法学系）の勢力図は、東大一強。
それに私学連合＋京大・一橋等で、対抗。
代表理事も私学出身者と東大出とが交代で務める慣習。

他方、在野法曹は中大、早慶、明治に同志社、関西、立命館の私学勢が優勢。

早稲田商業化路線を強行した奥島より前にはそうした事例はあった。
なお付言するに、滝川事件でいったん抗議辞職を表明した京大教員らの少なからずが、その後厚顔にも京大当局に首を垂れて出戻った。しかし、少数ながら筋を通した先生たちはその後、立命館に移った。

>早稲田商業化路線を強行した奥島より前にはそうした事例はあった。
具体的にはどんな事例でしょうか。旧都立大の首都大化への抵抗や（古くは）一橋の辛酉事件のような事件はありましたか。余談ながら、大学自治の維持、校友の過度な影響の抑制のためにも、早稲田の総長選挙における学生の信認投票は今後も続けていってほしいです（佐藤昭夫先生の論文を思い出しました）。

＞（佐藤昭夫先生の論文を思い出しました）。

尊敬する野村平爾先生の門下であり、法学部の後輩である鎌田、島田前執行部による非常勤講師切り捨て策動に立ち向かった故佐藤先生は、有言実行の御方であったと思う。なかには冷笑する研究者もあるが、私にとっても大きな存在だった。

ところで、今「ひるおび」を見た。ゲストは早稲田出身の岸田 文雄代議士。しかし、先にアベに総裁選出馬のあいさつした際に「『憲法改悪』をやります」と迎合したと知った。宏池会会長の同氏にして、自民党内唯一のハト派の頭領として、このありさま。失望した。

また、司会者の慶應出身の弁護士クンも、なぜその岸田氏に対し自公両党による野党からの憲法53条に基づく臨時国会召集の拒否という違憲行為につき、その暴挙のありかを質さないのだろうか。両氏が仮に改憲論者であったとしても、国会議員であり、弁護士であるその究極的根拠は、この日本国憲法に存在するはずなのに。

この両名は、恥ずかしい早慶OBグループ側に分類したい。

>ゲストは早稲田出身の岸田 文雄代議士。しかし、先にアベに総裁選出馬のあいさつした際に「『憲法改悪』をやります」と迎合したと知った。宏池会会長の同氏にして、自民党内唯一のハト派の頭領として、このありさま。失望した。


ハト派は立憲民主党にいくべきでしょう。自民党は右翼なんですから。

＞ハト派は立憲民主党にいくべきでしょう。自民党は右翼なんですから。

政治信条の立ち位置は相対的なものでしょう。
バリバリの右の方にとっては、安倍元首相も「左寄り」に見えていたようです。

中道、という立ち位置がありますが、実際には存在しません。
なぜなら、右寄りの人にとっては左派で、左寄りの人にとっては右派に見えるから。

政治信条なんて相対的でくだらないものです。

戦後の自由民主党結党への経緯を見ても、およそそのような意見は失当であると思われる。すなわちこの政党の強みの一つは、極右から修正資本主義者まで、護憲派から改憲派までを幅広く包摂してきたところにある。換言すれば「資本主義」との大前提さえ踏まえれば、少数派であっても異端分子にならずに済んだということだ。それゆえに民意にすばやく対応でき、国民の支持を大きく喪失しないで来られたのである。それが証拠に日中国交回復以前から中国と非公式に友好関係を築いてきた先人があり、北朝鮮とのパイプを任じていた勢力－たとえば金丸信副総裁－らも存在していた。したがって、キミのような狭量な考え方は「角を矯めて牛を殺す」ことになりかねず、自民党の数少ない優位点を喪失させかねないものであるといえる。

>戦後の自由民主党結党への経緯を見ても、およそそのような意見は失当であると思われる。すなわちこの政党の強みの一つは、極右から修正資本主義者まで、護憲派から改憲派までを幅広く包摂してきたところにある。

それは昭和時代まで。社会主義思想の田中角栄が自民党にいたくらいだから。
しかし小沢一郎や郵政族の離党、小泉麻生安倍と続くなかで自民党は完全に新自由主義政党になったんだ。
あなたのコメントはいつも30年以上前の価値観なんだよ