現役で早慶上智｜掲示板スレッド

英語ができるだけで難関校に入れると考えていることに、素朴な疑問。

私自身ウン十年前の帰国子女で、当時英語は全国模試で１位になったことがありますが、大学は早慶上智です。数学と理科ができなかったので（特に数学）国立は考えもしませんでした。頌栄はそういう生徒さんも多いのでは？

まず、帰国時期などの理由で帰国入試しか選択肢のない場合、当然ながら帰国入試を実施している学校しか受験できません。
素朴な疑問様が挙げられている、桜蔭やJG、慶応中等部などは帰国入試を行なっていません。
渋幕、渋渋、早実やSFC、豊島岡は帰国枠がありますが頌栄より難度が高いです。(豊島岡はあまり変わらない)
頌栄の帰国の生徒さんは一定以上の英語力をお持ちなのは確かですが、上には上がいたということでしょう。
早慶の付属に関しては、小学生時点では志望が定まらず、受験しなかったもしくは、辞退した可能性もあるでしょう。

素朴な疑問さんは地方在住かな？
女子学院を女学なんて、首都圏の中受親は使わない。一瞬、東京女学館が浮かんだもの（笑）
帰国入試にもおそらく無関係とか？
帰国枠の有無も把握してないふしがあるから。
だとしたら、なんで興味があるんだろう？素朴に不思議。

豊島岡は帰国生も一般生と同じ試験で点数加算してもらえるだけなので、英語力は関係ありません。

あと、英語が得意な帰国子女の場合、入学後、英語の取り出し授業があるかどうかも重要でしょう。

話は少し逸れますが
そもそも帰国子女って、ある意味優遇され過ぎてませんか？
入試の英語の配点が高すぎますよね。。。

って考えるのは私だけでしょうか？

大学入学をゴールと捉えるとそんな風に感じるのかも？
その先には就職試験があるわけで、実力以上に優遇されている学生は、たぶんそこでうまくいかないんじゃないのかな？
帰国生も、普通ならしないでいい苦労も沢山してたりするし。
同じ帰国生でも、英語のレベルもいろいろだし。

よくよく考えますと、帰国子女だから、?というのはすべてにあてはまるわけではないですね。

日本の学校で、日本語(国語)習って、日本の文化や科学、社会など勉強して、、の生徒たちはみんな国語のテストが高得点なのか? と同じでしょう。

当然インターナショナルで2年以上英語だけで学習してきているので、英語でいろいろな教科も生活も、ある程度は出来るようになって帰ってきている生徒が多いことはたしかですが、それでは海外での他教科の成績はどうだったか、日本で学んだ同一学校の生徒と比べて、その分まで他教科の理解度合いもあるのか。

これは一緒に学んでいく上で大事ですし、一方では高度な勉強についていけないことも起こりうることと思います。

日本の古典、現代文、あるいは日本歴史や物理数学に苦労して勉強して必死に追いつこうとする生徒もいます。

今後は慶応SFCのように、帰国枠などなくなって、英語受験も誰でも選択できる
のような方向になるのではと思いますが、日本で初等教育受けられる環境というのは、ほんの一部の欧米のエリート養成学校のぞいて、かなりレベルが高いこと、かなり自由度の高い情報量の多い環境だと思っています。

確かにそういう優秀な帰国子女を多数擁する学校は
早慶上智の比率が格段に高くなるんでしょうね。
帰国子女だけ抜き出した数字とそれ以外に分類すると
各校の実力もわかりやすいかも知れませんね。