空き家の実家　どうしてますか？｜掲示板スレッド

それ。
外回りの人から、ご挨拶と共に案内の冊子が入っていたり。
金融機関のパンフレットを置いてあるコーナーにも『資産活用のお手伝いします』『あなたの不動産活かしませんか？』みたいな冊子が様々あるので、貰ってきて目を通してみるといいかも。

いずれにしても、各業者が、えびす顔で近寄ってくるのは、向こうにメリットがあるから。
負けないようにこっちも知的武装を。
例えば、FP３級から始めて宅建、賃貸不動産経営に関する各資格の勉強をしておいて損はない。
（自分の物件を自分で管理するには、資格は必要ないながら。しかし、面倒事も含めて管理は宅建業者に任せた方がいい。その場合も資格を持っていると専門的な話もお互いにすんなり通じる）
時間のあるうちにぜひ勉強を。

　リバースモーゲージは簡単に言えば、自分の住まいを担保にお金を借りて、それを老後の資金に充てる。最終的にそれを使い切ったら土地建物は銀行のもの。というシステムです。空き家の一歩手前さんは状況が違うと思います。

　まずはその土地にどんな建物が建てられるかの試算が大事です。用途地域と建ぺい率、容積率がどうなっているかで、かなり変わります。
　かなり大雑把ですが、住居地域の建蔽率60％、容積率150％、土地60坪としますと、1階床面積30坪の総3階建て、延べ床面積90坪となります。
　建築面積は36坪取れますが、総3階のほうが建てやすいので。
　鉄骨のアパートで坪80万として7200万が建築費。階段などもありますので各階10坪弱の1LDKか2DKが3部屋、計9部屋。
　1部屋月15万で貸せて月135万、年1620万の収入となりますが、稼働率80％として年約1300万の収入ですね。（駐車場が取れると思いますので、それも見込めますね。）
　7200万を金利2％で元利均等20年返済の場合、月の返済は364236円、年4370832円となります。
　大雑把に月100万弱の収入が得られることになります。
　確定申告をする（青色申告がいいです）ことになりますが、税金を払っても、老後の資金の心配はなくなるのではと思います。
　大雑把でいい加減な設定の試算ですが、どのような建物が建てられるかは本当に重要です。（公道にきちんと面していなくて再建築不可などということもありますので。）そこはきちんと確認してください。
　また10階くらいのマンションが建てられるような地域でしたら、等価交換の形で建設会社に建物を建設させて、そのうちの数部屋を建設後に区分所有するという方法もあります。等価交換ですので費用は発生しませんし、将来一部屋ずつ売却したり、部屋ごとに別の人が相続したりできます。
　信頼できそうな不動産屋さんか信託銀行などに相談してみてもよいかと思います。良い土地活用ができるといいですね。
　

入居者が取れるのかな。絵に描いた餅。

立地次第、それに尽きます。
ここで出ているのは山手線駅近く、他にも複数路線乗り入れする都内の便利な場所です。ご両親から受け継いだ古家がそのままになり現在空き家という状況です。
需要がなくて空き家というわけではありません。
検討段階で、住宅メーカーや銀行に損益分岐点の試算など詳しく出してもらえるでしょう。鵜呑みにする必要はありませんが、判断材料や安心材料になるのでは？