＜雑感＞みのもんた号泣「東大受験物語２０１３」を見て｜掲示板スレッド

先週NTVで放送された「東大受験物語２０１３」の録画を先ほど見ました。
ご覧になった方はいらっしゃいますか？
番組内で、この春、東大を受験した５人が紹介されました。

男子１⇒灘から東大理Ⅲ。お母様も医師で自分も医師になりたい、と。まあ妥当だなと思いました。

女子１⇒私立高から東大。妹が空手で日本一なので自分も日本一を目指したいという理由。東大は確かに日本一だけど、ゴールじゃないからこれから先も頑張ってとエールを送りたい。

男子２⇒被災地である宮城県の県立進学校から受験。地元の復興に一役買いたい、という動機は立派だけど、宮城県庁に就職を希望しているのなら東大じゃなくてもいいのでは？と思ったら結局後期試験で合格した東北大学へ進学。結果的には妥当と思う。

男子３⇒栃木県の県立進学校から受検。４人兄弟の長男として親に楽をさせたい、弟や妹の学費を将来自分が出せるようになりたいという志は立派だし美談に仕立て上げられていたけれど、本当に親を楽にさせたいのなら物価の高い東京で下宿するよりも地元の国立大学に進学したほうが良いのでは？結局浪人してしまっては彼の言う「親孝行」になるのかな。

男子４⇒男子というよりも５０歳を過ぎた男性。お笑い芸人をする傍ら既に何度も東大受験にチャレンジしている。最近は確かにお笑い界も高学歴になってきているので、どうしても話題性を狙っているように思えてしまう。将来日本を背負って立つ若者ならいざ知らず、既に社会に出ているいい大人に国費で勉強させるのってどうなんだろう。勉強したければ自費で私立なり公開講座なりではダメなのか。彼は結局仕事が入ってセンター試験を断念。合格して入学しても仕事を理由に休みがちになるのではないかと懸念する。


最近東大受験も年中行事のイベントの一つとして、猫も杓子も東大を身近に感じているように思います。もちろん受験するのは自由だけれど、上記の結果を見て思ったのは、やはり「どうして東大なのか」という動機や必然性が大事なのかもしれない、ということ。
「東大に入って○○がしたい」「○○をするために東大に入らないといけない」という若者にこそ東大に入ってもらいたいなと思いました。（もちろんそれに見合うだけの学力があるということも前提）