子どもの将来の夢｜掲示板スレッド

現在最高のバイオリン職人の一人と言われるのが菊田浩さん。
高卒でＮＨＫに努めエンジニアとして音声の仕事をしていた３５歳の時、突然バイオリンが作りたくなって一大決心をして４０歳でイタリアに渡った方です。
３５歳で修行を始めて、１６年で世界最高峰の一人に名前を連ねるようになりました。

弾いたことも作ったこともないバイオリン作りに飛び込んで行くとは、普通ならば絶対考えられませんよね。
イタリアに渡って、バイオリン職人になるために現地の高校に入学したのは４１歳の時。
高校卒業時の成績は主席だったそうです。

だからと言って、スレ主さんのお子さんも普通に就職してある程度してから脱サラして海外へどうぞ、などというつもりはありません。
菊田さんの場合は、おそらく３５歳になるまで、明確な目的は見えていなかったのでしょう。
お子さんの場合は、もう目的が見えているのですよね。

目的がある人は強いです。
心配は尽きないと思いますが、本人を信じて送り出すだけでしょう。
人生はうまく行かないこともつきものですが、うまく行かなかったらうまく行かなかったときに考えればいいのです。
先回りしてうまく行かなかったときのことを考えていたら、踏み出せない道があると思いますから。

その道でダメな時に、大卒ならなんとかなるかもというお考えのようですが、今の時代は新卒でも就職難の時代です。おそらく今後も改善するとは思えません。
たとえ難関大学でも大学卒業という肩書きだけで人生に保険をかけられる時代でもないですし、また学歴で成功を約束させる世界へ進まれるようでもなさそうですね。

しっかりした将来像が彼の中にあるのですから、二股をかけずに信じた道を進んでいけば良いと思います。

スレ主です。加えてお返事を賜りまして有り難うございます。菊田浩さんのお話は存じませんでした。とても共感を覚えます。

また、学歴で成功を約束される世界でもない話は最もだと思います。

何十年か経ったときに、本人が専門職の学校経営をするとしたら？講義をするのは大卒だろうか？とか、やはり大学が頭を過ってしまいました。いつ人生が変わるかもしれないので、人とのコミュニケーションは大事にして欲しいです。

本人は四大が可能なら行きたいけど、叶わないなら短大でも仕方がない。来年まで調べるそうです。少しの猶予があるので、頑張って働きます。