娘に自己中と言ってしまいました。｜掲示板スレッド

私は息子に毎日短足でか頭と言ってる。

パパのせい。

すでにお締めになっているので書き込みを迷いましたが、
最後に一度だけお許し下さい。

もうずいぶん前の作品で、
「ペイフォワード（PAY IT FORWARD）」という映画がありました。
ある不遇な学生が学校で
「誰かから受けた善意を他の誰か三人に返す」という
「善意のネズミ講」的システムを提案して・・・といった内容。

pay it forward は既成の言葉ではなく造語らしいのですが、
作品中では「（善意の）先送り」
という意味で使われていたと記憶しています。

（作品そのものについては、ここでは置いておくとして、）
「ペイフォワード」というこの言葉、
私の中での「子育て」のイメージにピタリと当てはまるのです。
親や周囲を様々に煩わせつつ育ててもらった恩を
自分の子に振り向けて返してゆく・・・というように。

ある時ふと思い出したこの言葉を、
自分の中でいつしか
子育てと結びつけるようになってから、
子供達との大小のゴタゴタを
日々抱えているのは相変わらずながらも、
私は、少し力が抜けて楽になったような気がしています。

自分も受けてきた恩なのだと、
自分に出来る限りを尽くせばいいんだよね？と
考えることができるようになったので。

どうしてこうなってしまうの！？とか
こんな風にしかしてやれなくて・・・とか
自分を追い込み過ぎて、かえって子供の方に
プレッシャーをかけてしまっているという事態は
かなり減ったかな？？（汗）

私見ですが、親子間にも相性はあるはず。
また、中二病罹患期は誰しも本当に扱いづらいですね（汗）

親がどうがんばってみても
息がピッタリとはいかぬ、
もどかしい関係しか築けない・・・
それは当然アリで、ある意味しかたないと思うのです。

本当にどうしようもない時は
たぶん子供の方も懸命にもがいている時だから・・・
「見守っているよ。がんばれ！」のサインだけ
さりげなく送って、
あとは美味しいご飯。
それでいいのではないかなと、今の私は考えています。

ペイフォワードの精神で、
自分が育つ過程で誰かから受けた愛や恩を
自分に出来る限りでいいから子供達に与えていく。

そして、なんとなくでいいから
それが子供達に伝わって、
いつかその精神を引き継いでいってくれたら・・・

現実にはいろいろあっても（苦笑）、
とりあえず今は前向きにそう考えて
目の前のゴタゴタを乗り切っていきませんか！？
お互いに（苦笑）。

締め後に長々とすみませんでした。
私が不用意に書き込みしたせいで
少しスレを掻き回してしまったお詫びも込めて、
思うところを書かせていただきました。

残暑厳しき折、どうかご無理なく心身ごゆるりとお過ごし下さい。
それでは。

しばらく覗いていなかったので、こんな暖かいお言葉をいただいていたとは！

烏頭さま、ありがとうございました。

拝読して半日くらい「ペイフォワード」という言葉を心の中で転がしていました。
すぐにお礼を！と思ったのですが、親身に書いていただいたように思ったので、
私のお礼も心からのものにしたかったのです。ごめんなさい。

とても心に沁みてきました。

今まで未熟な私は娘に優しくしたいと思っても
「それなら優しくされるような態度をとってよ！」
と思ってしまっていました。

そうなのですね。
私が今まで育ってきた中での恩を、娘に返していく・・・という風に思っていれば、
確かに娘の態度を受け流して優しくしていけそうです。
そして私はそんな風に育てられてきていたのですね。

鳥頭様が伝えたいと思ってくださったことが、
ちゃんと私が理解できていればいいのですが(^_^;)

でも、私なりに理解して、間違えてしまいそうな時には心の中で
「ペイフォワード」と唱えてみようと思いました。

本当にありがとうございました。