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投稿者: 波 (ID:gGvEdPUGepk) 投稿日時:2008年 06月 17日 13:40
他スレで、反抗的な子の母に対する他の投稿者の投稿内容を読み、スレを立てました。
育てにくい子を育てたことのない人には、育児の苦労は理解してもらえないのみならず、このような結果に至ったのは親のせいである、ようなことを言われ傷心している方々の、ほんの少しでも心が軽くなればと思います。
私も、自分の子供が反抗的な子一人だったら自分の子育てが間違っていたと思っていたかもしれません。しかし子供を複数育ててみて、子どもの育てやすさも育てにくさも、元からその子に備わったものである、とはっきりと感じました。
そして最近出会った
「子育ての大誤解―子どもの性格を決定するものは何か 」ジュディス・リッチ ハリス (著)
という本によって、そのことを確信しました。
この本の主題ではないのですが、作中、著者が二人のお子さん(娘二人)について少し触れ、『上の娘は親の導きを必要とせず(優れた子で医師になった)、下の娘は親の導きを受け付けなかった(ぐれた後に更生し、看護婦になった)』と書いています。
著者は、下の娘に対する自分たち(両親)の無力さ、影響力のなさを嘆き、かつ、同じ両親から生まれた娘二人が、かくも違ってしまったのはなぜかを考えたようです。
またこの本の中では、「育児というのは親から子への一方的な関わりではない。
子の態度によって親はその都度自分の行動を修正している。育児は親と子の共同作業である。」と言っています。
例えば、微笑んでくれる子に対して親は抱っこしたり頬ずりしたりするが、微笑んでくれない子に対してはその機会が減る、ということです。
従来の考え方では、「親が抱っこしたり頬ずりしたりしないと(しなかったので)、愛情不足で無愛想な子になる(なった)」と言っていたのですが、この本では因果関係は逆だ、あるいは不明だと言っているのです。(―本と表現が違っていたらすみません。)
前置きが長くなりましたが、育てにくい子どもをもった親のみなさん、どうぞこのスレで嘆きを吐きだしてください。
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【955649】 投稿者: 気になること (ID:Eu6ulTZGzpE) 投稿日時:2008年 06月 18日 15:46
うちにも育てにくい長男と、素直な次男がおりますが、先日ある人から気になることを言われました。
それは胎内環境が子供の性格に影響するというものです。
子どもがお腹にいるときに、母親が楽しい気分でいると自己肯定感の強い安定した子どもが生まれるが、逆に母親がマイナスの気持ちを持っていると自己否定感の強い、不安定な子どもが生まれるとの説明でした。
とっさに「そうなんだー」としか言えませんでしたが、実はコレがあたっていて、長男が授かった時は仕事が忙しく、子どもが出来た事に対して常にイライラした気持ちがあったのです。
過ぎた事は仕方ないけれど、「私のせいだろうなぁ」と猛烈に反省することもあります。
が、他の方も書いておられましたが、長男が中学生になってみると、自己主張が激しいと思っていた性格が自立しているに置き換えられ、甘えん坊で素直だと思っていた次男が自分では何にも出来ない依存型だということにも気づいてきました。
子どもの年齢によっても育てやすさ、育てにくさはあるのですね。
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【955830】 投稿者: 関係ない? (ID:e0DH2uF8nf2) 投稿日時:2008年 06月 18日 19:16
気になること さんへ:
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> 子どもがお腹にいるときに、母親が楽しい気分でいると自己肯定感の強い安定した子どもが生まれるが、逆に母親がマイナスの気持ちを持っていると自己否定感の強い、不安定な子どもが生まれるとの説明でした。
> とっさに「そうなんだー」としか言えませんでしたが、実はコレがあたっていて、長男が授かった時は仕事が忙しく、子どもが出来た事に対して常にイライラした気持ちがあったのです。
> 過ぎた事は仕方ないけれど、「私のせいだろうなぁ」と猛烈に反省することもあります。
>
我が家は三人の子どもがおりますが
上二人はとにかく楽しく妊婦時代を過ごしました。
でも、あまり関係ないように思います。
末っ子なんて、ほんとに上の子達を叱りながらの妊婦時代で
怒鳴り声を胎教にしてきたような子です。
でも、ものすごく愛想がよく人見知りもせず性格が良いです。
この子の笑顔に何度も救われています。
(上の子は全く逆で…(涙))
世間には色んな考え方があり、ことわざをとっても逆もまた真なり。
昨日まで「いい!」といわれていた事が「よくない!」なんてことあるでしょう?
ご自分を責めないでください。
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【956293】 投稿者: 相性? (ID:CyMaz0cEemA) 投稿日時:2008年 06月 19日 10:49
「育てにくい」とは、親から目線ですよね。
子供からすれば「育ててもらいにくい」親だってあるかもしれない。
たまにとんでもない価値観を持った大人に遭遇することがありますから。
兄弟それぞれもって生まれた性格はあるでしょうが、母親との相性または父親との相性によってもそれぞれの受け取り方が大きく変わるかも。
でも、親は長く生きている分、その経験と愛情を持って子供のいいところを受け止めて伸ばしてあげないといけないなと思っています。 -
【956328】 投稿者: 高みの見物 (ID:8ib8fxP1P/s) 投稿日時:2008年 06月 19日 11:33
ここに参加する人たちはほとんどが母親だから「親から目線」での物言いになってしまうのは仕方がないかも知れない。
でも、ROMしている中高生がいるかもしれません。
ROMしてる子供たちが、自分も「育て難い子供」って思われてるのかな?って疑心暗鬼にならないように願っています。
自分の子供が見ていなければいいのでしょうか?
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【956815】 投稿者: いろいろあります (ID:4p9jksVyr/6) 投稿日時:2008年 06月 19日 21:10
気になること さま
>それは胎内環境が子供の性格に影響するというものです。
育てやすい子と育てにくい子がいます。
二卵性の双子です。
胎内環境はまったく同じはずです。
でも、全然ちがうんです。
だから、お母さんのせいなんかじゃ、ないですよ。
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【956926】 投稿者: わが子に伝えたいが伝わらない母より (ID:f5OS7YJoGyw) 投稿日時:2008年 06月 19日 23:20
わが子に告ぐ。
あなたはあまりにも幼い。
周りの、あなたを信じ、助け、見守っている人間に対して
ほんの少しでも目を向け、
ほんの少しでも感謝の気持ちを表し、
そして自分の目の前のやるべきことから逃げないようになさい。
中学生にもなって、
勉強が嫌だ、
あれが嫌だ、
これが嫌だ、
と逃げてばかりいるんじゃない。
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【957076】 投稿者: 目から鱗 (ID:D9CNdwQgswU) 投稿日時:2008年 06月 20日 07:35
複数の子供を育てていれば、誰もが育てやすい・育てにくいと感じたことは1度や2度ではないはずですよね。
私も常々子供たちを見ていて、生まれながらに持っている資質について考えていました。
ただ、それを表に出してはいけない暗黙の了解があり、スレ主さんの紹介してくれた「子育ての大誤解―子どもの性格を決定するものは何か 」ジュディス・リッチ ハリス (著) をぜひ読んでみたいと思っています。
分かりやすいようにという理由から付けたスレタイだと思いますが、育てやすい・育てにくいは特定の親という限定ですので、私は親の想定内の反応する子・想定外の反応する子と捉えようと思います。
私の1番の子は、一見他人から見れば育てやすい子だったと思います。
1度も親を困らせたりすることはありませんでした。
しかし私から見れば反応が薄く何を考えているのかさっぱりわからないと思う事が度々あり、こちら側が気を使いながら子育てしてきたので、母性が働くことが少ない。。。私は母性が足りないのだと自分を責めることがありました。
一方末の子は、反対に気に入らないことがあれば所かまわず癇癪を起し、治まらないので人前で手を挙げたことが何度かありました。
本人はある程度自分が気に入らなかったことを表現したかっただけのようで、その後は嘘のようにケロッとしていました。
他人から見たら、この末の子は大変そうな子供と映るでしょうが、私にとっては非常に分かりやすく愛嬌があるため楽しい子育てです。
ただ、そういった親の感情もずっと永遠に続く訳ではなく、子供の成長と共に少しづつ変化して行くものだと思います。
反応が薄かった上の子は、自分の思っていることを主張出来るようになり親子の会話が増えました。
今は可愛い末の子は反抗期が激しく出てもう私の手に負えなくなるかもしれません。
ですから親は育てにくいとレッテルを貼らず、その都度わが子との距離感を時には離してみたり寄り添ってみたり調節すればいいのです。
その微妙なさじ加減が1番難しいですけどね(苦笑)
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【957367】 投稿者: 波 (ID:MSwRFOOC0RQ) 投稿日時:2008年 06月 20日 13:25
前回の自分の投稿がかなり後ろ向きだったので、もう少し前向きに、みなさんとの情報交換も兼ねて、育児本で一読の価値ありだったものを挙げてみます。
「男の子って、どうしてこうなの?−まっとうに育つ九つのポイント−」スティーヴ・ビダルフ著
この中で大いに賛同したのは、
『○○族では、男の子は14歳なると同じ部族の男性グループによって拉致され、イニシエーションの儀式を受ける。2年間の共同生活の後、母親の手に返され、母と子は大人としてよい関係を結ぶことができる。』
というところ。そういう機能が現代社会にも絶対必要だと思いました。
みなさんも、お勧めの一冊がありましたら教えて下さいね。
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