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【4708477】戦争ってなんだろう

投稿者: 有田   (ID:4h0IFQCC.MA) 投稿日時:2017年 09月 19日 14:19

朝鮮戦争の謎「ソ連の安保理欠席」スターリンの証言判明
朝鮮戦争(1950-53年)についてはこれまで、北朝鮮を非難する国連安保理に同盟国のソ連が欠席したことがナゾになっていたが、その理由は米国の参戦を誘導し、米国をアジアに介入させることでヨーロッパでの米国の力をそぐためだった、ということが明らかになった。
 これは韓国人の学者(金東吉・北京大教授)がロシアの研究者から提供された旧ソ連のスターリン関連極秘文書で確認したもので、韓国の中央日報25日付がワシントン発で伝えた。
 それによると当時のスターリン首相は開戦から2カ月後の1950年8月27日、チェコのクレメント・コトバルト大統領に送った極秘電文でソ連の安保理欠席の背景について「米国に安保理での(北朝鮮非難や国連軍派遣の)決議をしやすくしてやるためだった」とし「米国が中国や朝鮮半島に引き込まれれば、われわれがヨーロッパで社会主義を強化するため時間をかせぐことができ、勢力均衡で利益を得られるだろう」と述べているという。
 北朝鮮による韓国に対する武力南侵攻撃だった朝鮮戦争は、国際共産主義運動の一環として金日成が中ソの同意の下で始めた。しかし開戦直後、国連安保理でソ連が米国が主導する韓国支援の国連軍派兵に反対しなかったことが歴史的ナゾとして残っていた。
 中央日報は今回、スターリンの直接的な発言でその理由が明らかにされたのは初めてとしている。この極秘電文はロシア社会政治史文書保管所に保存され、その複写資料は米国の「ウッドロー・ウィルソンセンター」にも所蔵されているという。

スターリンが米に韓国戦争参戦を誘導していた…極秘文書発見
[中央日報 Joins.com 2008.06.25 14:27:20]

派兵しやすいよう、安保理拒否権を行使せず

 ヨシフ・スターリン・ソビエト連邦(現ロシア)書記局長が1950年、韓国戦争に米国を参戦することを希望、戦争勃発直後に招集された国連安全保障理事会にソビエト連邦が参加しなかったのも、米国の参戦を誘導するための緻密な計算であったことを示す文書が公開された。
 またスターリン書記長は中国も戦争に加担させることにより、米国と中国が韓半島に踏みとどまるを得ない状態をつくる戦略を立てていたことが明らかになった。
 このような事実は1950年8月27日、スターリン書記局長がチェコスロバキアのクレメント・ゴットワルト大統領に送った極秘文書を通じ、明らかになった。
 文書でスターリン書記局長は、この年の7月初旬に開催された国連安保理でソビエト連邦が国連軍派兵に拒否権を行使しなかったことに対するゴットワルト大統領の問題提起に対し「安保理で、米国が多数決決議を得られやすくしたもの」と説明した。またスターリン書記局長は「これによって、米国は韓国での軍事介入に巻き込まれ、軍事的威信と道徳的権威を失いつつある」と主張した。
 スターリン書記局長は特に「米国が韓国戦争の介入を続け、中国まで韓半島に引き込まれる事態になればどんな結果になるのか考えてみよう」とし「ヨーロッパで社会主義を強化する時間を稼ぎ、国際勢力の均衡により、私たちに利益を抱かせるだろう」と強調した。
 スターリン書記長の文書は、北京大学歴史学部のキム・ドンギル教授が2005年にロシアの3大国立文書保管所のひとつである社会政治史文書保管所(RGASPI)から入手した旧ソビエト連邦の資料(文書番号fond 558、opis 11、delo 62、listy 71?72)に含まれていた。スターリン書記局長が韓国戦争について開戦前後の国際情勢と、自分の戦争構想を具体的に言及した文書が公開されたのは今回が初めてだ。この文書はスターリン書記局長が米国の介入を懸念し、金日成(キム・イルソン)主席の南下侵略の計画に反対したという通説を覆す内容が含まれている。
 文書の最後に、スターリン書記局長は撤収した国連安保理にソビエト連邦が復帰すると言い「これは米政府の好戦的な政策を暴露し、米国が安保理を利用するのを防ぐために効率的だったからだ」と書かれている。
 スターリン書記局長は一級機密に分類された文書の保安維持のため、暗号名“Filipov”(フィリッポフ)を用い、プラハ駐在のソビエト連邦大使に「口頭で、ゴットワルトに伝えろ」と指示した。
 文書を分析し「ゴットワルト大統領に送ったスターリンの文書と韓国戦争の起源」という研究論文の執筆を終えたキム教授は「スターリンが戦争を認めた背景を含め、韓国戦争の起源を新しい角度から説明する文書だ」と話した。キム教授の研究結果は、キム教授が客員研究員であった米国のワシントンにあるウッドロー・ウィルソンセンターの「国際冷戦史プロジェクト」論文集に今月25日、発表される予定だ。

◇スターリン

 ロシア社会主義革命を率いたレーニンの後継者でソビエト連邦共産党の書記局長を務めた。1922年から亡くなるまで(1953年)、31年間にわたりソビエト連邦を独裁統治した。第2次世界大戦終戦後、米国と対立しながら冷戦の象徴人物となった。

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  1. 【4709134】 投稿者: 核の傘  (ID:S5.E9SQ8/uk) 投稿日時:2017年 09月 20日 00:06

    冷戦終結とともに歴史は修正される。
    戦後受けた近代史は修正されるのだ。
    スターリンが北朝鮮を生み
    中国が北朝鮮を育てた
    今自立した子どもを売るか
    守るか
    悩んでいるのだろう

  2. 【4709219】 投稿者: 戦前戦後蔓延るレッド  (ID:N9cfuPU0x.I) 投稿日時:2017年 09月 20日 05:51

    戦前のアメリカで共産主義者が如何に深く浸透して影響力を及ぼしその中の一つがルーズヴェルト政権の中枢で暗躍した共産主義スパイたちということだ
    戦後から現代のアメリカ社会でも、共産主義が跋扈している。その代表がフェミニズム、ベトナム反戦、ジェンダーフリー、移民政策・・・などへの影響である

    今これら抑圧的言論空間に対する国民の怒りが沸点に達しようとしているのだ
    それがトランプ人気を支えている。
    アメリカの保守派の間では、歴史の見直しが少しずつおこなわれている。



    特に「ヴェノナ文書」が公表されるようになってから、従来のF・ルースヴェルト礼賛史観を否定し、「ルーズヴェルトは共産主義者に操られた売国奴だった」という視点を共有し始めている。



    日本人も戦争を操っていたのは
    なりすまし帝国陸軍で正体は
    真っ赤な共産主義者だったことを
    最近の書物を読んで気がつくことになる

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