父親が飲食店をしたいと言う反対も聞きません。｜掲示板スレッド

　「お店を持つのが夢」程度であれば、やめたほうがいいでしょう。
　お店を開くよりも、お店を開いてから採算をあげて維持することが重要かつ難しいことです。
　採算をあげるとは、毎月赤字にせず、黒字部分から初期投資をなるべく早期に回収することです。
　そのために今大切なことは、立地やコンセプト、他の競合店にない有利性を明確にした、「勝ち組の方程式」（開業計画書）の作成です。
　

既に会社は定年退職していて年金暮らしで
不要不急の貯蓄から初期投資が出せるなら、いいと思う。
少なくとも。話は聞いてあげないと借金を作ってはじめちゃうかも。
そういう時、男は見栄を張って分不相応な店を持ちたがるので
失敗した時、傷が大きくなっちゃうかもしれない。

スレ主さんもお母さん（奥さん）も協力したくないならなおさら、
自宅を担保にしたり、虎の子の退職金や年金を持ち出しての事業では
健康リスクもある高齢者の起業には向かないと思う。

2坪くらいのスタンドでコーヒー一種類とマドレーヌだけくらいで
家賃以外の投資が最低限で済むなら、やってみれば？と私は思う。
老後の趣味に釣りや旅行に行くのと変わらない支出でしょう。
２年もやれば気が済むし、軌道に乗ればつづければいい。

全く未経験でうまく立ち回れるほど甘い業界ではないと思いますので、
まずは手弁当覚悟で気に入ったお店で半年から1年程度アルバイトすることから始め、
それを（本人が）渋るようであれば、「その程度で務まるわけがないでしょ」で終了。

そこそこ勤め上げた後で、幸か不幸かますます意欲的になったらそこで初めて具体的な事業計画に着手するくらいでないと、それこそ「金持ちの道楽」で終わりそう…。
高齢男性の趣味の店って、家賃が発生しない自己所有物件であってこそ成り立つと思うんですよ。家賃払ってまで採算が合う収益を確保するなんて至難の業だと思います。

とは申せ、高齢のマスター独りで切り盛りする喫茶店もありますから、その立ち居振る舞い、雰囲気の醸成（これが一番難しいかも）、体力、調理、気配りが自分に出来るか本気で考えてよ！アルバイト雇うなんて以ての外！と言いますね。

お父さんにドトールでバイトして勉強をさせてもらってくるようアドバイスしたら？

平安寿子さんの小説に、カフェ関係のリアルな内容のものがたくさんあります。
コーヒーもう一杯、という本がまさにオープンから顛末まで一通り書いてあります。

以下引用
結婚するつもりだった恋人にふられ、会社では大失敗。人生のピンチに陥った32歳の未紀は、勢いでカフェを開くことになった。
経験もスキルもなし、地道に働いて貯めたお金を全部はたき、借金までして資金繰りに奔走。
食品衛生責任者の養成講習会を受け、物件を探して改装し、食器や椅子や備品を集めて、メニュー作り。次々難題を片づけて、なんとかオープンしたけれど…。
失敗したって大丈夫!この本を読めばあなたも自分のお店を持ちたくなります!お店経営の実用情報も有り。お役立ち小説。

私は自分自身が定年後にはカフェのようなお店を持ちたいと思っています。
自宅の屋内にある駐車場を簡単に改装し、店にしたいんですよね。
打ちっぱなしの壁をそのまま使って趣味で集めた絵を飾り、何よりも自分が居心地のいい空間を作ろうと思っています。
だから収益なんて考えていません。
自分が好きな絵を眺めながら居心地のいいソファーに座って時間を過ごし、たまに来るお客さんには香りのいいコーヒーでも出すかな。
そんな私の老後の夢を、自分の家族も賛成してくれています。

スレ主様のところも、町屋みたいな感じでご自宅の一室を解放されてはいかがでしょうか。
それなら元手も少なくてすむんじゃないですかね。