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【1886523】昨日(10/16)の説明会

投稿者: ためいき   (ID:xsJ0DOw.C9c) 投稿日時:2010年 10月 17日 07:07

まだ子供が中学年なので文化祭を中心に参加しておりますが、
参加学年の指定がない説明会にも何校か参加しております。
昨日、学芸大学附属小金井中学校の説明会に参加させていた
だきました。

どうしても私学と比べて見てしまうところはあり、カリキュ
ラムや老朽化した施設で見劣りしてしまうのは予想通りでした。
校長先生の挨拶も学校の魅力を訴えるものではなく、「この場
にいらっしゃる方、全員を合格させるわけにはいかないので、
当校に理解のある方だけが受験してください」といった趣旨で
がっかりしました。また、各所に案内として立たせていた生徒
さんを中心に、覇気が感じられないように思いました。
(これは私の全くの主観にすぎないことですが)
国立といっても筑附や筑駒とは印象が違うのは、地域性や連絡
進学の割合、また進学者偏差値によるものなのでしょうか。
一般生の進学実績は素晴らしく、緑が溢れる環境下、志望校の
一つとして検討していただけに残念です。第一志望として進学
される生徒さんは少ないのでしょうか。昨日の説明会の印象も
含めて、参加された方がいらっしゃったらぜひご意見を伺いた
いと思います。

最後に、機器の故障や進行に問題はあったけれども、手作りで
一生懸命説明をされていた生徒会の生徒さんの笑顔に救われた
ことは触れておきたいと思います。

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  1. 【1886648】 投稿者: 率直な印象  (ID:fNmoiaVwh4Q) 投稿日時:2010年 10月 17日 09:34

     昨日、訪問した中の一人です。二人目の受験のために方々の学校を訪問しています。
     
     手間暇かけて、金かけて、日頃から宣伝になれている学校(国公私立を問わず)をご覧になった方が、学大小金井の昨日の状況を見ると、正直「お粗末な印象を持つな」という方が無理だと思います。
     
     学大小金井は、いわゆる「学校説明・公開」という形式では、年に1回、あのような形でしか受験生向けの情報を発信していません。
     
     高校が同敷地にないこと、幼稚園、小学校からの進学者が大多数を占めること、等々、他の学校との違いは様々あるかと思いますが、一番大きな理由は 「宣伝しなくても人は来る」 という現実なのではなかろうかと思います。

     授業内容、説明内容、いずれをとっても、「学校=教師」が保護者・受験生に対してアピールする気持ちは感じられない、ということです。うがった言い方をすれば、「来たければ来れば? 入学を希望する人間はたくさんいるから、別にあなた一人が志望をやめたところで、うちの存在はびくともしないし。」 というところでしょうか。
     
     感じ方は人それぞれでしょう。
     30年前の公立学校のような旧態依然とした外見と中身。
     あれで良いのだ、という人もきっといらっしゃるでしょう。

     いずれにしても、学校が、一年に一回、胸をはって堂々と、多少は準備をしつつも公開をしているのですから、訪れた人々が何らかの印象を受けたのなら、それは紛れもなく、それぞれの人々にとっての学大小金井の真の姿なのではないでしょうか。「そういう誤解は多い」というのであれば、他校のように何回でも見学、説明の機会を設けるでしょうから。(忙しいなかでも、手間暇、経済面でいろいろやりくりしている学校はいくらでもありますし)

     我が家の感想を一言でいえば、「ステレオタイプの模範解答を出せる子を養成している学校」「生徒と教師の間に大きな隔たりのある学校」「物事の本質まで掘り下げる手間はかけない学校」という印象を受けました。30年前の日本なら、これで充分よい進学校だったのでしょう。しかし、今の日本では、多額の交付金をいただいて「いったい何をしたいのか、どういう教育をしたいのか、どういう子どもを育てたいのか、その成果はどうなのか」ということがちっともわかりません。

     もちろん、良いお子さんもたくさんいらっしゃいました。むしろ生徒に心から向かわず黒板と文字に向かってばかりの教師と学校に失望しました。そうした学校、教師、生徒の悪循環なのかなぁ、と。
     
     地元の対策塾の先生らしき方が、幾人かのお母様方を引率して発言していた「英語の授業が発音がすばらしい」「子どもたちの発言が鋭い」「子どもたちがさわやかで他にはない」等と絶賛している声ばかりがむなしく耳に残っています。

  2. 【1886656】 投稿者: お言葉ですが  (ID:Y9/smqV36iM) 投稿日時:2010年 10月 17日 09:39

    多額の交付金なんてものはございませんよ。

  3. 【1886732】 投稿者: 学校の運営は  (ID:fNmoiaVwh4Q) 投稿日時:2010年 10月 17日 10:51

    国立の頃は税金として、国立大学法人となってからは名称「交付金」としてまかなわれているはずですが?

     ただで学校運営はできないでしょう?

  4. 【1886739】 投稿者: もう少しつっこんでいえば、  (ID:fNmoiaVwh4Q) 投稿日時:2010年 10月 17日 11:02

    国立の当時は「特別会計」、国立大学法人となってからは「運営費交付金」。
     
     国立大学法人の附属学校は、端的に言えば教師の給料や施設費、運営費が税金でまかなわれる「交付金」に頼っているので学費を安く(義務教育は無償に)できるのです。

     同じ教育を私立で行えば、私学に対する助成金で補填してもなお、相応の負担として、学費、施設費、その他諸々のお金がかかることは誰もが知っていることです。

     私学と国立の差は、質素な施設によるものだけではなく、交付金=税金に多くを依存しているということによるものです。

     もちろん、税金に依存していることが悪いと言っているのではなく、税金を使っているのならば、使った成果を、きちんとアピールすべきです。

  5. 【1886816】 投稿者: お金の出所  (ID:Gcgz.it.KY2) 投稿日時:2010年 10月 17日 12:38

     公的設立の独立系法人で働いている者です。学校関係ではありません。
    税金を使って事業をしているんので常に緊張感は持っていますが、一方で、以前働いたことのある民間とは全く違う難しさを感じてもいます。
     組織を設立するには元資が必要ですから、私立、民間の場合それを出資した人の財産や株主、組織等の存在が予めあるのが前提です。そこにはもともとの信頼関係や人間関係がありますから、そこを母体として安定的収入を得て、あとはどう外部資金(利益)を得られるかを考えるわけです。私学の場合は、この外部資金は当然在校生からの学費、卒業生からの寄付、国や自治体からの補助金(これ結構あるはずです)その他、そして受験生からの受験料、合格したが入学しない人の入学金などがあります。
    この受験料、入学金というのが相当の収入源です。
    知り合いの私学勤務者の話では、振り込みを使わない場合は、一時に大量の現金をさばかなければならないため、職員はお札を束ねている暇などなく、大きなポリバケツに万札をどんどん放り込みながら徹夜で処理をし、銀行員がそのそばで待機している、という時代もあったとか。
     良い悪いではなく、大きな私学になるとそれだけで数億という収入になりますから、私学にとって、「入試」はデパートにとっての年末商戦さながらの一大ビジネスチャンスだということです。入学しなくても、受験してくれる家庭がすでに「お客様」であり、その存在なくしては経営そのものが成り立たないわけです。


     一方、公的設立の組織の場合、設立の母体は国や自治体です。もともと株主や理事会といった本来的意味での出資者は存在せず、安定的外部資金を得られる関係もありません。そこで曲者なのが、この国や自治体、いわゆる「役所」というヤツですが、これが突然「財政悪化のため」予算削減をしたり、「事業打ち切り」をしたりします。もちろん民間の場合は経済悪化でだんだん業績が落ちたり経営改善を迫られるわけですから厳しさは同じですが、役所の場合は予算査定をする役人や説明責任を持つ所管部署の役人というある意味「一個人」の胸先三寸や見識、力量ひとつで予算額が決定されるという不条理さはあります。もちろん役所内での議論や、最終的には議会での承認という手続きを踏みますが。
     それでも国や自治体の直営の場合、問題があれば批判は直接役所にいきますから役所内でも手心はありますが、「独立行政法人化」したということは、「もうウチの子じゃありませんよ。問題があっても自治体は責任を負いませんよ。苦しくても自分たちで勝手に解決しなさい。」と役所が組織を突き放したということです。突き放したついでに、予算も大幅に削減したわけです。
     学校や図書館、病院、美術館や博物館、劇場や音楽ホール、公園やプールから地区センターにいたるまで等の「公共」サービスの多くが今そういう状態にあり、多くは、もともと利益を生むためでなく、「安く、良いサービスを提供するため」に組織作りをしているところですから、その中味は充実したものであったとしても、「お客集め」のための宣伝や「資金集め」のための人員確保はなかったりします。人材がいないというより「頭数」がいないのです。人員をそろえるということは人件費を増やすということですから。今こうした公的サービスでも窓口で私たちが相対する人はほとんどが正規職員でなく期限付き契約職員や派遣職員、アルバイトだったりします。もちろん公務員ではありません。待遇も違います。
     私は公的組織の良いところの一つは安定した待遇やステータスのため優秀な人材が集まりやすいところだと思います。中央官庁のキャリアなど東大ばかりですよね。悪いところはもちろん「官僚主義」ですが、個々人はきわめて優秀で、民間のように採算にしばられることがない分本質的事業に取り組むこともできました。しかしこうした末端の公共サービスの就労条件が悪化することで、人材が集めにくくなり、またあるところはバッサリ切り落とさざるを得ない、結局サービスが低下する、ということもあちこちで起こっています。良い悪いではなく、そういう時代に、そういう国に私たち国民がしたのです。
     そうした状況の一方、就労条件の安定ではなく、本来この仕事に使命感を持っているから、という気持ちで働いている人も大勢います。


     ずれた話を長々とごめんなさいね。
    学校の場合、職員構成は、ほとんどが先生で、事務職員、警備、技術員はごくわずか。教育の専門家である(あってほしい)先生に、営業マン、広報マン、環境整備から役所への膨大な書類作成業務などすべてが負わされている。必要と思われる予算さえ年々削減されている。
    そうした中で、失いたくない本質を保ち、無駄を省く、ということを、国立学校の方々は頑張ってやっていらっしゃるな、と私は感じていたのです。
     ですので、「率直な印象」「もう少しつっこんでいえば」さんの、・・・誤解を恐れずに言えば「納税者目線」とは違った目線のことを少し書きこんでみました。


      税金を使っていることに対する研究の成果発表は、受験生の家庭向けでなく、全国の教育指導者に向けた公開授業、教育研修、研究発表会等できちんとされているのでは、と思います。
     

     親としての私は、教育の中身さえしっかりしていれば、学校外の人に対するサービスはもちろん、設備も(いいにこしたことはないですが、設備ばかり豪華でなくても)あまり気にしません。
     ですが、生徒さんの様子や、カリキュラム、こちらの売りの一つであるテーマ研究等のレベル、授業の様子は当然気になります。
     ですから、その点で、疑問を持たれた「率直な印象」さんの、お気持ちは、大切にすべきと思います。
     ここではなく、別な学芸附属中の説明会に行って、素朴だけれどきちんと先生方の熱意が伝わってくる、と好印象を持ったので、同じ学芸系でも、学校によって違ったのかしら、と思います。
     親は、色々な学校を回って、生徒さんの発表を見て、考えるしかないですね。私学の良さももちろんあります。
     が、私は、国立の良さもある、そして逆説的ですが、その良さの中には「国立の良さを認めて集まる家庭の雰囲気」も含まれている、と思っています。


     長文失礼しました。なんだかトピずれで、あまりご参考にならなくてすみません。


     受験生の親としてお互い頑張りましょうね。

  6. 【1886877】 投稿者: 同感と思うところ、多々あります。  (ID:fNmoiaVwh4Q) 投稿日時:2010年 10月 17日 13:43

    >・・国立学校の方々は頑張ってやっていらっしゃるな、と私は感じていたのです。

     おっしゃるとおりと思います。
     後述のとおり、「学校による」とも思います。(また、これは国・公・私によらないことでもあると思います。)

    >・・税金を使っていることに対する研究の成果発表は、受験生の家庭向けでなく、全国の教育指導者に向けた公開授業、教育研修、研究発表会等できちんとされているのでは、と思います。

     これも同感です。
     ただ、子どもの「教育」機関としての側面も持っていることを考えれば、どういった教育方針で、現実、どのような教育を行い、どのような子どもたちが育つのか、というアピールも必要だと思いました。
     そうでなければ、子どもたちはただの「材料」でしかなくなってしまいます。
     
    >・・教育の中身さえしっかりしていれば、学校外の人に対するサービスはもちろん、設備も(いいにこしたことはないですが、設備ばかり豪華でなくても)あまり気にしません。

     同感です。
     無駄に豪奢(に見えるよう)な設備を備えて、学費や施設費をそれ以上に徴収する私立学校は論外でしょう。

    >・・親は、色々な学校を回って、生徒さんの発表を見て、考えるしかないですね。私学の良さももちろんあります。

     これも同感です。
     ですから、学大小金井の場合は、一年に一回の学校公開で、ほぼどの教室でも旧態依然たる黒板授業を延々と続けている状況しか見られない、また、教育に対する姿勢ということが語られることがほとんどなかったということは、「これだけで判断してくださって結構です」という学校側の一つの姿勢であったと受け止めています。

    >・・国立の良さ・・の中には「国立の良さを認めて集まる家庭の雰囲気」も含まれている、と思っています。

     同感です。
     私立でも、公立でも、国立でも、良いと思える学校もあれば、あれれと思う学校もあります。
     また、それは学校に何を求めるか、人それぞれでもあると思います。
     学大小金井が「悪い」と言っているつもりはありません。惹かれる方もいらっしゃるでしょう。
     個人的には(自分の子どもが、今の世代として過ごすことを考えなければ)、あの雰囲気は自分が過ごした中学時代と同様で、非常に懐かしく感じられ、癒されました。

  7. 【1886977】 投稿者: 始まりは  (ID:xghLUOWwKc6) 投稿日時:2010年 10月 17日 15:22

    部外者ですけれど、なんか過剰反応の感じが、、、
       
    「『多額』の交付金」の表現だけの話じゃないのかと。
       
    国立は独立行政法人になってから交付金減額の歴史があり、
    今年の春には更なる減額の報道がなされて、これでは大阪大や九州大の消滅なんていう話も、
    学芸の説明会にこられるくらいですから勿論ご存知かと思いますが、とにかく色々話題がありますね。
    確かこの学芸小金井小学校では、その為、教員削減を進めているんじゃないかと。
        
    実を言いますと、数年前にこちらの説明会に伺ったことがありますが(最終的には別の私立学校に進学しました)、
    教室内のベニヤで作られた各生徒のロッカーはさすがに見かねたPTAの寄付(寄付の言葉が正しいのか分かりませんが)であるとの話や、、、、その他PTAとしても学校運営の予算が減らされるなかの空調設置や体育館のペンキや校舎の補修の話など(PTAへの寄付金を是非お願いしますと会長さんが仰られていたと記憶)、、、、
    失礼ですけれどなんとも『貧乏な学校』とのイメージを受けました。
       
    校舎を回っても、教室の廊下側の窓にガラスが入っておらずベニヤに色を塗ったもので塞いでいたり、廊下にある書類棚は割れたガラスをガムテープで押さえたりしていて、、、、
    自分の子供の公立小学校(当時)はいたずらかなにかでガラスが割れてもすぐさま修理されるのに、と驚きました。
       
    正直、私なんかその逆で、良くこれで学校運営を、そしてあの進学実績を出していると感心しました。(少しかわいそうな気も)
          
    ですので、『多額』というその基準がどこにあるかのかと、と言うことじゃないんでしょうか。
    私学でも助成金がありますが、どの程度をお見込みなのか参考までにお聞きしたくなります。(自分基準は困ります)
       
    簡単に国立は無駄と言うこと、つまりアンチ国立と穿ってみてしまいます。(上のスレ文最後では前言を翻しているかのようですが)
    単純に説明会は自分の子供がどの学校へ進学したらよいかを見ればよいだけで、込み入った話はそれこそご自分で判断と仰られている通りのことと。(学芸の応援のつもりでレスされていたらごめんなさい)
       
    あと、国立の、この上の学芸附属高校の話は少なくともご存知と思いますが、進学のための受験勉強を期待する方はご遠慮くださいとの話はかなり知られているのではないかと思います。
        
    それより、
    私が私立も含め色々と学校の説明会回った時を思い出しますが、何故学校がここまで媚を売らなければいけないかと言いましょうか、よく言えばサービス精神でしょうか、まるで消費者を囲い込むような雰囲気に出くわすことが多々あり、逆に何かこちらが悪いことでもしているのかとの違和感を持ったことがあります。
       
    『生徒・保護者=お客様』の感覚をベースに持たれると、一先ず国公立系は理解できないのではないかと思います。
    (納税者の立場の声云々の話は、まるで現状の民主党政権の話とリンクしますので、そこまで及ぶと厄介ですね)

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