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【4698346】自立心の育ついい学校です

投稿者: 生徒の1人でした   (ID:pkhC6DuARTc) 投稿日時:2017年 09月 10日 22:23

この学校について不適当、または間違っている意見が多く見られたので書かせていただきます。

私は既に卒業していますが、内部進学で小中高と上がった者です。
まず、内部進学者はバカだという意見についてです。
これは、帰国子女の方でも同じことが言えますが、人によります。”内部進学者”と一括りにするのはおかしいです。帰国子女に比べ英語ができないのは当たり前です。附属大泉小では各季節に催される様々なイベント(和楽会、臨海教室、菊まつり等)があり、学年問わず交流する中で人前で発表することだったり、マイプランやフリータイム学習などといった特殊な調べ学習を経験していったため、勉強以外の面で他の小学校より経験になること、勉強になることは学んでいます。ですので、”バカ”と言うのはおかしいのではないかと思います。勿論勉強が苦手な生徒はいますが、帰国子女入試で入ってきた生徒でも英語以外勉強ができないというケースはたくさんあります。

次に、受験に向いていないという意見についてです。
まず、この学校が東京学芸大学の附属校だということを忘れないでください。受験に力をいれるような学校では決してありません。しかしその代わりに他の高校などでは得られないものがたくさん得られます。
そもそも受験勉強は学校での学習で足りるものだとは思っていませんが、他の私立高校に比べ確かに受験対策の勉強は全くと言っていいほどやりません。
あくまで附属校ですので、先生たちが様々な実験をします。自分たちが実験台に立たされてる実感も勿論あります。ですがそのような授業を無駄だと思った生徒は私含め周りにはいませんでした。なんでこんな受験に使わなさそうな勉強してるんだろうと思ってる生徒はたくさんいますが、みんななんだかんだやるんです。意欲的に結局は取り組みます。特に数学については全く教科書に載っているような学習方法ではありません。ですが、教科書に載っていないからこそ、自分で答えを見つけようと試行錯誤を繰り返すんです。この思考力もこの学校で養われたものだと私は思っています。
また、この学校は高3に上がるまで文理選択がありません。高2までは文系でも数学、物理、化学は必修でした。他の高校の友達に言うとびっくりされますが、私たちにとってはこれが普通です。むしろ、文理関係なく広く学ぶ方が私は大事だと思います。因みに高3に上がっても、クラスは文理ごちゃ混ぜです。
こういう制度なので、受験に強いところがいい!と思う方はこの学校は向いていないと思います。
一方で、その割には進学実績が高いです。そこに私は注目してほしいと思います。卒業生の私でも受験には向いていない学校だと言い切れるのに、進学実績がいいんです。2017年度は現役で東大4人、京大2人、一橋大5人、東工大3人、、と130人の中で私立だけでなく超難関国立大学への進学者が多いです。学校の勉強と塾の勉強を両立している生徒が9割です。また、実を言うと、早慶や国公立への進学は帰国子女が大半です。内部進学者は割合的に低いです。やはり受験科目の”英語”において圧倒的有利なのは帰国子女なのかと思います。またAO入試でラクラク入れてしまう生徒が多いのも実情です。

次に、学校名に国際が入っているが全然そんなことないという意見について。
私はそうとは思いません。
私が中学入学した時、正直タンクトップ1枚に短パンで学校来るような生徒と仲良くなれるのかと思っていました。確かに最初は内部進学者と帰国子女の間に微妙な空気があります。お互いがお互いを理解しきれてないんだと思います。この学校はお互い違う価値観、環境でも理解することができるといういい点があります。いじめなどにはつながらず、みんな受け止めるんです。私は6年間この学校で過ごし、価値観の違う人に対しても理解できる広い心が身についたと思いました。これは大学でてすごく感じましたし、すごいい心が得られたなと思います。国際色のある学校だったからこそ得られたものだと思います。
1学年の人数が少ないのもいい環境を作っていると思います。6年間過ごしていく中で学年全員が”家族”と思えるようになるんです。母校が大好きだと思うようになるんです。アットホームな環境が作れるのは帰国子女たちの明るくてフランクなところも大きく関わっているのではないかと思います。

話が逸れましたが、帰国子女は確かに多く、英語の授業も他の中学、高校のものとは比べものにならないくらい上のレベルのクラスもあります。非帰国子女の私はどうかと言うと、この学校の帰国子女たちに刺激され、留学経験ありませんが高1で英検準一を取得しました。これは紛れもなくこの学校に在籍してたからこそ取れたものだと思います。そういう意味で”国際”と名前があってもおかしくないのではと思います。

最後に、、、
この学校を卒業し、大学で出会った友達達に自分の高校の話をすると、びっくりされることがたくさんあります。1学年の少なさだったり、2年間第二外国語を学ぶ機会があったり、海外ワークキャップがあったり、母校愛が強すぎるところだったり、先輩後輩の上下関係がなくのびのびと活動ができるところ等、あげ始めたらきりがありません。
受験が全てではありません。確かに蔑ろにするのはおかしいですが、この学校は学校生活、附属校としての授業を重視してる学校です。ここで得られたものは大きく、私はこの学校で本当に良かったと思っています。
以上です。

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  1. 【4700118】 投稿者: 保護者です  (ID:0IdiDsRG4Lw) 投稿日時:2017年 09月 12日 12:54

    内部進学の子も帰国の子も、A方式の子もB方式の子もみんな頑張りやさん。

    一生懸命でひたむきな生徒が多いと思います。

    私も通いたかった…。

  2. 【4908134】 投稿者: これから6年間お世話になります  (ID:Ywq8SZ9APMg) 投稿日時:2018年 03月 01日 19:40

    子供が春からISSで学びます。親である私も夫も、この学校を知れば知る程に自分たちも通いたい!と強く思うようになりました。通える子供が正直心底うらやましい(笑) 実際に通ってる方から聞くと、私立のような手厚いフォローはないけれど、自分から求めれば様々な経験ができると。周りの友達に大いに刺激を受けて、6年間の学校生活を充実させて欲しいと願ってます!

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