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【1504617】【大学受験目標】公文式有効利用法の探求 その2

投稿者: インターエデュ・ドットコム   (inter-edu.com) 投稿日時:2009年 11月 13日 19:32

『【大学受験目標】公文式有効利用法の探求』は容量が限界に達してしまいましたため、
新しく『【大学受験目標】公文式有効利用法の探求 その2』を作成いたしました。

引き続き、有益な情報交換の場としてご活用いただければ幸いです。

前スレ【大学受験目標】公文式有効利用法の探求
http://www.inter-edu.com/forum/read.php?1302,870545

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「小学校 高学年に戻る」

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  1. 【1576301】 投稿者: TNG  (ID:oWE/.XeitJQ) 投稿日時:2010年 01月 18日 11:04

    まずひとつめ、量が質に転換する。

    ここでいう質への転換は能力アップとか、何らかの向上を
    意味しているものと思われます。しかし、実際にはこういう
    ことはないのではないか、と考えます。

    量と質の関係は、見かけ上次のいずれかになると思います。

    1. 量をすると、質的に良い方へ転換する。
    2. 量をすると、質的な転換はない。
    3. 量をすると、質的に悪い方へ転換する。

    まず1.について、この掲示板でもいくつか例があげられており
    ますが、質的に良い方へ転換する例というとき、常に考え、工夫
    し、試行錯誤をしながら量をこなしていくという姿勢がみられます。

    つまり、量が質へ転換するのではなく、質的変化が起きて、それを
    量をこなすことによって確実にしていくと考えています。意識の変化
    が起きないことには、どうにもならないのではないか、ということ
    です。

    勉強においても、量をこなすだけでは何も起きません。また、
    ほとんどの子どもはやらなくてはいけないから勉強する、という
    のが普通ではないでしょうか。分かりたい、もっと理解したい、
    という思いがないと、質への良い転換は起こらないでしょう。

    2.について
    大部分はこの2の範疇に入ると思われます。良い方への転換は起こら
    ないが、悪い方へも転換しない。こういった量をこなすと、ある程度
    理解したこと、覚えないといけないことの定着に役立ちます。
    よくある勉強法ですね。

    3.について
    同一レベルの問題を繰り返し学習するときに起こる可能性のある
    弊害です。

    数学を例にあげて説明すると、問題を解くときには一連の思考の
    流れ、手順があります。

    A→B→C→D→E→F→G→

    学習を続けると上記の流れが

    A→C→E→F→G→

    といった風に短絡化されてきます。
    この短絡化は、2つのパターンがあって、ひとつは必要なもので
    あり、もうひとつは絶対やってはならないものだと考えています。

    やってはならない短絡化とは、A→B→Cという手順からA→Cという
    手順を採用したものの、なぜA→Cとなるかは忘れてしまうことです。

    さて公文に戻ると、公文は同じプリントを繰り返しします。だから
    上記の短絡化が他の教材に比べて非常に起きやすいということでも
    あります。

    計算の途中経過を抜かして、いきなり答えを書きたいのが公文生の
    特徴でもありますね。それが非難される原因のひとつでもあります。

    公文の指導者の役割のひとつが、こうしたことに関係しています。
    つまり、意識の変化を促し、その芽がみえたら伸ばしていくこと。
    良くない短絡化が起きれば、それを修正していくこと。

    教室の差というのはこういうところに現われてくるのではないで
    しょうか。

    あまりうまく説明できてないですね。長くなるので、これぐらいに
    します。

  2. 【1576319】 投稿者: なる  (ID:gcJaXc6Aeas) 投稿日時:2010年 01月 18日 11:18

    「この板」が荒れるのを避けてるだけです。(苦笑)
    お隣のスレなら、スレ主でもないわたしが
    邪魔することはないのでご遠慮なくどぞっ!

  3. 【1576350】 投稿者: なる  (ID:gcJaXc6Aeas) 投稿日時:2010年 01月 18日 11:48

    TNGさん


    ありがとうございます。つづけてくださいませ。
    変な書き込みいれてゴメンナサイ。

  4. 【1576414】 投稿者: タント  (ID:adsyzSbggkQ) 投稿日時:2010年 01月 18日 12:48

    TNG さん
     
    非常に冷静に分析されていますよ。
    問題ないです。素晴らしいです。
      
    平たく言えば、ツールは優れていても、生徒が知的好奇心に
    溢れている。または、知的欲求に火が灯ってなければ良い
    結果は産まれない。と、云うことでしょうか?
    それと、形式に捉われないで基本を押さえる指導がなされて
    いる事が大切と考えて良いでしょうか?

  5. 【1576427】 投稿者: さくら  (ID:2zbQb9gbf66) 投稿日時:2010年 01月 18日 12:54

    TNG先生のお話は、否定的意見というよりも、
    客観的に公文を前向きに斬るって感じがしましたけど。
    面白いので楽しみに読ませていただきたいですね。


    こちらにおいでの公文父兄は成功例の方が多いはずですからね。
    多かれ少なかれ、1の部分があるから継続されているのでしょう。

    ただ、全体としては少数派だとおもいます。

    2の方は、惰性でしょうかね。
    ある程度まではそれでカバー出来るけど…という所でしょうか。
    ただ、世の中の平均学力を求めるなら、この用い方はありですよね。

    3はよく聞きますね。

    私が思うに、通常は1、2、3が色々な割合で組み合わさっているのではないかと思います。
    それが、「タイプ」ですよね。1の要素があっても、3の要素を秘めている子もいるし、部分的に
    2の利用法をしているケースもあるかもしれない。
    そして、このタイプを見極めて下さる指導者がいるかどうか。
    そう考えると、公文が合わないという子はあまりいないのかもしれないですね。
    指導者次第なのかもしれない。

    そして、どこまで伸ばす必要がある子なのか。
    公文に何を求めているのか。
    それも重要なのではないでしょうか?

    その辺は親の見極め、考え方も重要に思います。

    >意識の変化が起きないことには
    これは公文で起こることもあるのかな?無いとはいえないのかもしれないけど
    一般的には日常からなのでしょうかね。

  6. 【1576448】 投稿者: さくら  (ID:2zbQb9gbf66) 投稿日時:2010年 01月 18日 13:16

    追記ですが

    タントさんの仰る

    >知的欲求
    を公文に求めるのかな?
    というのも疑問ではあります。

    ただ、それ求められての入会も多いようには端から見ていると感じますが…

  7. 【1576477】 投稿者: タント  (ID:adsyzSbggkQ) 投稿日時:2010年 01月 18日 13:39

    さくら さん
     
    知的欲求は公文に求めても駄目ですよ。
    親の日常の躾の問題でしょう。
     
    TNGさんの仰ってる事は、公文に限らず一般化できるでしょう。
     
    公文は体系づけられた高額教材のひとつと捉えてもよい。

  8. 【1576489】 投稿者: タント  (ID:adsyzSbggkQ) 投稿日時:2010年 01月 18日 13:49

    学習に対する興味についてですが、 

    小学校までは、親の日常の在り方や姿勢に大きく左右
    されるかも知れませんね。
    中学受験で塾で才能を伸ばす子供は学習がゲーム化し
    ています。仲間同士での刺激もあるでしょう。
    思春期と云うか、自我に目覚めて人格形成されたあとは、
    本人の問題ですね。如何に自分に向き合えるかだと。

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