大阪医大への内部推薦｜掲示板スレッド

そもそも附属じゃないし

生徒・学生側のメリットに着目し議論を進めていらっしゃる方が多いように見受けられますが、その視点ではおそらく見えてくるものは相当限られるものと思われます。法人側のメリットに視点を移して考えてみると、いくつか考えられるでしょう。例えば、高大連携がスムースになることが挙げられます。これは文科省から求められていることであり、比較的早急に対応を要するところです。また、入試問題の作成・採点等に係る業務委託の可能性もあるものと考えられます。私立大学において入試は一大イベントであり、問題作成から採点に至る過程は頭の痛いところです。薬学部にしてもこれは同じことです。仮にそうした業務を請け負ったところで絶対に外部に情報は漏らさないと思いますが、同法人内であれば、ありうる話と考えます。他にもいくつか考えられますが、いずれにしても法人側のメリットが同一法人化のプライマリーな理由である可能性は、十分に考えられるというところでしょう。

生徒側にはメリットがないということですね。
川崎医科大学附属高校のようにほとんどそのまま内部進学ができるとは思っていませんでしたが、
せめて慶應の医学部内部進学くらいの枠はあると思っていたので残念です。
推薦枠に期待して入学するならやめたほうがいいということでしょうね。

医学部志望の在校生は、大阪医大の受験は視野にあるでしょうが、まずは国公立をめざしている人が多いようにも感じますが。

少なくとも大学側は昨年までの医学部の学校推薦枠をやめて、高校の推薦を必用としない内申と共通テストを用いた総合型入試に変更しているので、特定の学校から入学生をとろうとする方向からは離れているようにみえます。

現在の高校の校舎の土地は以前大阪医大の教養部の学舎があったところです。
中学高校のサッカー部の練習グラウンドとテニスコートは、大学の弓道場があった土地です。
大学からの協力がなければ、図書館を含めた中学高校の教育環境の整備は難しかったでしょう。
また、高校を中心に開設されている基礎医薬学講座は高大連携によって導入がすみなかになされたもので、推薦入試などの学業以外の実績として加点され得ますし、医学部受験における面接や小論文においてその経験は有用であると考えられます。
大学受験予備校ではそういった講座を設置しているところもあります。
学校法人としての連携のメリットは中学高校側にも確実にあるのですが、どういったレベルでそれをとらえるか次第のように思います。

子供の周りは国医を目指していて、そもそも大阪医大は自力で合格する力があるのではないかと言っていますし、大阪医大の推薦推薦と言っているお子さんもいないようです。
医学部を受験する人は高1までに大学との連携の講座を受けておくように言われていました。
また、共学化になり四天のように医大を目指す女子も増えるのかなあと思っていましたが、医学部、京大は同数くらいの印象ですね。
正直、学校側からの指導をみていても高大連携で大阪医大を推したいというより、男子校時代同様に京大を増やしたいんだなあと感じています。

ホームページで”総合大学”を名乗っていますが、そのうち生命科学部だとか農学部だとか理工学部、あるいは人文社会系の学部を新設する予定があるのでしょうか。だとしたら興味深いところではありますが。