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投稿者: まほ (ID:Nb79zC52Wzo) 投稿日時:2020年 02月 21日 22:30
欧州人の夫との間に今春から年中に上がる娘がいます。
二人はクリスチャンです。
夫は外見の違いから虐められることを心配し、カトリックの付属小学校に
行かせたいと望んでいます。確かに”神様のそばで学ぶ優しい子たち”という
イメージがありました。ただ、こちらでいろいろなスレッドを拝見して
いると、カトリックの学校にも色々問題があるようで考えてしまいます。
公立校や他の私立小学校とは違った雰囲気はありますでしょうか。
東京多摩地区に住んでいますので、具体的な内容も教えていただけますと
嬉しいです。地区限定じゃなくても嬉しいです。
ご存じの方、どうぞよろしくお願い致します。
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【5971443】 投稿者: 日本のカトリック学校へ行っても (ID:vJ/e/jKV/2.) 投稿日時:2020年 08月 05日 09:41
日本のカトリック学校に行っても、カトリック信者の家庭は、ほとんどいないです。
うちは珍しく「カトリック信者の家庭」でしたが、カトリック小学校に行っても、カトリック信者の家庭の出身の生徒はほとんどいないし、カトリック信者の教師も、ほとんどいないです。(カトリックのミッションスクール出身の教員はいますが、洗礼を受けてるかは謎です)
うちも通学した後、学校の様子を見て、愕然としました。
(うちの子供も「日曜日にミサを通ってるから、ミサの時に、神父様・シスターたちには会えるでしょ?」、「学校の中には、神父様も、シスターもいないから、教会の学校に行く意味がないよ」と言っていました)
神父様・シスターたちからも、「聖職者が高齢化しているので、ほとんど教職を引退しており、現在、教壇に立つシスター・ブラザー・ファーザーがいない」と言われました。(東京教区の若い神父様が、倫理の授業の講義に来られることがあるくらいで、うちの子供が通学した時は、学校内に、教壇に立つ聖職者の方がほとんどいませんでした)
「カトリック学校でも、いじめがある」、と行っても、教員もカトリック信者じゃないし、生徒もカトリック信者じゃない、(下手したら、校長・教頭もカトリック信者じゃないかもしれない?)、いじめが起きたとしても、生徒も教員も、信者じゃないです。
スレ主さんが日本のカトリック学校に疑問を持つのは正解で、「生徒にも、教員にも、カトリック家庭出身者がほとんどいない」からだと思いますよ。
学校の中に入っても、非信者の教員に、1日4回のお祈りの指導をされて、非信者のお友だちと一緒に唱えても、「・・・???」となると思います。(しかも、ラテン語の祈祷文でもないですし、ミッションスクールなのに、ラテン語の学習・ラテン語ミサなんか、全然ないです)
(小平のサレジオ小学校は例外で、校長先生がサレジオ修道会の聖職者の方なので、「ミッションスクール」として、しっかり機能してると思います) -
【5971471】 投稿者: スレ主さんの (ID:vJ/e/jKV/2.) 投稿日時:2020年 08月 05日 10:02
スレ主さんのカトリック学校への希望が、「英語教育」「第二外国語教育→フランス語など」「宗教教育」「いじめの回避」「中学受験・高校受験・大学受験の回避」のうち、何が優先なのか、交通整理したほうがいいと思います。
日本のミッションスクールで、外国人聖職者・日本人聖職者が高齢化のために教職から引退して、形骸化してしまって、機能していない学校がいっぱいあります。
昔だったら、「外国人聖職者が教壇に立っていたので、英語・第二外国語を習うことができた」、「日本人聖職者が教壇に立っており、宗教教育を受けることができた」、「教員も生徒も、カトリック信者の家庭が、一定数は在籍していた」という状態だったと思いますが、今は、もう形骸化していると思います。
クリスチャンであれば、付属している教会・運営している修道院に行ってみて、聖職者の方から、お話を先に聞いてみたほうがいいと思います。
入学しても、「教員も大半が信者じゃない、生徒も大半が信者じゃない」、「誰も信じてないのにお祈りの言葉を唱えていて、お祈りの言葉は、ただの独り言になってしまっている」、「形だけのミッションスクール」、「土地・建物のオーナーが修道会というだけ」という状態に陥っているミッションスクールに行っても、あまり得るものはないと思います。 -
【5971475】 投稿者: ? (ID:O4wSEcrlODA) 投稿日時:2020年 08月 05日 10:06
いくら歴史的にミッションスクールを標榜していても、
今ではカトリックの教えを、
「学校教育で道徳の場として活用してる」
そのくらいが実際です。
それが、カトリック信者が増えていない日本での、かつてのミッションスクールの現代の姿だと思います。 -
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【5971488】 投稿者: カトリック? (ID:SrqV5tev3kU) 投稿日時:2020年 08月 05日 10:15
ご主人がカトリックなのでしょうか?
カトリック=優しい子たちではないと思います。それはお母様の印象ですよね。
どんな学校でも意地悪な子や優しい子達たくさんいると思います。
子供達を小学校からカトリックの学校へ通わせて感じるのは、心に根付いているものに影響を受けている(良い意味で)と感じ、嬉しく思っております。
親に対しても勉強会(信者になる必要性なし)もあり、理解を深めることもできます。
もちろんそれはご主人、お嬢様の所属教会でも勉強できますが。
同じカトリックでも学校により教育方針などが違うので、ご家庭と学校の方針が合う学校を受験すればいいのではと思います。 -
【5971504】 投稿者: そうなんですよね (ID:vJ/e/jKV/2.) 投稿日時:2020年 08月 05日 10:24
日本は、「先祖供養問題」が発生するので、「ミッションスクールに通っても、洗礼は受けない」、「一人だけ洗礼は受けても、『家族全員で洗礼を受けて、神道・仏教の先祖供養を捨てる』ことは絶対にしない」なので、キリスト教信者が増えないんです。
スレ主さんが考えているのは、欧州のカソリックスクールのイメージなんじゃないでしょうか?(聖職者が教壇に立っていて、ラテン語教育、英語・第二外国語の教育のあるような)
(私が子供の頃は、そのようなカトリック学校がいっぱいあったので、日本でも、「カソリックのミッションスクールで、ラテン語ミサを受けて、英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語の教育を受ける」というのはありましたよ。パリ宣教修道会のフランス人の神父様に、ラテン語・フランス語を習ったりとか)
最近のミッションスクールでは、「外国人聖職者が学校の中をウロウロしていて、ネイティブ教師から、ラテン語・フランス語を習う」って、あまり無いのではないでしょうか。 -
【5971513】 投稿者: その通りです (ID:vJ/e/jKV/2.) 投稿日時:2020年 08月 05日 10:33
その通りです。カトリック社会だって、普通の人間社会なので、いじめっ子の一人や二人はいると思いますが。
「フランス・イタリア・スペイン・ポルトガルのカトリック国には、いじめっ子はいないのか?」みたいな話になってしまうではありませんか。
「宗教教育の効果で、倫理観が強いだろうから、いじめっ子なんかいないでしょ?」とおっしゃりたいのだと思うのですが、日本のカトリック学校は、信者の家庭は、ほとんどいないです。いじめっ子も、いじめられっ子も、非信者だし、止めに入る先生も非信者です。
みんなは「先祖供養」があるので、家族全員で洗礼を受けて、神棚・仏壇を捨てることは絶対しません。クリスマス・イースターに楽しく騒ぐだけです。 -
【5972913】 投稿者: 元保護者 (ID:4YsNIMMz3Oo) 投稿日時:2020年 08月 06日 14:40
子供二人が幼稚園から高校までカトリック校でした。一人は男子でしたので中学受験で男子校へ移りましたが。すべての機関で、校長先生は神父様であったりシスターであったり古くからの信者の方であったり。教員の方も信者の方、結構いらっしゃいました。(現在もまだ在籍なさっています)
そして、ご両親若しくはどちらかの親御さんが信者であるお友達も学年にそこそこ(10人程度はすっとお名前を言えます)いらっしゃいました。「ほとんどいない」と言う感じではなかったです。学校にもよるのでしょうかねえ。
私は子供たちをカトリックの学校に通わせて本当に良かったと思っております。勿論些細な事件や問題は色々ありましたし、他の宗教の学校や宗教の無い学校を知らないのでカトリック校が絶対とは決して申しません。また優しい子供ばかりが集まるとも言えません。しかしながら、優しさを醸成する風土、教育はしっかり根付いていて、そこで育まれた皆子供たちは大きく成長して卒業していったように感じています。
個人的な印象ですが、学校がどの修道会かによっても雰囲気は違うかもしれませんね。宣教、教育、青少年、等々、修道会によって中心に標榜するものはちょっとずつ違いますので、その辺を確認されると学校のカラーが浮き出てくるかもしれません。