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【2178814】腎不全の高齢猫 これからの過ごし方(長文失礼します)

投稿者: ねこきち   (ID:Bj2SrGyiA8k) 投稿日時:2011年 06月 24日 02:49

19歳の猫がおります。完全室内飼いで、黒缶まぐろとサイエンスダイエットを食べてこれまで病気なく長生きしてまいりました。
年とともに、スローになってきましたが、昨年の春先ちょっとおしっこが変になり、検査をしたのですが、問題ありませんでした。

このところ、痩せてきたし、水を多飲し、おしっこがものすごくでるなあと思っておりましたが、昨年あれだけ調子が悪かったのにどこも問題なかったので私が油断していただのかも知れません。
毎年夏に予防接種をうけているのでそろそろ病院行こうか・・・と思っていたら・・・先週から急にごはんを食べなくなり(興味がなくなり餌場にこない)水を飲まなくなり、おしっこもウンチもストップ。そんなことが2日つづいたので夕方病院に連れて行って血液検査をしたら「とても悪い状況です」ということでした。

クレアチン?の値が著しく高い(腎不全)アンモニア値が高い(尿毒症),etc体重も、昨年は7kgもあったのに、3.5kgしかありませんでした(半分になったのに、ちょっと痩せたなーくらいしかわからなかったバカ親です。)
エコー検査をしましたら、臓器に水が溜まって排出できない状態ということでした。それ以上の検査は、若ければCT検査ができるけど全身麻酔が必要なので高齢では無理。
なにより年齢が年齢で臓器がもうほぼ機能していないので、治療は見込めない(よくなることはない)、ということでした。

その日は、皮下輸液とビタミン剤、消化剤の注射をしました。
もう少し若ければ、入院治療をしたり、栄養点滴を一日かかりでする、ということになるが、うちの子の状態では、そこまでしても効果があるかはなんともいえない、というのでその日はやめておきました。
なにより、病院に預けている間に亡くなってしまったら、もう会えなくなってしまったら、、、と思うとお任せできなかったです。

今後の治療については、ご家族で相談してどの程度やるか決めてください。ということでした。
通院も、治癒が見込めないので、どれだけやったらいいかという判断は難しい、家族ができる範囲でいいと思う、と言われました。
とりあえず様子をみて2日後に再来院しますといって帰りました。

家に帰って、多少通院前よりは元気がでてきたように見えました。
そして、最盛期は8kgもあったので常にダイエットを意識して規定量のえさしか与えていなかったのですが、大好きなお刺身を買って細かく切ってあげたら1切れ半食べてくれました。それでも、以前の刺身に対する執念はまったくなく、すぐに食べなくなりました。
ごはん命の子で、朝はえさをくれとベットまで起こしにくる猫だったのに、もう大好きな缶詰、ささみ、刺身、興味がなくなりました。
これらがだめならもう食べられるものはありません。
前日の朝は元気がないながらも階段の上り下りをしていたのに、翌日にはできなくなり、後ろ足がつっぱれずひきずるようになりました。歩行困難です。

インターネットで、高齢猫、腎不全、おしっこが出ない、など検索していたら、絶望的な記事(今晩が山でしょう、3日以内に亡くなるでしょう、etc)しかあがって来ず、ぼろぼろ声を上げて泣いてしまいました。
YouTubeでは、これはどうなのか??と思いますが(っまあ見なければいいのですが)「腎不全の猫の無くなる1時間前の映像」「猫の○○チャン最後の姿」などがありました。人間だったら絶対掲載不可なんでしょうが、猫はいいの!?ちょっとショックでした。見なければいいのに見てしまい、もうすぐ亡くなるという猫のぐったりした様子が、まさにうちの猫と同じでした。目がうつろで、閉じることができないのです。
うちの猫のぐったりしている姿をみていたら、このまま眠ったまま逝ってしまうのではと思うと、外出もできませんでした。

インターネットで、奇跡の水なるものがあり「腎不全から奇跡の生還!!」と書いてあったので、即効注文してしまいました。
われながらばかだなあ、こういうのインチキ商法というんだよな、と思いましたが、水だから毒ではないだろうし、もうこれくらいしかしてあげられることが無いとおもいました。

翌々日、再度通院し輸液を入れてもらいました。
「輸液のあとは多少元気が言いようです」というと、家でもできるということなので、やり方を指導していただきキットをもらいました。
あとは、食事をしないので、強制食餌用のヒルズの栄養缶詰をいただきました。家に帰って缶詰を開けたら、興味を示し、ぺろぺろなめてくれました。やったー!!と喜んだ矢先に、ものすごい水だけの嘔吐をしました。1リットルぐらい出たのではないでしょうか。
先生に電話したところ「胃の中にたまり今まで排出できなかったにたまった水が一気にでてしまったんだろう」ということでした。
そのあと、しばらく静かに寝かせておいたら、こんどは痙攣を起こしだしました。もう、なにもできない・・・と思って静かに寝かせておきました。
このときはもう見取らなければ、という心の準備をしていました。

それから数日、輸液と強制食餌、そしてもう間に合わないかもしれないと思った「奇跡の水」が到着したので、飲ませはじめました。水は、少しずつですが、口に近づけてあげると飲みました。

明らかに状態が少しよくなってきました。
床にぺちゃっとねたきりだったのが、自分で好きなところに歩いて移動したり、1回は「あれいない?」と思ったら2階に上がっていたり、玄関を開けておいたら脱走しようとしたり、水場にいって水を飲んだり、おしっこも1日1回くらいだしてくれるようになりました。
名前をよぶと振り返って反応するようになり、人間のベットにも自力であがれるようになりました。以前は、床にのびて寝て、首もだらんとしていたのですが、普通にお座りする体制(エジプトのスフィンクススタイル?)もするようになりました。
先生が「首がしっかり起こせる力があればまだ大丈夫」と言ってくださいました。
家での介護、奇跡の水(笑)の効果かどうかは不明です。
元気はあるのですが、嘔吐は水が溜まってキャパを越えたらしてしまうようで2回目の大量嘔吐をしました。痙攣はもしかしたら見ていないところであるのかもしれません。私が見た限りでは2回起こしました。

多少よくなっているように見えてきたうちの猫。そうなると考えてしまうのが、今後どうしてあげたらいいのか?
このように「延命」させているのが猫にとって幸せなのかどうか?
もう食べる興味もありません。ねこじゃらしにも反応しません。痛いところはないようなのですが、先生いわく「相当だるくて動作がきついはず」ということです。

夫は、すぐにでも逝ってしまいそうなときは何もいわなかったのですが、少し元気になってきたら「少しでも長生きできるなら、病院に預けて入院させるなりなり栄養点滴したらどうか」と言います。また行きつけの病院のほかに、近くにとても有名で腕がいいが治療費がべらぼうに高いと評判の動物病院があります。そこでセカンドオピニオンでみてもらったらどうか、とも言っております。

最初の「高齢だからしかたない」とお別れの覚悟をしていたときは、考える余裕がなかったのですが、今は少し延命できるかもと、期待をもち始めた今。猫にとって最良の方法って何だろう、この子はどうしたら一番いいだろうか、とあらためて考えております。

もう十分天命を全うしたと思われる猫です。延命に対するみなさんのお考え、経験談、お聞かせいただけたら幸いです。長文お見苦しいく申し訳ありません。

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  1. 【5217299】 投稿者: みかん  (ID:xTOPUcamEG.) 投稿日時:2018年 12月 05日 23:41

    うちは16歳から腎臓の数値が悪くなり、もう5年近くお世話してます。元々、外猫ちゃんで、乳腺腫瘍もありますが、2年経過してます。この子の事情により、点滴も、薬も、療法食も無しですが、数値は最悪でも、なんとか普通に生活出来てます。毎日ベランダに出て、外の空気を吸い、日なたぼっこをしてます。まだ少し遊んでくれます。ご飯はペースト状にしたり、1日分の水分を取れる様、スポイトで飲ませたり、栄養が足りない時は液体のを飲ませたり、おやつや副食ばかり食べるので(嗅覚も落ちて来てる為)、吸着剤のサプリで毒素は出してます。実際、数値や年齢的に医者が諦らめても、復活する子は沢山います。その子に合った正しい処置と、手間や時間(お金 )をどれだけ掛けれるかと、残りはその子の生命力だと思います。動物が生きようとしてる限り補助し、苦痛を取り、その日が来るまで寄り添うだけです。例えば、癌などで痛み止めが効かなくなった時等、その子にとって辛いだけになった時に 安楽死の選択が出て来ると思います。動物も人間と同じ家族です。病気も老化も痴呆も当たり前。ただただ、不自由な所をフォローするだけです。

  2. 【5217384】 投稿者: もっちゃん  (ID:xTOPUcamEG.) 投稿日時:2018年 12月 06日 02:39

    私の行っている動物病院では「癌ならありますが、腎不全での安楽死はしてません。」とハッキリおっしゃいました。。腎不全は緩和ケアしながら、残された腎臓で 長生き出来る子も多いのです。私も我が子が腎臓病になり、慌てて猛勉強しましたが「数ある病気の中でも、腎不全は特に、手を掛ければ掛ける程、長く良い状態を保つ事が出来る病気」とゆう文章を見つけました。 私は仕事を辞め、我が子の徹底管理を始めました。水分量と食事、温度、うんちとおしっこと。うんちが出なければ、乳酸菌を。おしっこが少なければ、利尿作用のある物を与えて、出し。1日1日を管理、その繰り返しです。腎不全に一番大切な物は適切な水分量、それと毒素を出してあげる事。幸い今の時代は、動物用のサプリメントが揃ってます。家の子はそれでなんとかなってます。一時は毒素が溜まり、アンモニア臭がきつく、頻繁に吐いていましたが、今は数値的にはステージ4(BUN103)(電解質全て少しずつオーバー)を保ち、吐き気も無く、体重も3kgちょっとのまま、この数年キープ。好きな物を食べ、元気に頑張ってます。それと、猫ちゃんはストレスに弱い子が多いので、入院中トイレを我慢したり、ご飯を食べなくなったりする子は、自宅で診る方が元気になります。それぞれの生活や考え方があり、獣医さんですら、治療法も考え方も違います。その子の体質や個体差もあります。だけど、時間が許すなら、期限を決めてでもイイので、チャレンジしてもらいたい。病院も電話やネットで相談したり、セカンドオピニオンをしてほしい。人間だけが資料を持って行ったってイイのです。動物の復活力は人間以上に強いです。その子が生きようとし、諦めない限りは支えてあげてほしいです。。日本でも27歳まで生きた子が居るのです。その子を守れるのはあなただけです。

  3. 【5217429】 投稿者: ねこねこ  (ID:7l6jWZn5.TA) 投稿日時:2018年 12月 06日 07:07

    高齢ネコの晩年の様子、飼い主さんたちの心情が良くわかりました。

    年を取ればどこか臓器も悪くなるものですが、ネコは特に腎臓だと友人の獣医が言っていました。
    糖尿のネコも多く、インスリンを打つとか。

    それを考えて民間の保険には入らず、毎月ネコたちのために積み立て預金をしています。
    普通のミックスネコなので、若いうちはそれほどの病気にはならず、きっと晩年にお金がかかるだろうとの見立てです。

    そして日本で今一番の問題なのはペットの高齢化。人間の高齢化と同じ問題です。

    介護は深刻で、高齢犬の介護で心身共にまいってしまった友人を知っています。
    彼女は鬱になりました。

    現在も親の介護でしばしば気持ちが落ち込む今、我が家のネコたちが高齢化するのは約10年後。飼い主の私は更に年を取っているわけで、耐えられるのだろうか。
    人生100年時代。まさか親の介護と高齢ネコの介護が同時に続いていたら…(絶句)

  4. 【5217561】 投稿者: みかん  (ID:xTOPUcamEG.) 投稿日時:2018年 12月 06日 09:17

    本当にそう思います。今や動物も人間もまったく同じ病気に、そして抗がん剤や放射線治療、人工透析、輸血等、治療法すら一緒です。人間の総合病院さながら、猫専用病院もあり選択の幅が増え、ペット保険無しだと、かなり厳しくなってきました。私の住んでる所はピッカピカのおしゃれな病院ばかりで、ネットで皆様の言ってる金額の7倍だった事もあります。よく、土地代とかでも変わると聞きますが、都内より高いのには納得がいきません…。ワンちゃんの幼稚園とかもあるので、土地柄なのかも知れませんね。行ける範囲5ヵ所行きましたが、良い先生に出会えずじまいで、昨年は薬の副作用で毎日、発作を起こし、私も我が子も眠れず、死にそうになりました…。先生は副作用は無いと言い張り認めず、薬を止める決断が遅れ、共に無駄に苦しみました。鬱にもなりました。睡眠時間、疲労、今後の不安、この子を失う不安と恐怖。いつも頭の中がぐちゃぐちゃです。考えると頭がおかしくなりそうで考えない様にしています。けど、どんなに大変で辛くても、一緒に居れる時間は幸せで、嬉しい事もいっぱい起こります。常に癒やしてくれます。果たして、自分の親の介護でそう思えるのかは、自信は無いです。。今は、一歩一歩、支え合いながら、力を合わせて、1日1日を噛み締めながら大切に生きてます。歳をとった我が子が、こんなにも可愛く愛おしく思えると思いませんでした。本当に自分の腎臓をあげれたら…って、自分の寿命をあげれたらって思うばかりです。動物だって離れたくない気持ちはあるんです。

  5. 【6295029】 投稿者: みほ  (ID:0hIqIlUI3O.) 投稿日時:2021年 04月 10日 20:01

    家の猫も慢性腎不全と診断されてから3年になります。ご飯も食べてるからと油断してました。突然食べなくなり病院へ。体重が3.2㎏から2.3㎏まで落ちてました。私は愚かです。腎不全の体重減少は怖いと知ってた筈なのに。今は強制給餌と異変があれば病院で点滴してもらってますが体重減少は止まりません。三日間通院で静脈注射をして頂きましたが狭い檻に長時間同じ体制ですので家に帰ってから後ろ足が麻痺した状態でこれは駄目だと思いました。前より悪くなった感が否めない。トイレと水以外動こうとしない為、筋力低下ですかね。療法食と投薬とマッサージをし出来る限り側に居る。不意に涙が溢れますが前向きに私が出来る介護を自宅でしようと思います。喪う怖さと私の腎臓をあげられればいいのにと考えます。病気を治す超能力が芽生えないか真剣に考えたりもします。辛いですよね。

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