入塾、悩んでいます。｜掲示板スレッド

成基が一番と思うのはよそと比較してのことですか？
京都で展開している塾ですから地元の学校で実績があるのは
当たり前。別に成基の力で合格したというわけではないでしょう。
成基で同志社に通った子は大手進学塾でみっちりしごかれたら
もう1ランク上の学校に行けた可能性もあります。
大手の洗練された指導法、大量の宿題は伊達ではありませんよ。
「対策」していればその差を跳ね返せるという生易しい差では
ありません。

私も同意見です。
特に算数の指導法はお話にならないくらい稚拙なものです。
濃度･平均算→天秤算を知らない、数列→フィボナッチ？？？
倍数変化算・年齢算→比例式が使えない、規則性→パスカルの三角形、四角数？？？
等、浜・希では小５で学習済みの単元が、この時期になっても最短距離で出来ないですね。
これは最上位クラスの話です。
また、異様に宿題が少なすぎる、講習会の時間帯も短い、テキストの内容は志望校に焦点があっていない等、数え上げたらキリがないです。
だから、生徒の実力で合格しているだけで、講師の力で合格したのではありません。
老舗ということで固定されたファン層が多いのは認めますが、それにあぐらをかいている
気がします。
でも、洛星・同志社で良いのなら、そんなテクニックは必要ないのかも知れませんんね。

　うちも同じような状況で、近くの成基か遠くの大手かを思案中です。
志望校は洛星または高槻です。元講師さまやxday様のレスを読んでいると、通塾時間（往復1時間強）かかっても大手ということですよね。
　でももし成基に行った場合、テキストの稚拙さを、市販の問題集あるいは予習シリーズなどで自宅学習により補足する事ができないでしょうか。
　他の塾と比較したことがないのでいえるのかもしれませんが、「洛星なら成基」様のおっしゃっているとおり、6年からの自宅学習や睡眠時間の確保のことを考えてしまい、遠くまで通うことに決断できずにいます。
　xday様の「でも、洛星・同志社で良いのなら、そんなテクニックは必要ないかもしれませんね」という一節も気になります。
　成基から洛星　・・・　そんなに難しいのでしょうか。

大手の解法テクニックは市販の本ではなかなか学習できません。
たとえば算数で見た場合、東京出版の月刊誌、参考書はかなりの水準に
ありますが、力の5000題などよく知られた参考書類の解答は最先端とは
程遠いものです。自宅学習で補足というのはまず難しいでしょう。
成基から洛星に行くには上位10％ないしプラスアルファに入っていなければ
なりません。しかしたとえば最もハードなことで知られる希なら上位半分で
洛星の合格圏に入ります。事情が分かっていない方はその差を入塾時の
差としか捉えられませんが、実際はそうした差よりも指導法と課題量で
築き上げたまさに塾の実力によるものが大です。
まあ希は極端かもしれませんが、浜も同等またはそれ以上の実力がありますし、
最近は日能研も比肩しうる存在になりつつあります。

一連の投稿はちょっと成基に厳しすぎると思うし、明らかな事実誤認もあります。また解釈によってはだから洛星なら成基がお勧めともなると思いますのでもう一回投稿します。


まず明らかな事実誤認は上位10%αに入っていないと洛星に進めないという文面です。大体毎年100名が洛星に入学していて洛南50名、東大寺20-30名で女子もいます。日進であれば150-200位に入っていれば洛星に届きます。女子を同列に扱えませんが男子は小６一学年にざっと600名弱（日進で1000名ちょっと）だったと記憶しますので男子だけだと150位だと1/4、安全圏として100位だと1/6程度です。


次に確かに算数の教科書は日本語もしっかりしていないし、カリキュラムももう一つかと思います。また主幹講師がいなくなったのも事実です。しかし宿題が少ないのは歓迎すべきでしょう。それでも受験生は十分大変です。私の子供は数年前に受験しましたが、6年の夏くらいから本格的に勉強を始めて洛星に受かって、今も学内でいいポジションをキープできています。私の知り合いの方は塾にも行かさず、６年の日進で最初は底辺だったお子さまをお父様のご努力で洛星に合格させています。良くも悪くも洛星入学には過剰な努力は要らないと思います。逆に言えば塾のテクニックに乗っかって底上げした状態で志望校に受かっても後がきついだけです。一連の投稿を見て成基出身が洛星でよくできる理由が分かった気がします。長い目で見る余裕があれば多少の効率の悪さはかえってアドバンテージになるということです。


それから、他の塾では洛星が軽く見られている（確かに合格偏差値はそれほど高くないかもしれないから無理からぬところがありますが）ので、仮に思いがけずお子さまがいい成績をキープされていたら他校を勧められるとか、友達の影響で他校に志望変更してしまう可能性も否定できません。もし最初から洛星志望ならトップ層も躊躇なく洛星を選ぶ成基がお勧めでしょう。もし成基が今ひとつという場合は進学者の多い、馬渕、日能研の順に考えるのがいいのでしょうね。浜とか希は洛星志望には勉強過剰の上に塾の目が洛星に行っていないので、向いていないと思います。


まあとは言っても絶対、成基と言い切れないところが悲しい点です。東大寺志望なら私でも勧めません。

10%は事実誤認でした。申し訳ありません。

＞浜とか希は洛星志望には勉強過剰
先ほどの投稿とは逆の言い方になりますが、希ですら上位半分でないと
洛星に届きません。これで勉強過剰とは到底いえないでしょう。
塾の役割は極論すれば希望する生徒を全員合格させることです。その目標が
低いからこそ成基は大手に侵食されつつあるわけです。
　
＞浜とか希は・・・塾の目が洛星に行っていないので
両塾とも四条烏丸に拠点を構えています。塾全体では洛星に目が向いて
いないのはその通りですが、四条烏丸の男子生徒はボーダー上にいれば
(灘を受験する生徒以外は)ほぼ全員が洛星を受験します。特段に軽視
されているわけではありませんし、対策講座も設置されています。
　
使い古された「伸びきったゴム」理論から成基の良さをアピールされて
いますが、その延長線上でいえば自宅学習で洛星に通る子が理想的という
ことになります。実際その通りですが、そこに焦点をあわせると塾の
役割を論じることはできません。

浜では洛星は洛南の滑り止めの位置づけで、
洛星に入学するものは洛南専願の受験に失敗した生徒がほとんどだ
と聞いたことがあります。
（四条烏丸でも洛星に入学したのは数人とのこと）
洛星を第1志望にするなら、子供のモチベーションの意味でも
浜や希は向かないような気がします。

　しばらくパソコンを触っていない間にいろいろ情報を教えていただき、大変勉強になりました。
　やはり大手に任せるほうが安心ではあるようですが、それでは成基から洛星に合格された方は、もとからすばらしくできのいいお子様が多いということになるのでしょうか。
　洛星なら成基様のおっしゃるとおり、「絶対、成基」ではなく「近いから成基でなんとか・・」
という気持ちです。
　正直、「成基学園しっかりしてよ！」と叫びたい気分です。