灘中受験。迷っています。｜掲示板スレッド

合格実績を語るときの『灘コース』というのは
志望校別特訓を十三で受講した子だけではなく、
トップ合格〜だけを西北又はWEBで…、
秋からのベーシック灘を1科目でも…、
志望校別特訓をWEB又はオンラインで…、
など、灘対策講座を受講した子がすべて含まれていますよ。

他塾でも忍者やミラクルがありますからね。業界慣行から考えると許容範囲でしょう。

気をつけていただきたいのは、塾内での自分の立ち位置を考えるときに、『十三に来ていない宇宙人』も考慮する必要があるということです。

ミラクルは異質の講座だけど

そうなんですね・・・
8月末の成績表で60人ちょっとでしたから・・・

浜の忍者じゃないけれど、希にも忍者はいるんですね。
希の合格実績を信じていたのですけれど、まあ、そりゃそうですよね。

浜から希に6年から移動した子で今も浜の忍者に行ってる子もいるようですし、（自分でカミングアウトしています。）
純粋な結果なんてないんですね。

よく考えなきゃ。

実際に志望校別特訓を常に受けている子たちで
灘に合格するのは何人くらいなのですか？

プラスアルファがあるのは皆知っていますし
それはどこでも同じことではありますが、
そのプラスアルファが数人なのか数十人なのか

灘は合格してから学校生活を楽しめるかどうかを考えて受ける学校だと思います。
灘に来てしまったばっかりに、、、ということが無い様に。
でないと無駄に自信をなくす結果になります。
灘に入れば大抵は6年近く興味のある事に邁進します。
高３の夏あたり（東大、京大医学部だともう少し早いですが）にそろそろかなぁといった感じで緩い受験勉強を始めて東大ストレート等々。
そうなれない子はなぜ灘に？といった学校生活を送る事になります。（洛南や西大和などとかわらない）

先生方も言っていますが灘は学校であって塾ではありません。灘ですら過程です。
その子にあった学校に通うのはとても大切だと思います。

以前の資料によると、特例のお子さまは2,3人いたかな～という感じでしたよ。なので、ほぼ志望校別特訓に来ている子かと。
だいたいN0,1はまあ大丈夫でしょうと言われてますね。
今年はレベル高いらしいのでN2からもそこそこ合格するかもしれませんね。

ボーダー付近はgiftedってわけでもないですし塾力と先取りの成果です。灘神話みたいに書くのはどうかと思います。入学後は英語で苦戦する子も多く、コツコツやらないと浪人です。
キムタツ先生の近著をご一読あれ。
『灘校と西大和学園で教え子500人以上を東大合格させたキムタツの「東大に入る子」が実践する勉強の真実』

灘中学は進学する価値のある学校だとは思います。ただし、他校受験には無い受験に伴うリスクがあり、軽々しく他人に勧めることが出来ません。

一つ目は2日入試であるために、併願校に制限を受けることです。灘中受験を回避すれば、甲陽以外なら併願校を2校受けることが出来ます。
二つ目は入試科目の問題です。灘中は社会が試験科目には無いために、塾のクラスでも社会の授業が設定されていません。入試期最終盤での他校受験への変更が難しくなります。
三つ目が、灘中受験には多大な努力が必要ということです。塾の灘クラスに入るには小学校低学年から通う必要があることもありますし、またこのクラスは限られた校舎でしか開校されていません。そして小学生の後半を灘クラスから脱落しないことを第一目標として過ごさねばありません。
多くの犠牲を伴いながら灘中に合格できれば、それは子供にとって大きな成功体験になるでしょう。（この成功体験は少し大きすぎるとも思います。このことが将来に禍となることもあります。）しかし、不合格になった場合、子供の心に大きな傷となることがあります。実際にそのようなお子さんを複数見てきました。

私の意見は、決して灘中受験を目標にしてはいけないというものです。普通に通塾して成績が飛び抜けて優秀で、塾から灘クラスを勧められる場合は問題ないかもしれません。しかし決して無理な努力はすべきではありません。
無理せず灘中に合格する子供は、入学後も素晴らしい学生生活が送れると思います。