マルチリンガルを目指せる女子校
合う合わないありますか?
説明会などでこちらの学校の雰囲気はとても素敵だと思ったのですが、塾で相談したところ、こちらの学校は合う合わないが他の学校より顕著にでるのでよく考えてくださいと言われました。どういう意味か聞いてもわからず・・・。
少し気になったのが中学で抜けて他の高校に数名進学すると聞いたのでやはり校風に合わないお子様がいらっしゃるのでしょうか。(上の子は私立男子校に行っていますが、中高で抜けた子は一人もいませんでした)
どういうところで合う合わないがでてくるのか、是非教えて頂けますと幸いでございます。
穏やかな生徒が多く、おしとやかな子も活発な子も友達に恵まれてみんな楽しそうに過ごしているようです。コロナ禍でもオンライン授業の時も生徒にも(おそらく先生にも、)優しい対応で時間割も短縮だったり、そんなに宿題も多くなかったこともあり、高校進学時に抜ける人数は他の女子校に比べてかなり少なかった(5人もいない)印象です。
美術や音楽、書写、家庭科などの課題も本格的ですし、確かにバザーの作品作り(夏休みの宿題となる)など生徒はそれなりに大変そうです。大学時進学時に理系選択する子はわずかなので、理系や難関大学希望の子には(よほど意思の強いしっかりした子でない限りは)向かないと思います。少しでも上の偏差値にという保護者にも向かないように思います。
説明会や先生のお話から私が感じ取った、香蘭の向き不向きです。
香蘭が向くご家庭
・時代に依らない、この年齢層に必要な教育があると思う
・萎縮せずのびのび過ごして欲しい
・生徒が仲間だと思えることが一番
・人生・社会とは何か、どう生きるかを在学中に根本的に考えて欲しい
・とにかく学校が楽しい居場所であって欲しい
・それでも、勉強に関しては全科目一定の緊張感をもって取り組んで欲しい
香蘭が向かないご家庭
・時代に合った、学生スキル・社会人スキルを早めに身につけさせたい
・大会での成果など、他校生徒に胸を張れる実績を上げて欲しい
・切磋琢磨し、競い合って力を伸ばして欲しい
・大学進学、ひいては就職の選択肢を良くして欲しい
・部活でスポーツプロなどの可能性を探りたい
・大学進学は全く心配せず好きなことに打ち込んで欲しい
イメージと違い、おとなしいお子さんは多くなく、何事もまんべんなく器用にこなせる優等生タイプのお子さんに向いている学校だと思います。
このあたりは附属ならではでしょうか。
難しいことを求められることはありませんし、公立でも活躍出来そうな内申美人タイプのお子さんは楽しい学校生活を送れると思います。
個性的なお子さんは苦しいかもしれません。
スペシャリストよりジェネラリスト向きの学校と感じます。