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説明会に伺ったときには茶髪の子は1人しか出会わず、高校生なのかなぁくらいに思っていたので、今回の銀杏祭は衝撃でした。

確かに男の子はどの学年でも、それほどの派手さは見られませんでしたね。

とても多いと思います。

同級生で初めて染髪した子は、前期末考査で親が出した条件の成績を軽くクリアして勝ち取った、という話を子どもから聞きました。
基本的に染髪している子はわずかですし、そういう子は意外と成績の良い子だったり、普段の生活がきちんとしていたりするようで、子どもたちも「あの子は親が許すのもわかる」と思っているようです。

自らの生活や成績を律することができるのであれば、親として、がんじがらめに「絶対だめ」とは言えません。
彼らはきちんと考えて、染髪が必要かどうか、禁止される学校が多いのはなぜか、いろいろ検討して私たち親に訴えてきますので、親の方も、どうするのが今一番いいのか一緒に考えて決めています。

短絡的に「校則ないからいいよ！」というのはありえないですが、同様に短絡的に「中学生だからだめ」が通用するようには育てていないので、親子での深い話し合いをして決めている家庭は多いです。

受験生のお子さまやそのご家族の皆さまのご意見は至極真っ当でその通りだと思います。
楽しみに来られたのに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
3年ぶりの一般公開ということで空回りしている部分が多々見られました。
本当に生徒主体で、先生方も見守りだけなので、体育祭や銀杏祭が時間通り行かないのにはもう慣れておりますが(苦笑)
外部の受験生親子の方はご存じないことなので、その辺の対策は今後の課題かと思います。

あとお化粧や派手な格好の女子ですが、もちろん在校生の場合(やはり体育祭と銀杏祭時は日頃より髪染めや派手さは増すのは事実で、この時だけという在校生も多いです)もあったかとは思いますが、卒業生の可能性もあります。
上の子の中高一貫校と比べて、卒業生の来場の多さに驚かされます。
東大附属生や卒業生は他の中高一貫校よりも多分母校愛が強いように思います。
校内のあちこちで卒業生に囲まれて談笑している先生方が見受けられましたから。

我が子は後期生ですが、入学時は前期生には制服もあり規制もあったので、今の前期生から髪染めOKにはやはり最初は抵抗ありました。
髪染めや服装も他人に不快感を与えないことがルールだったかと思うので、不快感をもたれた時点で本来はアウトですが。
個人的には私服は大歓迎ですが、髪染めは大学生からで良いのにとは思います。
親の想いを知っているからなのか、幸い我が子は黒髪スッピンで髪染めしたいとは言い出さず、これは各家庭の考え方次第かと思います。
ただ我が子いわく「人それぞれで良いと思うよ。自己責任だし、みんなプレゼンして親の了解得てやってるんだから」と他者を尊重しつつ、自分の意見もってところが東大附属らしいなぁと感心してしまいます。

今回の銀杏祭は完全私服になって初めての一般開放で、コロナ禍でベールに包まれていたものが目立った形ではありますが、お祭り騒ぎでいつも以上にオシャレして派手な印象の子も、裏方で校内走り回っている子も、頑なに旧制服を着続ける子も、部活出し物で真面目に説明している子も、いろいろな子達が共存できる学校だなぁと3年ぶりの銀杏祭を参観して改めて感じました。

生徒同様、保護者も東大附属カラーにすぐ馴染む家庭が多く、第三者から見るとのびのびを履き違えていると思われることも多々あるかとは思いますが、それも含めて東大附属なのかなぁと思います。
私自身、前期生途中で制服が無くなり(その過程で夏はポロシャツ期間だった時もあり)、制服もポロシャツも買ったのにと面食らいました。
制服だけでなく数少ない校則もほぼ無くなり、ある程度の高偏差値校ならそれもアリでしょうが、東大附属でそれをやって良いのかと内心今でも思っています。
他にもいろいろ？と思う場面に遭遇しますが、学校を信じ子供たちを信じ、保護者会時に他の親御さんと話して共有して納得している状況です。
ただ我が子はほぼ皆勤賞で通っているくらい東大附属が大好きなので、今後またとんでもないルールが出来たとしても親子で受け入れるんだろうなぁと思います。

良くも悪くも本当にのびのびと自由な学校です。
毎年ルールが変わってしまうかもしれない学校です。
いろいろな髪色、いろいろな服装な生徒がいる学校です。
お勉強もする子としない子が存在する学校です。留年することもある学校です。
進学校でないので先生方も親が思うほどお尻を叩いてはくれません。
等々、受験生の皆さんやそのご家族はそれらを吟味したうえで各ご家庭で判断してくださいね。

我が家はわりと放任ですが、子供の方が自分を律していますね。
卵が先か鶏が先か？
せっかく私服なのだからもっとおしゃれをしてほしいくらいなのに、髪も絶対に染めたくないそうです。服装もごくシンプル。
自分の若いころを鑑みても、一度くらいは派手にしてみたい気持ちはあり、メンテの大変さから戻しました。
この『一度』が気軽にトライできる点が、万事において気に入っております。

東附に入学できて良かったと思う点は、保護者の方々の大らかさもあります。
どの方とお話しても変なマウンティングをされることもなく、楽しくお話できます。
校内を事前に見ることで受験を見合わせるご家庭もいらっしゃると思いますが、そのほうが双方にとって良いかもしれませんね。

個人的には普段と違い銀杏祭で派手にするのは、全然問題ない、と思うのですが、いろいろなとらえ方がありますかね。

たとえ文化祭でももっと律した方がよい、という考え方ももちろんあると思うので、よくご検討してみてください。

他の保護者さんの考えまでは存じませんので、多いかどうかは存じません。
決定機関ではありませんが、生徒・教職員・保護者から成る「三者協議会」という場もあります。年に数回開かれ、全ての保護者が参加でき、テーマを出すこともできます。2020年の前期生制服廃止の際にも「制服」をテーマに話し合っています。
生徒達が考え抜き、三者の意見も聞いて話し合い、学校が承認したルールですので、それを見守るのが保護者の立場かなとは思います。「放置」と言われてしまえば………おっしゃる通りかもしれませんね。
ただ、うちとしては、保護者としての在り方や胆力も試されているような気もして、むしろ（管理型の学校より）きついようにも思えています。

文化祭での髪染めの話が興味深かったので我が子に聞いてみましたら「（私たちの場合)髪色については事前に相談し、自分たちの出し物には合わないのでやめようとなった」という回答でした。つまり、演出の一環として染めていた生徒たちも逆にいたのではないかと。

個人的なお洒落というよりも自分たちの作品演出のひとつとして髪色や服装を考え相談するなんて、いかにも東大附属の生徒たちだなあと思いました。

学校が掲げる教育目標「未来にひらく自己の確立」の5つの力のひとつにも「身体・表現の力」とありますものね。表現とは何か？ 生徒たちなりに考えた上での髪染めなら、個人的にはアリなのではないかと考えます。

銀杏祭等のイベント時だけ派手にオシャレする、と聞いて安心しました。
地元の中学校には外見も素行も派手に振る舞う生徒がいて、我が子はそれが苦手なようで、東大附属の自主的協働的な校風に憧れを抱いていたのですが、銀杏祭での茶髪メイクにちょっと引いてしまったようで「ヤンキーばっかりいる…」と怖がってました。
私服に茶髪メイクなら大人っぽく見えてさほど気にならなかったのかも知れませんが、制服ファッションに茶髪メイクだったので違和感があり、ヤンキーと勘違いしたようです。
見た目で判断しては駄目だと教えます。
年に一度の銀杏祭ですから、みんな弾けて楽しみますよね。
もう一度、よく話し合ってみます。