中学受験の偏差値と高校受験の偏差値の相関性について｜掲示板スレッド

偏差値というものが何なのか調べてみましょう。自ずと答えが分かりますよ。

高校募集がある中学の場合、高校から入るのに人気がある学校か、無い学校かで、偏差値が上下します。

中学からはそこそこ受験生を集められる学校でも、別学だったりすると、高校からの受験生は激減します。なぜなら、親の先導による子ども時代と違い、高校受験生は自分自身のシッカリとした意思で高校を選ぶようになるからです。
それで別学の学校は、偏差値も下がってしまい、高校募集を止めざるを得ない憂き目に遭っているというのが現状です。
高校募集の存続はしていても、全入に近いか、定員割れという事もありますので、一度、高校受験の過去の入試結果を見ておく事をお勧めします。

中学受験をする人のほとんどが小学校ではトップクラスの層にいる。
その優秀層の中での模擬試験で出てくるのが中学受験の偏差値。

高校受験の模擬試験はトップクラスから下位まで全ての層が受験。その中での偏差値が高校受験の偏差値。

なので、だいたいの学校が高校受験偏差値の方が＋10ぐらいにはなりますね。
その上、中高一貫校で高校受験のない進学校もたくさんありますので、数少ない進学校＋高校受験ありの私立はさらに高校偏差値が上がる傾向にあります。

A中高の中学受験時の偏差値54→A中高の高校受験時の偏差値65
に対して、
B中高の中学受験時の偏差値54→B中高の高校受験時の偏差値70
中学では同じ偏差値なのに、高校になると開きが出るのは何故？
という質問ですよね？

高校はどれだけ人気があるか、という理由によると思います。
中学受験では人気校でも、高校受験ではサッパリ。
もしくは、他の私立や公立の抑え校で第一志望はほとんどいない、という事はよくあります。

高校受験では、私立は、大学附属などは第一志望の人が多く、実質倍率も偏差値も高いですが、進学校はあまり人気がなく、第一志望は少ないです。
中高一貫の6年間の教育を享受するなら価値があるけど、3年間では中途半端だと考える人が多いからです。

中学受験における日能研摸試とは、たぶん首都圏中受生2割のうちのさらにその中の何割かの生徒が受ける模試でしょう。

高校受験ですと、首都圏では、vもぎとかwもぎなど、公立高校全体対象の受験生が受けるもの、神奈川摸試など神奈川県用、駿台摸試などの高レベル難関校向けの摸試とかあります。

駿台摸試の偏差値などですと、難関向けの摸試ですので、わりと中学受験向け用に近いところがあるのかなと思います。

それ以外の場合は、中学生全体のレベルの人が受けると考えたら、上位校は高めな偏差値が出てきますね。
公立高校が100あれば、50番目くらいが真ん中近辺という感じでしょう。

母集団の違い。

母集団が違えば

偏差値70より偏差値50の方が優秀ということもあり得る。

よって偏差値よりそのテストを受けた集団の違いを知ることの方が重要。

様々な同趣旨のスレで聞かれ都度返答される方がいるのに、なぜどこの模試偏差値か書かないのでしょう？

同じ子供に同じ模試を受けさせた結果でないと同時に語るのに無理がありますね
中学受験組の大半は高校入試模試など受けませんし

暗にどちらの入学層がより高い学力を持っているかと聞きたいのであれば、中入と高入の出口比較スレを参考にされればよかろうと
実際のところは全国同学年が受ける小6テスト、中3テストの各人の立ち位置を確認できないと無理ですし、確認できませんよね

ちなみに日能研の偏差値54を確認しましたが、全国レベルの超難関を除いたいわゆる地域のトップ校です

このレベルの学校はほとんどの場合、中学入学組のほうが学力が高いようです
むろん、人による、です