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【5114684】テスト問題のやり直し

投稿者: WK   (ID:U.SyOSMnUtI) 投稿日時:2018年 09月 14日 16:57

小4から進学塾に通っている小6の息子がいます。ずっと成績が悪くて、四科偏差値は未だにY40未満です(算数だけY48)。何度も受験をやめようとしましたが、8月から少しやる気が出たため、悩みに悩んで出した結果はこのまま受験したいと思います。

夏休みが終わり、塾での志望校特訓が始まり、過去問演習講座も始まりました。週に数回の集団授業があり、週末の志望校特訓、過去問演習、テスト、時間が足りません。残りの4か月で少しだけ(無理と言われるかもしれませんが、希望は偏差値を10-15上げること)偏差値を上げて、中堅校に進学したいと考えています。

ここで質問です。
経験のある方、お子さんの成績を上げられた方のご意見を伺いたいと思います。

1.模試、合不合のテスト直しはどこまでやりますか。算数と国語の知識は必須と考えていますが(Y50までの問題だけやり直しています)、四科は全てやり直しますか。間違いが多く、理社のやり直しに時間がかかっています。やり直しより基礎となる四科のまとめの暗記だけ進めたほうがいいですか。

2.過去問演習の間違い直しは模試のやり直しと同じでしょうか。もっと徹底的にやったほうがいいですか。やり直しせずにただ新しい過去問をやるには意味がないと思っていますが、塾の過去問演習に欠席してしまうと担任の先生に嫌味を言われる気がします。

3.9月から塾の授業は総復習に入っていますが、宿題より普段のテストやり直しを優先すべきでしょうか。宿題も基本問題のため、やってもらいたいですが、やはり時間が足りません。

4.集団塾をやめて、個人指導に切り替えたいですが、今からだとどうかなと思います。何かアドバイスがありましたら、お願いします。

よろしくお願いします。

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  1. 【5116337】 投稿者: ゴルゴ13  (ID:kabL6WJpUTk) 投稿日時:2018年 09月 16日 09:46

    > また、受験対策は出来ないのにお客さん扱いで「大丈夫ですよ」というところも多くあります。見極めが大切です。


    9月からでも10〜15足りない案件の引き受け手があるとは、この業界の懐の広さを改めて感じさせてくれる。法務がしっかりしている会社さんは、やっぱり凄い。

  2. 【5116438】 投稿者: もっと聞きたい  (ID:OYKMUnBVV2A) 投稿日時:2018年 09月 16日 11:16

    panda さま

    すごく詳しいお話で、これは実践できたら素晴らしいとは思うのですが
    母親の管理能力が足りない家庭はどうしたらいいのでしょうか?塾の過去問演習だけでは、差がつかず個別に任せたくとも、バイト講師のトライ&エラーに付き合う時間がもったいないし、もう4か月しかない!この時期は誰もが焦る時期です、、。

  3. 【5117140】 投稿者: panda  (ID:jUp.eSPILas) 投稿日時:2018年 09月 17日 01:13

    上記内容は、ご家庭で取り組むことを想定した簡略型の説明です。

    実際にこちらでの練習の一部ご紹介します。
    通常、夏期講習で全範囲の確認を終わらせておきます。
    過去問練習には、3校〜4校分の過去問が必要となります。
    1校分の練習は4週間、冬休み前までに3〜4校分練習します。

    過去問をコピーします。市販の過去問集の場合、見開きでA3にコピーし、山折にしてホチキスで1回分ずつ綴じて製本します。解答用紙もコピーします。解答用にA4〜A3まで、縮尺を参考にして拡大コピーします。さらに、管理用に解答用紙をコピーします。二穴ファイルに整理するならA4、まとめてホチキス綴じするならB4がいいと思います。過去問は、直近の1回〜2回分を保管しておき、その他の8回分を練習します。保管しておくのは、冬休みに初見でチャレンジして、手応えを見るためです。

    では、ここから練習に入ります。
    1週目・・・8回分の問題を解きます。出来なかった問題は解説をします。1週目は算数のみ解説します。
    2週目・・・理科・社会の解説をします。すぐに算数・理科・社会の復習を始めます。
    3・4週目・・・2回目・3回目・4回目の解く作業。間違えた問題はその都度復習(必要なら再度解説)をします。
    3回連続正解するまで繰り返します。3回連続正解したものは、練習の対象から外します。
    ゴールは、すべての問題に赤シールが3枚以上並ぶか、9割以上の得点です。

    管理は、シールを使用しています。100円ショップにもある、8ミリのカラーシールです。
    正解〜赤シール
    不正解〜青シール
    自分で解決〜緑シール
    先生に質問して解決〜黄シール
    捨て問〜白シール
    として、管理用にコピーしておいた解説用紙の解答欄に貼ってゆきます。
    青シールの後、緑または黄色のシールが貼られていなければ進めないルールです。

    問題を解く時間にもルールがあります。1回目は制限時間より5分短縮します。2回目は更に5分短縮、3回目以降も更に短縮します。
    例) 制限時間50分の場合、1回目を45分、2回目は40分、3回目は35分とします。

    国語は1回目の後、必要なところを説明して、4週目に2回目の解答をするだけで確認します。国語は繰り返しても、あまり意味がありません。

    3校分が終わると、冬休みに初見チャレンジと弱点補強をした後、お試し校の過去問を経験させます。弱点の判断材料が、シール管理ファイルです。青シールが何度も貼られた問題が一目でわかります。
    冬休みが終わると、千葉を受験するなら千葉の中学の過去問を再度2回転させます。時間は、ほぼ半分に短縮します。その後、東京の中学に向け、やはり過去問を2回転します。

    すべての期間を通して、分量の少ない確認教材を並行継続させます。

    時事問題への対策は、受験に対する意識の高まる11月〜12月に行います。


    これをご家庭で、しかも残り4ヶ月となると、
    ①全範囲の確認が済んでいる場合は、すぐに過去問練習をスタート可能です。冬休み前までに、ギリギリ3校分可能です。出来なかった問題の解説指導は、個別教室か家庭教師にでも発注してください。算数の解説は過去問集の解説を読んでも「?」となるところが多いと思いますので、外注がいいと思います。理科も化学や物理で躓くようなら外注してください。社会は解説を読めば大丈夫でしょう。
    ②全範囲確認がまだの場合は、早急に1ヶ月を目標に確認作業をしてください。教材を頼りに自力で頑張るより、こちらも外注が確実と思われます。過去問練習は、冬休み前に2校分可能です。冬休み後に、駆け足で3校目に取り組んでください。


    この練習は、必ず3校分以上おこなってください。1校または2校しか受験しない場合でも、似たような傾向(レベル)の中学をプラスしてください。2校目3校目を練習すると、同じような問題や、関連事項が紐付けされて、より確かなものになっていきます。
    過去問を志望校専用の問題集、あるいは中学校からの宿題と捉えた練習方法となります。

    スピードがあれば、4週間の作業を3週間に短縮することも可能です。必ず赤シールを3枚並べるようにしてください。


    この練習方法、4週間という期限を守った生徒は第一志望校に合格しています。6週間かけてしまった生徒は第一志望校に届いていません。そこに時間的なボーダーラインがあります。また、6週間かけていた生徒はY40〜45のままでしたが、4週間を守った途端に、Y60の中学に合格した例もあります。

  4. 【5117170】 投稿者: もっと聞きたい  (ID:NNGMggVxAYc) 投稿日時:2018年 09月 17日 02:39

    panda さま

    ご多忙の中、門外不出と言ってもいい位の詳細な作戦を
    お教え頂きありがとうございます!
    ご登場をお待ちしながら、ちょうど3連休の今しかやる暇もない、と夜なべして
    過去問コピーをしておりましたので、タイムリーに製本作業ができました。100円のシールも偶然、手元にありましたので(計算ドリル用に買っておいたのですが)、pandaさまの方式で進めていきます。
    子供は、出来ない問題に×印や「直し」「再復習」など赤で書かれる事だけでも、気分が下がる子なので、シールは大歓迎だと思います。周回ごとに、時間もどんどん短くしていくんですね。これならば、ダラケないで出来そうです。ただ、「全体の確認作業」がまだ、終わっていないのが、、、。ご教示頂いた薄い全単元網羅の本を探してきます。サピ教材やネットで集めたプリントを流してやってきたのですが、膨大な量の直しを続々と産んでしまい、親子で疲れておりました。弱点補強のスピードを上げて、4週間過去問方式に入るようにします。
    このような具体的な方策をお持ちの、おそらく家庭教師もしくは塾講師の方かな?と思われますが、受け持ちの生徒さんがちょっと羨ましいです。
    間違った問題の解説が、特に算数と理科が親には重荷で、答えを読むだけになっています。今から、詳しい解説や原理を教え直してくれる、外注先が見つかれば
    いいのですが、かなり難しいです。
    6週間にズレ込んでしまった生徒さんの結果が悪いのは、記憶のタイムラグが空いてしまって、せっかくの復習が生きなかった?ということでしょうか。
    この点だけ肝に銘じておきます!スレ主さま、横からお邪魔し、申し訳ありません。

  5. 【5119565】 投稿者: WK  (ID:U.SyOSMnUtI) 投稿日時:2018年 09月 19日 10:11

    Panda様、

    週末はバタバタして、返事が遅くなりました。
    細かい過去問対策の取り組み方を教えて頂き、ありがとうございます。

    早速プリントアウトして、これから一つ一つクリアしていこうと思います。

    繰り返し練習はかなりポイントと理解しています。
    最近、5年と6年上の「予習シリーズ」の繰り返し練習はやってきたつもりですが、9月の合不合の成績は痛いほど悪かったです。夏休みは本人なりに頑張ったと思ってしましたが(初めて思いました)、結果は全く出ていません。

    ここで反省点として、同じ問題を繰り返してやらせていいのかということです。
    忘れる暇を与えないところがポイントですが、今まで間違えていた問題は繰り返して何回もやらせてきました。
    正解する問題は確かに増えていきますが、息子の場合は解き方の理解より答えだけ覚えている気がします、だからテストになると点数が取れないかと思います。
    それに、問題の読み取りが雑、計算ミスが多い子なので、取れる問題でも取れないことになってしまっています。

    これから過去問の取り組みですが、3週目から2回目、3回目の練習するとのアドバイスがありましたが、暗記教科の理社はこれでやっていこうと思います。算数の場合は解法だけではなく、答えだけ覚えている子はもう少し間隔をあけるべきでしょうか。あけるとしたらどのぐらいあけたほうがいいでしょうか。

    たくさんアドバイスを頂いているのにもかかわらず、また質問をしてしまって、大変申し訳ございません。もしお時間がありましたら、再度アドバイスをお願いします。

    もっと聞きたい 様 

    Panda様に詳しく聞いていただいて、大変参考になりました。

  6. 【5119631】 投稿者: panda  (ID:uZVgkM5f4x2) 投稿日時:2018年 09月 19日 11:42

    繰り返し練習のイメージが異なっているのだと思います。

    出来ない問題・特定の問題を繰り返しても、効果が出ません。毎週毎週、単元ごとの学習を重ねても、前の単元を忘れて行くのと同じです。ここでご紹介しました過去問練習は、全8回分の繰り返しです。特定の回だけを繰り返してはいけません。
    算数は1回あたり20問程度ありますので、8回分で160問。これを答えだけ暗記できるのなら、大したものです。算数の答えは解答用紙に書かせますが、計算や図はノートに書かせます。解答用のノートを用意してください。計算式や図が正しく書けていなければ×としてください。

    子供たちの記憶は、興味の程度で保持期間が変わりますが、成績の高くない子は興味を持てていないために、1週間以内に忘れてしまいます。日々「出来るまで繰り返そう」と頑張らせても、1〜2週間で忘れます。夏休み(夏期講習)で頑張っても、点を取ることや合格することに興味が湧かない子供たちは、9月のテストで上昇を見ることはありません。本当にその中学に合格したいという気持ちを持つのは、夏休み直後で全体の2割〜3割、10月末でも5割に届かず、12月になってようやく6割、冬休みで7割程度です。最後の1ヶ月で急に覚え出して合格出来たという体験談を多く聞きますが、子供たちの意識が反映されています。意識の低い子供たちにとって、「志望校に合格したい」というのは、お菓子が食べたいというのと同じようなものです。「A中学やB中学には行きたくない。絶対C中学に行きたい。」と言っていても、それはクッキーではなくてチョコレートが食べたいというのと同じレベルの感覚でしかありません。受験が自分自身の生活に大きな影響をもたらすものとして認識できる子供は少なく、夏休み以降、認識出来た者から成績が上がって行きます。9月の合不合で、夏期講習の成果なく撃沈というのは、普通のことです。

    過去問練習は、受験校の問題を使うことで意識を高める効果を期待でき、11月・12月になり意識が高まってきたときに、受験校の問題に感覚的に慣れていることで吸収が加速し、更に出来ないところを出来るようにしたいという気持ちに繋げることが出来ます。

    繰り返しは、全8回分を通しておこなってください。過去問にある問題だけ完璧に出来ればいいと思って取り組ませてください。迷いを無くし、問題に慣れることで余裕が生まれます。その余裕が、はじめて見る問題にも「あっ、あれに似ている。」という気付きに繋がります。多くの問題集に手を出さずに集中することが大切です。

  7. 【5119707】 投稿者: WK  (ID:U.SyOSMnUtI) 投稿日時:2018年 09月 19日 13:02

    Panda様

    早速のアドバイスをありがとうございます。

    確かに、Pandaさんからのアドバイスは過去問練習の1週目に8回~10回分を通します。この量は覚えられないでしょうね。1週間に8回分のテストはかなりハードです。
    ここでもう一つ質問です。4教科は連続してテストする必要がありますか。例えば、食事前に社会、食事後は理科でも大丈夫でしょうか。
    週に3回塾、週末は志望校特訓、過去問練習、連続して3時間のテスト時間を押さえる日にちが少ないです。連続してテストを受ける必要があったら、やはり塾を休ませる日も必要かと思います。

    合格意識の薄い子(うちの子は口だけ)は忘れがちですか。意識の問題だと本人に言っていますが、なかなか変わりません。言い聞かせるしかないと毎日のように「何のために受験するの」と本人に聞いています。もう少し時間がかかりそうですね(受験まで四か月しかないのに)。

    一か月に8回分を通して過去問練習することは了解しました。10月からスタートしたいと思います、やれるところまでやりたいと思います。可能であれば息子をPandaさんに直接指導していただきたいです!

  8. 【5119817】 投稿者: panda  (ID:uZVgkM5f4x2) 投稿日時:2018年 09月 19日 15:37

    1回分3時間連続でなくても大丈夫です。
    1科目分だけでも確保出来る時間に解いてください。

    WK様の場合、塾に通いながら出来る範囲ということで、最初の簡略型でやってください。後で詳しく紹介しましたのは、私が実際におこなっているもの(一部省略しています)です。これに取り組むために、生徒たちは塾をやめて来ています。塾に通いながらでは、時間を確保できませんから。

    8年ほど前に、ある生徒とのやり取りの中で見つけた方法で、それ以降ありがたいことに、指示通りにやり遂げた生徒は全員志望校に合格しています。
    子供たちに「定着」はほとんどありません。好きなものは頭の中で繰り返しているので、覚えているように見えるだけです。繰り返している間に大人になれば、その時点で定着します。それは中学の途中ですから、まだまだ先のことです。だから、今は合格したいという強い気持ちが必要になります。もっと小さい子どもでは、褒められたいということだけでもいいのですが、6年生は褒められることに慣れてしまい、効果は限定的です。

    志望校合格を可能にする方法は、他にも幾つもあるでしょう。これは私の方法に過ぎません。残り120〜130日、信じる方法に集中して突き進むことが大切だと思います。失敗するのは、一つの方法を信じることが出来ずに、あっちの方法こっちの方法と、全てが中途半端になるパターンです。どんな方法でもいいですから、やり遂げたさきに必ず合格があると信じて、頑張ってください。

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