算数、教えて下さい｜掲示板スレッド

まず、公倍数の意味の確認から
36＝2*2*3*3*_
60＝2*2*3*_*5
この2つの数だけの最小公倍数ならば、36には5、60には3を掛ければ
2*2*3*3*5=180
で良い事を確認させます。
しかし、これにAを追加すると180*3の540が最小になる。
もしA=3だったら、最小公倍数は180のまま。A=3*3でも。
でもA=3*3*3=27だったならば、他の36と60には3が3個ないので
最小公倍数を540にしないといけない。
この時、「A*何か」で180を作る事ができない事を確認させます。
一方、この時考えたAには2も5も含まれていない事も確認させます。

つまり、540を作るのに、既に他の2数のどちらかに揃っている数は
Aには要らないし、他の2数に揃っていない数はAに無くてはならない

という事を「Aに具体的な数字の例をはめて確認させる」事です。
A=3
A=3*3
A=3*3*3
A=2*3*3*3
A=5*3*3*3
A=2*2*3*3*3*5
など。

ありがとうございます。教えてみます。

ゆーーーっくり、じーーーーっくりやれば分かりそうな感じなのですが、
早く分かりたいっ！分かんないっ！イライラするっ！
って感じで、もう、分かんないっ！もういいっ！ってなってしまって、
最後までちゃんと聞いて理解しようという気が無いようです。

気持ちに余裕がありそうなときに教えてみることにします。

これは難しいですね。
ハッキリ言って解答導く式は数学です。算数でいえば数の性質の発展系ですが、かなり慣れて訓練していないとスラスラは出来ないのでは?　と思います。

具体化さまが書かれた通りですが、公倍数、約数の概念理解から。
次は簡単化した例題の理解から、たとえば6と15の最小公倍数は?　あたりから。
6,12,18,24,30と書き出して、一方15,30と書き出してぶつかるところ。
ここまでいけたら、この6と15に9が加わったらどうなるか。
これも加えて9,18,27,,,,と書き加えて3列並べてよーく眺める。
90までいけば、何かしら知識が増えています。数の概念の一歩は踏み出してます。

初級、中級、上級難問と、同じ分野でも前に戻って原理原則考えてみるのが算数数学の面白さ、たどり着いた時の醍醐味もあります。
どこまでわかっていて、どこで躓いてわからなくなっているのかがわかります、

最小公倍数、最大公約数など3つから5個の数でもっとやりずらい数字で出たり、出題はキリなく無限大ですが、原理原則は同じ。
定番の「速さと比」でも同じことか言えます。
わからなくなったら反対側から二人が同じ時間、同じスピードで出発して真ん中で出会う、に戻ります。