なぜ中学受験をしなかったんですか？｜掲示板スレッド

2回目の投稿です。最近は公立中学でも環境の良いところもあるようですが、私が中学受験した頃は公立中学は荒れていて当たり前。何をされるかわからない、という状況でした。その中で、不良グループに睨まれず、しかも先生にも可愛がられて高内申を取って（かつ、友達からも嫌われず）の人って、やっぱり人間力が鍛えられているな、と公立出身の友人の話を聞いて思ったのです。
　自分は温室育ちで、厳しい判断ができない。東大出は甘やかされているからダメなんだ、と面と向かって言われたこともあります。子供には自分の轍を踏ませたくないので、公立に、という考えです。

余裕がないでしょ。
定期テストでいつも良い点を取って内申を良くしておかないといないと地域トップ校は無理でしょうし。
内申点のために先生の前でもいい子でいなければならないなど３年間本当に気が抜けなさそうですね。
いろいろな境遇の子どもと接することになるのでその点は人生経験になるのかも知れませんが逆にどんな子どもがいるのか分からないという怖さもありますよね。
まあ、いろいろ考えた結果私立にしたということです、ウチの場合は。

我が家は、1と4が半々くらいでしょうか？

小学生の時に英会話に塾（受験塾ではない地元の塾）と水泳にサッカーといろいろやらせていたので、かかってるお金をそっちにまわして私立に行かせようかなとも思いました。
でも、勉強についていけなくて塾に行くことになれば結構厳しいかなと思っていたところ、息子に中学受験してみる？といってもいまいち意味がわかってなかったようで反応がなく…。そんなこともあり諦めました。

クラスの4割くらいが受験し私立に行きましたが、上位層だけが行ったわけではなく公立に行っても内申や友達関係などが心配で公立を避ける方も多くいました。
サッカーや野球をやりたいからとか、高校受験で勝負するからいいという家庭や帰国子女で受験に間に合わないから公立にした優秀層も結構いて、公立に行っても結構トップをキープし続けるのは大変です。
でも、そんな仲間たちがライバルになるので、部活でヘトヘトになって帰ってきても一生懸命負けないよう勉強しています。
なかなか健全で感心しますよ。

荒れてるかそうでないかは、学年によってまちまちですね。
流されるタイプでなければ、それほど公立も悪いもんじゃないなと思っています。いろんなタイプの子がいますが子供はいろいろと周りをみて考えていますよ。ちゃんと自分に合ったタイプの子と仲良くなり、厳しいながらも部活をして楽しそうです。
子供の性格をきちんと見極めて、周りに流されないタイプだったり、適度にけじめがつけられればそれほど心配することもありませんよ。

＞「中受で早慶などには手も届かなかった子が、高校からなら入れます。高校受験は楽です」
と言いきります。

これは本当です。
募集人数も多いし、併願もしやすいですから。
中受は短期集中で併願が難しいのが難点ですよね。

でもやはり環境を買っただけのことはあると思いますよ。
先日運動部で大会があり応援に行きました。
数校の私立中と数校の公立中が参加していましたが、生徒たちの雰囲気の違いが一目瞭然でした。
服装はみなユニフォームで大差ないのですが、乱れた髪型や髪の脱色？などだけでなく、表情や友達とふざけている時の雰囲気がとにかく違うんです。
私立に入れてよかったと思いました。

公立に行かせられるか？は、子供の性格とそれまでの親の子育て、躾にどこまで自信が持てるかが、キーポイントです。


自分をしっかりと持っていて周りに流されず、かといって適度に協調性もあり、ダメな時はNOが言える、やるべき事は、きちんとやれる子供に育て上げたなら、公立でも大丈夫でしょう。

但し、成績トップをとる事も内申をとる事も甘くはありません。


ちょっと上から目線ですが、自分の子供を信頼しているから、中学受験をしなくても公立でもやっていける…と判断されたのだと思います。

スレ主さんがあげた『まず、中学受験ありき』の発想は、当て嵌まらない。
理由をあげるなら、小学校時代に思いっきり自由に時間をかけて好きな事をやって欲しかった、という事。
それから、首都圏在住の姪甥達や従姉妹の子供達が公立中学→公立高校のルートからでも、高3の夏休みからの通塾でも、実績出してるのを見て、うちの子も勉強面は何となく大丈夫そうな気がして、あまり焦りがなかったこと。
うちの子は内申は取れないタイプですが、難関と言われる高校は内申は関係ないので、まぁ、何とかなるさ、程度で、あまり深刻に考えてなかった。
で、公立で大丈夫そう、と見極めた通り、でした。
中学で、いろんな人の中で揉まれ、部活にも打ち込み、人間的にも成長しました。

親に信頼されてもね、、、
自分をだせないし、個性はなるべく出さないで地味に目立たず生活するのも苦労する。
知っていることを　え～そうなの？！ってキラキラ目で先生の話をきかなきゃなんないし、
クラスのかなり勉強のできないボス的存在の子には　媚びて暮らすしかない。
どんな学校にも性格のあう子、あわない子はいて　自分の立ち居地を確保するのに協調して生活しなきゃなんないのは同じ。
だけど、せめて学力が似ていれば、ストレスを最小限におさえられそう。
子供もけっこうストレスたまるんです。

簡単な話ですよ。
中学受験も高校受験も同じなんです。
本当に能力（勉強だけではない）の高い子にとっては。

中学受験をして中高一貫校の環境があってよかった、とか、公立中学でいろいろなタイプの子と知り合えてよかった、とか、いろいろ言いますが、それはエクスキューズの一種でしょう。
賢く優れた子にとっては、どちらでも同じなのです。
学力もあって、コミュニケーション力もあって、リーダーシップもあって、さらに性格的にもよい。

そんな子はいないと考える人もいるかもしれませんが、結構います。
そして、中学受験をしている子もいれば、高校受験をしている子もいる。
東大あたりに行けば、様々なスキルが高い子はゴロゴロいます。

ＥＤＵでよく話題になる、ネットフィルターの件やスマホをもたせるかどうか件。
さらに、延々とくだらない話の続く国立大ＶＳ私立大のスレッド。
一人っ子ＶＳ非一人っ子。
共学ＶＳ別学。
それらは、能力の高い子にとって、どうでもいい話。

この中学受験ＶＳ高校受験の場合もまったく同じ。

○○でよかった、○○でなければダメだった。
それらは、能力の足りなさの証明だと思いますよ。
真の能力があれば、柔軟にどんな環境であっても、楽々と乗り越えます。