マルチリンガルを目指せる女子校
速報! 公立高校併願制導入検討
石破首相の指示で検討に入った。
これが実現したら、子供の数が急激に減少していることもあり、無駄な箱物大幅定員割れ校舎を減らす事も出来ますし、かなりの経費削減にもなる。何よりも自分の受けたかったレベルの高い公立高校を金銭的事情などで諦めなくて済む事はとてもありがたい。また、行きたくもなかった併願私立高校へも行かなくて済む。すぐにでも実現して欲しいですね。
都立の自校作成問題どうするのかね
神奈川の特色検査は問3~6からの選択制じゃなく共通にして対応?
あと、第一希望:日比谷 第二希望:西で出しつつ私立国立も受けていて、日比谷なら行くけど、西だったら併願私立(国立)にする、みたいな後出し辞退者も出そうで、それがありなら下に下にズレてしまうけど、どう対策するのかね。
それは志望順位を正しく書かなかった本人が悪い事になるのでしょう。日比谷がダメで西に到達していたら西に行く事になる。と、なるのでは!?
とは言っても、あくまでもみなさん、私たちの妄想だけの世界で話してもしょうがない事だけどね。実際はどんな制度が出来るか現時点では全く分からないですし。やるかすら分からない
確実に起こるのは「学校の序列化がより鮮明になる」、「2番手高校の合格実績の凋落」だろう。
併願可能ということは、両方合格した受験生がどちらを選ぶか集計可能になる。そうなると例えば西と国立でどっちがより上位校かの判定もされるようになる。
また、多くの方が上位校と滑り止め校の併願を想定しているが、(東京は既に、他も国が主導しそうな)私立無償化の状況でえあれば、公立滑り止め校の意義がなくなる。それなら同レベルの公立校に出願しやや下の方にひっかかればよいと思うようになる。無償化されていなかったら、併願校のレベルを下げて確実に合格するようにするが、無償化ではそうしたモチベーションもかなり下がる。
公立併願制度を取り入れるのであれば、私立無償化をなくすべき。そうしないと併願制度の意味がなく、現時点で、(私立無償化されている東京では)都立高校の出願がよりチャレンジングなものになってきている。
また従来は、「確実に都立」な生徒がおり、そうした人がトップ校でなく2番手校に入学していた。そのため2番手校からも難関大に合格する人がいたがそうした人がいなくなる。逆に入学するのは、公立トップ校で落ちぶれの部類に入る最下層の生徒。その2者が単に入れ替えらになるにすぎない。公立トップ校は大学合格実績が伸びそうだが、2番手校は悲惨な状況になる。
もっとも、この政策が石破によるものか不明だが、彼は慶應義塾高校出身。早い話、公立高校受験事情に関して疎い。共通テスト変更時も文部科学大臣はあの萩生田。彼も早実から早稲田に進学できず法政に進学した人物。大学入試で国公立を受験したとは思えない人物。
早い話、教育行政のトップがまともな人がいないことそれ自体が大問題。教育が将来の国の行く末を左右すると考えられないのが政治家で、どんどん教育事情が劣化している。
ただ、併願制度は歓迎する声があるが、真剣勝負が人生からなくなるデメリットはどう考えるのだろう?中学受験でも複数回受験できる。公立高校受験はある意味一発勝負だが、そうした緊張感を乗り越えられた人でないと大学受験で(一貫校の生徒と大きなハンデがある公立高校生は)勝負できない気がする。偏差値の低い高校を閉校する口実だとは思うが、そうした真剣勝負をなくす施策が国益に適うとは思えない。高校・大学受験の本質は、生徒の幸せの為ではないことを意識するべき。