「東京一工」に於ける女子比率20%未満は何を意味するのか?｜掲示板スレッド

元女子学生さま

大変申し訳ありません、５０年前１９６８年には東大女子の合格者１００名超えていたのですね、お詫びして訂正させていただきます。

それから、私が申し上げたかったことは、女子の場合同じ難関？ならば東大受験者より芸大受験者のほうが多いこと。
男子は、芸大受験者に比べて東大受験者がうんと多い、という志向の違いを申し上げたかったものです。

東大研究室在籍リケジョたちの母です。

女子は、育てる過程で存在するトラップがあります。

女子は男子と比較して学力が急激には伸びません。前の書き込み通り、男子ほど、高校生時期に体力と体調に恵まれません。先行逃げ切りに大きなメリットがあります。
そこに気づくと、中学受験(または小学校受験)で、女子校選択が具体化してきますが、出来ないと浪人ベースの進路を選択するか迷い、撤退しがちです。

中高一貫女子校は、桜蔭以外、注力が英語に偏ったカリキュラムとなります。英語は勉強時間と学力が比例しやすいので、達成感が得られる英語ばかり勉強してしまいます。
女子校の数学や理科はコツコツ型かつ時間数が少ないです。数三は履修しないカリキュラム選択者の方が多くなりがちです。クラス内に数オリや物理化学オリンピック出場者がいる学校は稀です。数学物理を楽しむ会話に恵まれる学校生活が可能なのは、首都圏女子校でも非常に限られます。

結果、私立文系であれば、順当に目指せる環境下に置かれてしまいます。

桜蔭に行って男子校の生徒と塾で切磋琢磨すれば、男子校と同じような教育が受けられるかもしれません。それ以外は個々に戦略を立てる保護者や指導者に恵まれるか、強力なガリ勉タイプでないと、東京工現役入学は厳しいと思います。

男子校で、理系進学のカリキュラムと指導者に恵まれ、特別な優秀者と切磋琢磨出来、集団の中で平均以下にならず自然体でいれば結果が出る環境とは、大違いです。

ただ、中学受験の段階での算数優秀者層は圧倒的に男子が厚かったので、女子校のカリキュラム等は、それをふまえて文系志向なのも事実でしょう。

首都圏女子さまの書かれていることは一部そのとおり同感ですが。

そもそも、理数オリエンテッド、（能力測定も）、東京一工など改革はしているものの、まだまだ男社会の学問、女性参画プロジェクトなど推進しているものの、たしかに中身を一気に変えられませんし。
まだまだ欧米のメジャーな大学、男女半々、少なくても６：４には及びません。

幼児期から、男子は車、飛行機、電車など動的なもの、女子はお人形とかバレエやピアノなどに全部が全部ではないですが、その傾向が。
これたぶん比率的にも、理系４：１とかとリンクしている感じします。

ただし、一部の物理優秀な女子科学者も、男子のピアニストもいますが平均すると志向が違うこと。学問体系も男主導になっていることが多いからでしょう。
ＩＣＵが大学改革のモデルになっていることも、教養学部制とか理系も生物や理学など充実させてなど、、。

社会構造が、世界先進国からも指摘される日本の女性の立場の遅れに、まだまだ
ついていけてないことでしょう。
スポーツの世界など、かなり女性の活躍の場、優位性、優秀性も２０－３０年で立ち上がってきたのですから、これもモデルとしてもっと加速推進してもらいたいものですね。