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投稿者: 新自由主義転換は政権交代で (ID:eYHFXVG2qKU) 投稿日時:2021年 10月 14日 18:06
新内閣を発足させた岸田文雄首相
自民党総裁選では「新自由主義からの転換」を掲げていましたが首相就任会見では早くも封印。
やろうとしていることの実態は、原発推進などの破綻した古い政治や新自由主義の継続・推進そのものです。
貧困拡大に無反省
岸田は総裁選で、「規制緩和・構造改革などの新自由主義的政策」は「富める者と富まざる者の分断を生んできた」として、「新自由主義からの転換」や「成長と分配の好循環」の必要性を主張してきました。コロナ禍ではっきりとした貧困・格差の拡大など新自由主義の破綻を無視できなくなったことの表れです。
一方、岸田は総裁選の時から「新自由主義的政策は確かにわが国経済の体質強化と成長をもたらした」「アベノミクスによって企業収益は上がり、経済は間違いなく成長した」との認識を示すなど、これまで自分たちが進めてきた政治への反省はありません。
そもそも岸田は第二次安倍政権発足の2012年12月から17年8月まで約5年間も安倍内閣で閣僚を務め、その後も党政党会長を約3年間務めるなど安倍政権や自民党の政策に直接の責任を負っている人物です。
政調会長時代の19年10月には、低所得者ほど負担が重い消費税の10%への大増税を実現したのに続き、12月には本部長を務める。「人生100年時代戦略本部」で75歳以上の高齢者の医療窓口負担の引き上げを政府に求める提言をまとめました。
その後、菅政権で政府・与党が押し通したこの負担増を、岸田が、来年度後半には自らの政権で実行しようとしています。
岸田が今年6月に立ち上げた「新たな資本主義を創る議員連盟」の初総会では、発起人の甘利明自民党幹事長、最高顧問を務める安倍晋三元首相と麻生太郎財務相(当時)が両脇を固め、岸田も「きょうは3Aそろい踏みだ」と笑みを浮かべていました。
貧困と格差を広げた「アベノミクス」を引き継ぐという点では何ら変わりありません。
原発推進で“成長“
岸田が「新しい資本主義の実現」を掲げて実際やろうとしていることは。
首相が「成長戦略」として掲げているには、▽「クリーン・エネルギー」を看板にした「原発再稼働」の推進
▽軍事的優位性を確保するための最先端技術の保護や戦略物資の確保で米国と経済面でも歩調を合わせる「経済安全保障」▽大企業を潤す「デジタルインフラの整備」━など従来の安倍・菅自公政治の延長線上にある政策でしかありません。
とくに、原発推進にいままで以上に前のめりな姿勢は。原発の建て替えや新増設を主張する自民党の議連で最高顧問に就く甘利を幹事長に据え、甘利に近い山際大志郎を経済再生担当相に就け、「新しい資本主義」を担当させるなど党役員・閣僚人事にも表れています。
「分配戦略」では中間層の所得拡大や、医師、看護師、介護師、保育士などの所得に関わる「公的価格の在り方の抜本的見直し」を揚げましたが、何の具体策も目安も示していません。
岸田が総裁選に語っていた「令和版所得倍増」も「現実の所得倍増は難しい」と本人も認めていたもので、新閣僚も記者会見で「あくまでもキャッチフレーズとして使うんだと思う」と釈明に追われています。
経団連戦略と一致
もともとの経団連の「新成長戦略」は、「「新自由主義」の流れをくむ・・・資本主義は、行き詰まりを見せている」と認め、目標として」「サステイナブル(持続可能)な資本主義」を掲げておきながら、処方箋として、デジタル化と結びついた労働法制などの規制緩和や、原発再稼働・新増設・新型炉開発の推進などを列挙するという矛盾した内容でした。
岸田首相の「新しい資本主義」が経団連の路線と変わりないことは、首相と会談した十倉会長が記者団に「哲学いかに一致しているかを互いに確かめ合った」と新政権との蜜月ぶりをアピールしていることからも明かです。
これが「新たな資本主義」議連
甘利明自民党幹事長
安倍晋三元首相
岸田文雄
麻生太郎副総理兼財務相
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【6523351】 投稿者: 通りすがり (ID:Ui3EzO3THJM) 投稿日時:2021年 10月 19日 23:54
貧しい人にとっては、あべのみくすは大失敗だけど、貧しい人は、勉強しないので、また無能なLDPに投票するだろうね。富める人にとっては、笑えるけど。
政治家は、政治家とお友達の儲けのためにしか、働かないね。残念な政治家と、残念な国民。
政治家には期待できないので、税金55%組から、20%組にシフトした。お金持ちの方が、より簡単に稼げることがすごく実感できた。
学校では、富める人から税金を取って、貧しい人に回すのは政治の役割と習ったが、LDPの政策は逆なんだよね。グローバリズムというアメリカの真似なので、仕方ないけど。 -
【6526098】 投稿者: 岸田元政調会長の負の遺産 (ID:zHCvHcH.pUM) 投稿日時:2021年 10月 22日 15:06
いま自民党の岸田首相は経済政策を語る中で「成長と分配の好循環」と言いました。
だが、大企業が潤い富裕層が資産を増やし一方で非正規雇用のひろがり所得の不平等がさらに深刻になった。
しかし、そこに働く人びとの姿はない。いくら大企業や富裕層が儲けても庶民には回らず、賃金も上がらない。
さらにコロナ禍で格差と貧困は拡大するばかり
▼新味をだすどころか、すでに破綻したアベノミクスにしがみつく政権。
企業の調整弁にされ、心身ともに追いつめられていく生身の人間。その転換こそが求められているのに
▼希望の春は野党共闘にある。 -
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【6535374】 投稿者: 岸田首相 (ID:kAtorSVGCpE) 投稿日時:2021年 10月 30日 16:52
不公平をたださず何の「分配」か
岸田文雄首相が、自民党総裁選で公約としていた金融所得課税を見送りました。「成長と分配の好循環」「新しい資本主義」を口にするならば、不公平税制に手をつけない道理はありません。所得再分配の根幹をなす税政のゆがみを放置したままで、コロナ危機を乗り越え、経済を再建することはできません。
富裕層の負担を拒む首相
岸田は「1億円の壁の打破」「金融所得課税の見直し」を総裁選の政策集に明記しました。所得税は高所得ほど税金が上がる累進課税です。
しかし、実際の負担率は年間所得が1億円を超えると所得が多くなるほど下がっていきます。
ところが岸田首相は首相就任後、「まずやるべきことがある」として、いつ着手するかも示さず先送りしました。
「なぜ優先順位を下げたのか」と質問しても答えません。富裕層に忖度した結果であることは明白です。
日本の株価は、安倍晋三政権が日銀と公的年金積立金の二つの公的マネーを株式市場につぎ込んだことによってつり上げられました。
コロナ危機の株価上昇で富裕層の資産は倍に膨らんでいます。
首相が「分配」というなら、応分の負担を求めるのは当然です。
これによって富裕層には所得税・住民税の最高税率が適用されます。
再分配機能の強化こそ
消費税について岸田首相は「当面手を触れることは考えてない」として引き下げを拒みました。
大企業の法人税負担率がさまざまな優遇措置によって中小企業の半分程度になっていることも見直さず、不公平税制を正す姿勢がまったくありません。
コロナ危機で広がった格差を是正するために、税による再分配機能を強化して国民の暮らしを立て直すことが急務です。
野党共通の政策は消費税廃止、富裕層の負担強化を提言しています。
公平な税制を実現するために市民と野党の共闘で政権交代を実現することが重要です。
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