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投稿者: 善人 (ID:iY3zXBxtWIE) 投稿日時:2016年 08月 12日 18:36
日本の古きいにしえをつぶやき語り合いませんか?
悪人、悪口不可
総合的な理由を勘案して問いかけに答えないことがあります
ご容赦下さい。
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【4833061】 投稿者: ちはやふる (ID:PLwz1HzpUBo) 投稿日時:2018年 01月 12日 05:11
冷静にかんがえると様
相撲協会は、初場所に天皇皇后両陛下をお招きするのを、辞退したそうです。
江戸時代には、興行的な見世物だった相撲を、国技館建設に伴って、天皇をお招きすることによって、伝統への回帰を、目論んだといえるのでしょうか?ロイヤルボックスが、あらかじめ設置されていたのでしょうから。ちょっと復古主義的ですが、国技館建設を主導したのが、あの板垣退助だったと聞いて、少し驚いています。 -
【4840651】 投稿者: 冷静にかんがえると (ID:PkRbzJY4vPM) 投稿日時:2018年 01月 18日 10:01
ちはやふる さん
>板垣退助
同じ民権派の中でも植木枝盛のように天賦人権論を建前に民権(参政権)の重要性を説く者もいましたが、建白書の最終目標は国権(統治権)の確立にあった、とみてよいと思います。もちろん、政治闘争史的に時の政府と自由党との対立を国権、民権とのそれに置き換える視座もあるのでしょうが、天皇中心主義に進む統治体制の確立は国権の在り方として、「尊王の実」をどのように結実させるかが主テーマとなり、民権運動自体が初めから限界を伴っていたと言えるかもしれません。
天覧試合は明治期になり確か今の芝、浜離宮で催されたのが最初のはず。ですから興行的な勧進相撲からの脱却を目指し、神事としての相撲自体の「伝統」を復活させるために天覧の「お墨付き」を欲するならば、宮中開催のままでもよかったと思います。そこに敢えて国技館建設に及んだ背景を考えると、やはり対外的な「伝統」創出(外国人賓客などへのアピール)という政治目的もあったのでしょう。
一方で、一時期の相撲無用論や禁止令などに抗するために所作などの厳格化に伴い、大道芸人を連想させる投げ花の禁止、私的場での着衣などの品位保持など国技とするに足る格式が見直されたのもこの時代だったと思います。そのような意味で>復古主義的と言えるかも知れませんね。
貴乃花親方の理事解任決議に伴う新聞社各社説の中には、これを擬制してナショナリズムに結び付ける論調もあったようだが(PRESIDENT Online、1月17日付)、仮に暴力体質的な風潮があったとしても、上記の復古主義とは無縁のものであることは認識するべきだと思います。 -
【4841396】 投稿者: ちはやふる (ID:qxKH5lv7.r2) 投稿日時:2018年 01月 18日 19:59
冷静にかんがえると様
復古主義とナショナリズムは大きなテーマで、私、お話についていけるか自信がないのですが。。
近代化と前近代化の対立図式って、戦後の方が顕著だったと、思います。例えば、天皇制批判によく用いられる、前近代的な家族のあり方は、儒教的な制度として、上下関係を規定するから、個人の権威、自由が否定されるということです。だから、個人の自律性は、盲目的な慣習や風俗に支配されて、このような情緒的な雰囲気も、不平等を隠したり、批判できない体質に成り易い、前近代的な機能を帯びる、といったことかしら?
復古主義は、良き伝統を重んじる立場ですから、例え暴力体質があったとしても、仰有るように、相容れない立場ですから、無縁ですね。
何でもかんでも、前近代的に結びつけて、ナショナリズムに結びつけるのも、天皇制批判を遠回しにやっているようで、あら、あの新聞社なら、当たり前と、勘繰ってもみたくなります。 -
【4842398】 投稿者: 冷静にかんがえると (ID:foqd0g2F2nk) 投稿日時:2018年 01月 19日 15:17
ちはやふる さん
なるほど、前近代的と近代的という対立図式ですか、、
おっしゃるように反近代的、後進的、封建的など様々な言葉で語られてきたが、総じてネガティブな意味合いで「特殊日本的」という言葉が戦後、特に社会学者の間で用いられてきたようです。
>前近代的な家族のあり方は、儒教的な制度として、上下関係を規定するから、個人の権威、自由が否定されるということです。だから、個人の自律性は、盲目的な慣習や風俗に支配されて、このような情緒的な雰囲気も、不平等を隠したり、批判できない体質に成り易い、前近代的な機能を帯びる
前近代的家族をひとつの社会的集合体とした場合、生産、教育、宗教(儀式)さらには娯楽に至るまで、これらの機能はその集合体内で完結していたと言えましょう。仮に個人の自律性を重視するならば、必然、これらの機能は縮小もしくは喪失して行かざるを得ない。結果、家族の構成員はこれらの機能を家庭外に求めていくことになる。これが個人主義を助長し、異なった生活意識や社会的関心を持つに至っては、家族の連帯感というものが希薄になっていく惧れすら生じます。
婚姻自体も「合意」というワードに無限の価値があるように思われがちだが、反面、離婚も原則的にその「合意」による(整わなければ調停→裁判離婚)。だが、その「合意」によって親を選ぶことの出来ない子供が最大の被害者となる。あるいは前近代的といわれる家族制度は他面、親類縁者などの地縁・血縁的な繋がりにより干渉を受けつつも、いざという時に助け合う絆というものがあった。
現代の核家族化は、そのような場合に、生活の基盤を揺さぶられる脆弱性を抱えることになったとも言える。
まあ、誤解を懼れずに言うならば、進歩主義者(を自称する者も含めて)は近代的があたかも合理的であるような論の立て方をするから、例えば親子の絆といったような理性以前の本能的な部分に対してですら、理性的な解決が出来ると思い込んでいる節がある。家族制度、大相撲、更には皇室制度でさえ、様々な問題を抱えて古来より我が国の人々が叡智を絞って育んできたものさえ、いわば「泥」まみれの現実を「理念」という水道水で洗い流そうとする。
洗い流せるわけは有りませんよ。その「泥」はアスファルト以前にもう地層に浸透してこの国の土台を形成しているのですから。
これがナショナリズムの考え方というなら、「ああ、そうですか」という言葉以外、わたしには思いつきません。
ちはやふる さんもそうではないですか? -
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【4842621】 投稿者: ちはやふる (ID:ZwXq8BG5eLQ) 投稿日時:2018年 01月 19日 18:38
冷静にかんがえると様
そうではないか?と問われれば、その通りです!って、お答えするしかございませんが。。
でも貴方様には珍しく、力強いお話のような感じで、少し、戸惑ってしまいました。でも、ご自分の意見を書かれるときは、いつも、このような感じでしたわね。優しい文章に慣れてしまったので、逆に、今回はスキッといたしました。
有難うございます。
さて、私もしばらくロムに戻ります。
これでも大学で、勉強している身ですから。
冷静にかんがえると様、色々と教えて頂き、有難うございました。
スレ主様、お題と離れたお話で、申し訳ございませんでした。
そして、たぶん、皆様が待ち望んでおられる、あの方のご登場を、楽しみにしております。 -
【4864214】 投稿者: 雲居 (ID:y3koP8uuy/M) 投稿日時:2018年 02月 03日 22:04
すみません、皆様、お邪魔します・・・
奥都城様、こちらで。よろしいでしょう?テーマもちょっと頑張ってこちらのお部屋に繋げてみたいと思います。。。レベルはご容赦を。
「民法出デテ忠孝亡ブ」若い頃の私は、民法の授業で習ったとき少し笑ってしまったものでした。
私の父は次男でしたから他の女兄弟と同じくほんの少しの土地をもらって、本家の財産の大部分は長男である伯父が相続していました。昭和初期のお話でもないのですけれど。平等観念から言ったらおかしいのですが、なんでしょう、伯父と父とでは家に対する責任感が違っていたと思います。伯父の子供は女ばかりで、その後本家の財産は平等に分けられて分散した形になり、「本家」は事実上無くなりました。
こんなお話で、私がなんとなく感覚的に女系あるいは性差をなくすことに違和感を感じてしまうのをご理解いただけるでしょうか?(天皇陛下と結びつけるのも不遜ですけれど)現代の感覚からすれば「そんなのおかしい」とか「不平等だ」と思われるものを土台として成り立つもの、それが天皇を想ってきた日本人の気持ちではないのか?と思うのです。
・・・と、これを叩き台として、お話を始めていただいても?お勧めの本、ブログも教えていただきながら、奥都城様のお話について行けたらなあ、と勝手なことを思っております。よろしくお願いいたします。 -
【4867789】 投稿者: 雲居 (ID:K0XSO6/uTxc) 投稿日時:2018年 02月 05日 21:11
皆様、失礼いたしました。実生活でもそうなのですが、私、浅はか過ぎるのです。おとなの心の機微。難しくちょっとした陰翳を帯びて深く悩ましく、惹きつけられる。まだまだ修行が足りません・・・
ご無礼をお許しくださいますよう。 -
【4877763】 投稿者: 冷静にかんがえると (ID:RMI5StSL1Yc) 投稿日時:2018年 02月 10日 19:53
雲居さん、先に閣議決定された「「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」を世界文化遺産に推薦すること。大山古墳の被葬者については様ざまな議論があるが、「仁徳陵の被葬者は継体天皇だ」(林 順冶 著、河出書房新社)は面白いですよ。日本書紀の偽造に話が及ぶこともさることながら、継体天皇の出自を百済王家、具体的には兄の昆支を倭王武、弟の余紀を継体天皇だとしている。
もっとも説としては面白いものの、例えば有名な宋の上奏文には倭王武自身が「私は倭人」と記しているなど、百済王家自体の出自についての考証が欠けているのが難点、ああ、こんな説もあるんだなあという感覚は楽しむには良いかと思います。
何よりこの説自体の要諦は別のところにある。つまり、継体天皇の出自はさて置き、応神五世の孫とされ、大伴金村の尽力によって皇位を得た継体天皇は実は「入り婿」だった、ということです。仁賢天皇の手白香皇女を皇后とすることによって皇位を得た、ということ。もっとも潤色の可能性も含め、武烈天皇崩御の後、朝廷の混乱に乗じて越前、近江勢力の簒奪が唱えられるなど、真相のほどは分かりません。
要するに現在の我々が「当為」としている男系継承がはたして歴史的正当性を得ているのか、未だ明確な答えを得るには困難であるということはひとつ、言えるのではないかと思います。
ところで秋篠宮家眞子内親王、小室圭さんのご結婚に関わる諸儀式延期、いろいろな原因が取り沙汰されていますが、小室圭さんのご家庭の事情を論え様々な憶測を呼び起こしていること、内親王の胸中如何ばかりかと拝察申し上げます。
先日も大竹まことさんがいわゆる「公人」について疑問を呈しておられましたが、ご婚約記者会見を経た以上、小室圭さんはそう見做し得るとしても、その母親についてあれこれ書き立てるのは如何なものか、、もう少し冷静になり得ぬものかと感じます。
こういったいわば「スキャンダラス」な話題、古くは五摂家の鷹司家のそれなど大衆の嗜好に合致するとはいえ、例えば米国のような現実的悪意の法理による立証責任を果たす能力・方法を何ら持たぬ人たち(皇族も含め)に対する報道は、やはり抑制の働くものでなければならない、と改めて考えさせられたところでした。
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