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【4211051】日本の古(いにしえ)

投稿者: 善人   (ID:iY3zXBxtWIE) 投稿日時:2016年 08月 12日 18:36

日本の古きいにしえをつぶやき語り合いませんか?

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  1. 【5250876】 投稿者: ちはやふる  (ID:srT6OWnBAsU) 投稿日時:2019年 01月 05日 05:18

    イワサキ様

    お教え頂いて、ありがとうございました。四方拝という宮中祭祀があるのですね?寝ずにそのような、祭祀に臨まれ、さらに元旦の諸行事に、お出座しになるなんて、ほとんどの国民は、知らないことでしょう。メディアも扱いませんもの。
    天皇陛下は、宮中祭祀を大切にして来られたお方ですから、お手を抜くということもせず、無理を重ねて来られたことが、拝察されます。
    全身全霊で勤めを果たされ、いよいよ限界という、お言葉の重みを、今更ながら感じております。

  2. 【5252089】 投稿者: 暇なおじさん  (ID:Irv0DlzBgX2) 投稿日時:2019年 01月 06日 00:39

    陛下は宮中では国事行為だけでもかなりの量のご公務(毎年千件もの書類に丁寧に目を通されてご署名やご押印等)と合わせて宮殿での儀式、宮中祭祀をなさるわけですから普通ではうかがい知れないお勤めがおありなのでしょう。宮中祭祀について詳しく知っているわけではありませんが、大蔵省が消滅して古代から続く名称「宮内省」を唯一引き継ぐ宮内庁内部には宮中祭祀にかかる膨大な資料もあるのでしょうか。「譲位に伴う新年号は1月1日から」、というマスコミ等の最初の報道も天皇自ら行われる1日祭祀との絡みで物理的に不可能だったようです。

    宮中祭祀については昭和天皇のご健康を気遣い簡素化しようとした入江侍従長と厳格化しようとした今城誼子女官との対立は天皇皇后両陛下を巻き込む事態となりましたから、普段はすべてが行われているわけはないのかもしれませんね。

    新天皇に仕える侍従長には外務事務次官から駐米大使を務め、しかも雅子妃外務省ご勤務時代の上司である佐々江賢一郎氏が就任されるのでしょうか?それに合わせて宮内庁長官には警備局ライン(公安等の管轄)から警視総監を務め内閣危機管理監から急遽異動した西村泰彦氏(現次長)が就任されるのでしょう。佐々江氏はややリベラルな印象がありますが、保守系の西村氏との組み合わせは皇室にとって心強いものになりそうですね。(年次的には佐々江氏の方が5年ほど上)
    決まったわけではありません、あくまで推測です。

  3. 【5252239】 投稿者: 冷静にかんがえると  (ID:EEXsAZ0QrwA) 投稿日時:2019年 01月 06日 07:31

    暇なおじさん(さん)

    侍従長には佐々江賢一郎氏の就任が有力視されているようですね。
    昨年6月に元外務省所管のシンクタンク理事長に就任して以来、主だった動きと言えば、先の防衛大綱に、陸海空に加えてサイバー攻撃なども想定した作戦統合を担う、「統合部隊司令部」の常設を進言したくらいのものでしょうか。官邸の信任は厚いようですが、民主党野田政権下での慰安婦問題への対応を鑑みると、一部保守層の反発は予想されます。侍従長は認証官ですし、将来、仮に新天皇・皇后両陛下の韓国ご訪問が実現したならば、政治利用の危険性が生じる虞も大いにあるからです。

    西村康彦次長の宮内庁長官就任は確実視されているようですが、復活した「次官連絡会議」にも2016年からメンバーに加わっている。同会議を実質的に差配する杉田和博官房副長官は警察庁時代の先輩、官邸では上司にあたるということで、宮内庁に対する官邸の影響力はますます大きくなるでしょう。例の譲位に関するNHKへのリークに関係したと言われている(文芸春秋12月号、2016年)外務省出身の西ケ廣渉氏に代わって、同時期に宮務主管に就任した加地隆治氏も警察庁出身。皇室と外務省との関係に楔を打つあからさまな官邸主導人事は、将来的に主に外交分野における天皇政治利用の布石を打つものはないか。
    もちろん皇室外交の重要性は当然ながら、反面、安易に為政者によって利用されるのは好ましくない。その意味では、諸外国に対する我が国の皇室の存在自体に政治色を持ち込むような懸念は、逆に一部の国にとって、彼らを利する上で、外交上無用な口実を与えることにもなりかねないと、少し心配をしているところです。

  4. 【5252963】 投稿者: 冷静にかんがえると  (ID:9n/tXqM8.9k) 投稿日時:2019年 01月 06日 17:29

    >四方拝

    国立歴史民俗博物館の井原今朝男名誉教授の論考がネットで閲覧できるが(国立歴史民俗博物館研究報告 157、2010-03)、公卿、一条兼良の進言を受け禁中触穢最中といえども、後土御門天皇は四方拝は執り行ったとのこと。宮中神事ではなく公事であるというのがその理由らしい。現在でも宮内庁は一連の祭祀を「宮中公務」としているが、実態においてそうであり、何より祭祀を「重要な勤め」とされている天皇陛下は、代拝も立てずに御自ら執り行われたのであろう。

    儀式のお場所として明治以降、神嘉殿の南庭が用いられることになり、おそらく屏風囲いの御座が設けられるものと思うが、例えかがり火などを設置したとしても、氷点下の早朝、たいした防寒にはなるまい。御からだに相当のご負担あることは容易に想像できる。

    思い出したのが石川県のある村からの満州入植者記録(「大東亜戦史6ー満州編(上)」 富士書苑)で、治安、人間関係、郷愁などで開拓団から去る人もいる中
    、結束を高めるために信仰的中心を求め、加能神社を建立したそうだ。とはいえ社殿は吹きさらしの状態で、それでも元日の朝に歳旦祭を執り行う慣わしとなり、氷点下30度近い中、日本古来の神官姿で開扉・供饌をやれば凍傷になるのは必定。開拓者らは当時の大日本神祇会、皇典講究所に神式祭事の方法を具申したが、返事は「素手でやらねば柏手は鳴らぬ」というものであった。
    何とも厳しいものである。

    民のため 世のため祈る 神業の しげき御国は なほぞ栄む
                         (度会常良ー続後拾遺集)

    彼の地ほどではないものの、民寝静まる厳寒の朝、天皇陛下のお勤めをはたしてどれほどの国民が知り得ようか。敢えて報道しない姿勢があるとすれば、何とも納得いかぬところである。

  5. 【5253159】 投稿者: イワサキ  (ID:DtOxSISpELI) 投稿日時:2019年 01月 06日 19:55

    四方拝で唱える祝詞は平安時代の祭祀を記した江家次第によれば

    賊寇之中過度我身(ぞくこうしちゅうかどがしん)
    毒魔之中過度我身(どくましちゅうかどがしん)
    毒氣之中過度我身(どくけしちゅうかどがしん)
    危厄之中過度我身(きやくしちゅうかどがしん)
    五急六害之中過度我身(ごきゅうろくがいしちゅうかどがしん)
    五兵六舌之中過度我身(ごへいろくぜつしちゅうかどがしん)
    厭魅之中過度我身(えんみしちゅうかどがしん)
    萬病除癒、所欲随心、急急如律令(まんびょうじょゆ しょよくずいしん きゅうきゅうにょりつりょう)

    「中過度我身」の「中過」は「中を過ぎよ」、「度」は「必ず」、「我身」は我が身をという意味で、「我が身を必ず通してください」という意味になります。

    要約すると「この世で起こるさまざまな困難は我が身を通してください、すべて自分の身が引き受けますから国民を守ってください」という意味になり、自らを捧げ、神々へ国家国民の安泰を祈っているといわれています。

    古来から民の事を大御宝(おおみたから)と称していたのが祝詞からも読み取れるところ、私は以前から祭祀の内容を多くの国民に伝える事が開かれた皇室への第一歩だと書き込んできた理由がこれである

  6. 【5253487】 投稿者: 暇なおじさん  (ID:Irv0DlzBgX2) 投稿日時:2019年 01月 07日 01:18

    日本人特に神道、陛下の祈りは祈祷の意味合いが強いのでしょうか、五穀豊穣、無病息災、子孫繁栄、天下泰平等多岐にわたります。宗教的な祈りの場合は教徒自身や神、仏を祈る場合が多いようでやや異なるもののようですね。

    ところで今般の譲位の件でも参考にしたと言われる「貞観儀式」や「儀式」を覗いてみましたが正直チンプンカンプン、知ってる単語が偶に出るくらいです、もっと言えば同じ日本人が書いたとは思えない(情けない話で申し訳ない)。

    参考(譲位に伴う即位が7月以前であれば、その年のうちに大嘗祭を行うと定めており、5月即位の今回も千年以上にわたる前例を踏襲する)とちゃんと書いてあるらしいです。

    世界中見まわしても1200年も前に書かれた書物、諸式、様式、法令等に立ち返って参考にする国などないのでしょうね。

    冷静にかんがえるとさま

    数年先には安倍首相も官房副長官も変わっているでしょう。個人的な想像ですが新天皇は政治的な行いはなさることはないでしょうが、今までの皇室から一歩踏み込んだ行動をお見せになるかもしれないと思っています。その場合新天皇皇后両陛下の信認が厚く柔軟な佐々江氏が侍従長として陛下を支え、事務方、政府との懸け橋の役割の宮内庁長官の西村氏との人事はなかなかいいんじゃないかと思います。秋篠宮様発言に対しても「しっかりした返答をしなかったことへの宮内庁に対するご叱責と受け止めている」とコメントされてますから、皇室を裏から支える宮内庁としての立場を感じます。

  7. 【5359151】 投稿者: 冷静にかんがえると  (ID:vflBJ9m1S1w) 投稿日時:2019年 03月 14日 17:53

    4月1日に公表される新元号の考案を委嘱する有識者懇談会のメンバーに、漢文学、東洋史学などの専門家のみならず、国文学、日本史学などの専門家も選任される可能性が高まってきた(吉岡内閣参事官ー13日参院予算委員会での発言)。
    あらためて確認してみると、例えば「大正」は古代中国の伝説上の人物、伏羲(ふくぎ)の『易経』、「昭和」は五経のひとつである『書経』、「平成」に至っては『史記』といったように中国古典よりの出典がほぼ慣例だったといえるところ、従来、漢文学、東洋史学などの専門家が委嘱されてきたのは当然であった。
    翻って今般、そこに国文学、日本史学の専門家らが加わるとなれば、我が国独自の古典よりの出典に、期待感が及ぶのもまた当然である。

    かつて(諸説あるが)後白河院幽閉に伴い、生後間もなく立太子した言人(ときひと)親王、後の安徳天皇御代の元号「養和」は、源氏側には無用のものとして使用されず、頑なに前元号「治承」が用いられたという。源平の争いもさることながら、平家側が三種の神器を持ち出したために、剣璽を帯びない後鳥羽、安徳両天皇が並び立つという異例の事態を引き起こした。
    武家という権門勢家に天皇が翻弄され巻き込まれた悪しき例とも言える。

    さすがに、為政とは憲法上でも実質においても関りを持たぬ天皇を奉戴する現代では、このようなことは杞憂に過ぎないとも言えそうだが、かつての権門勢家に代わって大衆天皇制観よろしく、不確かな情報を撒き散らかすSNS.、あるいは週刊誌の類が跋扈しているようである。
    こちらの方はその得体もさることながら意図が見えない分、まことに始末が悪いと云えるのではないだろうか。

  8. 【5384873】 投稿者: 冷静にかんがえると  (ID:Y39qvx23O4g) 投稿日時:2019年 04月 03日 18:25

    「令和」
    平安貴族らに馴染ある中国の『文選』に収録されている詩、後漢の学者・張衡の「帰田賦」の一部にルーツがあるというが、出典は紛れもなく国書「万葉集」である。
    期待通り我が国の古典、それも最古の歌集といわれているもの。
    大宰府近く、大伴旅人の邸宅で催された、梅花の宴で詠まれた33種の和歌に含まれる序文とのことだが、万葉集自体の詳細な成立過程は未だ不明な点が多々ある。おおよそ各巻毎に編者がおり、旅人の子息、大伴家持が編集にあたり大きな役割を果たしたと言われている(「日本史から見た日本人・古代編」渡部昇一 著、祥伝社)。

    大伴氏の祖先は天忍日命で、天孫降臨の際に前衛を務め古代においては朝臣、もっとも権力のある貴族であった。その大伴氏が編集に携わっていたとなれば、古代のカースト制にも似た階級意識があったとしてもおかしくないのだが、この歌集自体、詠み人知らずとされる人々の歌も入っており(身分・属性低き者を敢えて「詠み人知らず」とした説もあるが)、兎も角も「和歌の前には皆、平等」という思想が垣間見えるといえよう。
    事実、歌聖と言われる柿本人麻呂、山部赤人にせよ、けっして身分の高いものとはいえなかった。
    万人平等思想が近代になって培われてきたものではなく、我が国において既に上代よりその萌芽が見られるとなれば、何よりその思想を具現化した「万葉集」からの出典、深謀遠慮が伺える見事な選択と思わざるを得ない。

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