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【4211051】日本の古(いにしえ)

投稿者: 善人   (ID:iY3zXBxtWIE) 投稿日時:2016年 08月 12日 18:36

日本の古きいにしえをつぶやき語り合いませんか?

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  1. 【6260811】 投稿者: 乃木坂って  (ID:PzFQ43Z0hRo) 投稿日時:2021年 03月 15日 20:16

    私も詳しく勉強したわけではないのですが。「天皇不親政論」というのがあるそうですよ。藤原、足利、豊臣、徳川と政権を実際に執ったのは臣下ですから、日本は古来から権力の二重構造で、建前はともかくも天皇親政の実態がなかったとするようです。だからいつの時代も政治責任を負うとかいうことがなく、結果的に天皇制国家が存続してきたと見るようです。

    こういったお話はやっぱり冷静にかんがえるとさんや、こちらのような歴史のエキスパートの方々が、詳しく解説して下さるかも知れませんね。でも皆さんリアル社会でお忙しいのでしょうか? 乃木坂や生田絵梨花さんのお話がずっと続いて来たのも原因かもしれません。また覗いてくださることを期待したいですね。

  2. 【6263036】 投稿者: というより  (ID:TBQWAUWCYCo) 投稿日時:2021年 03月 17日 06:48

    話題が乃木坂に行ってしまったからね。
    すみません。色々話が拡がっているから、つい調子に乗ってしまいました。それを受入れてくれる土壌もあったし。
    天皇親政が明らかにいつの時代かって言うのは、私もよく分からないけど、少なくとも近代ではないよね。個人的には院政が敷かれた平安のいち時代じゃないかと思います。
    でも、臣下を無視した厳密な皇親政治は日本ではなかったんじゃないかな。

  3. 【6266387】 投稿者: 天皇制は悪漢の隠れ蓑  (ID:VtMGCX4yTHo) 投稿日時:2021年 03月 19日 09:58

    >臣下を無視した厳密な皇親政治は日本ではなかったんじゃないかな。

    そうすると、昭和前半の東条独裁に象徴される暗黒時代も昭和天皇の承諾のもとに行われたとの推定ができる。


    「周知のように、明治憲法は「地方自治」について何らの定めもなかった。その結果、天皇を中心とする強力な中央集権主義的官治行政が行われていた。しかしながら、それが日本帝国主義等々の一因と考えた制定者は、とくに現行憲法に地方自治の一章を新たに設け、制度的保障した。

    しかしながら、自治とは治者と被治者との自同性を内容とする民主的原理を本質とするがゆえに、いまだに天皇をトップにすえ、その観念的「権威」を悪用して戦前のように中央政府に権力を集中させ、甘い汁を吸いたいと願う一部支配層にとって、この現行憲法やそこでの地方自治は邪魔な存在であったといえた。

    そこで、支配層は憲法92条の形骸化を画策、市町村・都道府県それぞれ独立した地公体であり、国との関係を含め法制度上の従属関係がないにも関わらず、そうした地公体の自主財源の弱さに付けこみ、中央・地方関係における行政指導や総務省や財務省官僚の派遣ならびに許認可や補助金による統制といった目にみえない形での事実上の統制を行ってきた。その結果、地公体は中央政府の事実上の侍女に貶められたのであった。

    その意味で、1970年代における「革新自治体」による「中央包囲網」、すなわち東京・神奈川・埼玉・横浜・川崎の野党系各首長(さらに京都や大阪、福岡も)が「地方の時代」を高らかに唱えた当時は、むしろ例外ともいえた現象であったといえる。それは今般の非常事態宣言解除につき、政権によって黒岩や森田がまず切り崩され、風見鶏の小池や反対の大野らも不本意ながら白旗を挙げざるを得なかったとの事例でもうかがい知ることができるのではあるまいか」

  4. 【6267037】 投稿者: ちはやふる  (ID:5LtEBcBWFkk) 投稿日時:2021年 03月 19日 18:45

    天皇親政のお話は、だいぶ前に、冷静にかんがえると様からご教授頂いた事があります。該当箇所を探して見ましたが、見つからす、もしかしたら他所であったかも知れません。
    覚えている限りですが、天皇親政が積極的に表明されたのは明治の王制復古と天武天皇、持統天皇以前の古代のいち時期だそうです。通常は近臣らの奏上を受けて、形式的に裁可を下すというのが、天皇のあり方で、近代、古代の天皇制国家は例外的なものだということです。
    ひとつには死者を忌むという神道的思想から、殯の宮に際して権力空白期間があったことと、践祚が制度化されたことで、前提として、継承されるべき政治権力があったということすなわち、親政と言えるのではないか?
    もうひとつは、権力継承に世襲独断を取り入れず、群臣らの意見を聴取した持統天皇以前で、司祭的役割も担った当時の天皇制の権威、政治権力に陰りが見えはじめて以降は、合議が通常になり、親政は終わったとするようです。
    すみません、冷静にかんがえると様ならもっとわかり易く解説下さると思いますが、いずれを申しましても、日本の歴史上、天皇親政はあったと言うことだと思います。

  5. 【6267126】 投稿者: 乃木坂って  (ID:4GLgtPa9Wqk) 投稿日時:2021年 03月 19日 20:06

    私は、畿内政権は各豪族の自発的な帰順によって運営されていたと思っていましたが、違うのかしら? 律令政府も実態としては畿内政権ですよね?
    親政と言うなら、というよりさんのおっしゃる様に、白河上皇以降にご院宣が絶対的になったころからで、承久の乱から武家が朝廷への介入をし始めて、皇位継承の決定権をとり、元寇で外交権まで掌握するようになったなってから、天皇親政はたとえあったとしても、終焉を迎えたと言えるのではないでしょうか。

  6. 【6267680】 投稿者: というより  (ID:oSE9/baoZX2) 投稿日時:2021年 03月 20日 09:12

    元々、神話って上古人の世界観なり思想が反映されていて、古事記は八百万の神が主人公だから、天皇独裁と専制というものを全く想定してないものだと思うよ。記紀一致して、大和平定は自発的帰順で決着だからね。
    そもそも「天皇」は「皇帝」に対する君主号じゃなく、あくまで個人的尊号だっていうのが通説らしいから、外交面では、隋に対して実権のない元首的意味合いが強かったとも言えるわけで、象徴性は実はこの頃から天皇の立ち位置として芽生えて来ているかも知れんね。

    まあ、ここは冷静にかんがえるとさんに登場してもらいたいけど、忙しいのかな?
    それにしても、ちはやふるさん、乃木坂ってさんも詳しいですな。ちはやふるさんは他でも冷静にかんがえるとさんとやりとりしているんでしょ?時間のある時でも天皇親政について聞いて見て下さいな。簡潔に説明してくれるでしょう、あの人なら。

  7. 【6269003】 投稿者: ちはやふる  (ID:9Mq9E6k8kwE) 投稿日時:2021年 03月 21日 07:07

    私の書き込みは殆んど冷静にかんがえると様、こちらのスレ主様の受け売りです。随分と勉強させて頂きました。
    「天皇不親政」は、古文書などの詳細な検討により、津田左右吉博士、法制史の故石井良助、東大名誉教授ら多くの学者の方々が唱えておられるようです。
    院政が顕著になることにより、武家に皇位継承への干渉を招いたことで、例え親政があったとしても、形骸化が進んでいつたと言えるのではないでしょうか?
    冷静にかんがえると様とやり取りと申しましても、他サイトゆえ詳しく書けません。また、あの方のご専門は国際政治、国際経済等の国際関係論で、お題で闊達な専門的議論がされている所に、歴史の話を持ち出すのは躊躇してしまいます。
    そういった訳で、というより様が、いずれ冷静にかんがえると様の書き込みを待って、直接伺ってみられる方が、いちばんよろしいかと存じます。
    どうぞ、ご容赦くださいませ。

  8. 【6271735】 投稿者: というより  (ID:YSZhVtSVOnA) 投稿日時:2021年 03月 23日 06:50

    なるほど、それはその通り。失礼しました。
    そう言えば、前にゲーム理論だかの書き込みがありましたな。国際関係やっていると、就職にも強いなんて日経記事を読んだ事があります。冷静にかんがえるとさんは歴史詳しいから、てっきり専門家かと思ったけど、そっち方面を忘れてました。
    ところで、靖国神社の桜も満開です。
    「花は桜木、人は武士」、一休さんじゃないけど、明治維新があって今の日本がある。維新志士に思いを馳せながら桜を愛でたいけど、今年は自粛です。
    早期解散が言われてるけど、こっちは自粛せずに、見事に散っちゃってくれと思うこの頃(笑)

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