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【7137001】かさむ除せん費 増えぬ帰還者

投稿者: 移染   (ID:7woFK9deawU) 投稿日時:2023年 03月 04日 15:24

国費で賄う除染・廃棄物処理に関する費用は2023年度までに総額3300億円にのぼると見られる
一方、帰還する人の数がどこまでふえるか見通せない。

23年度当初予算案で解体建造物や除せんで除去された土壌の処理費に300億円を計上し、追加除染に40億円、

高線量の箇所が残っていないかを測定する費用に約10億円をそれぞれ充てる。
これまでの費用と合わせて1ヘクタールあたり1・5億円かかる計算だ。

この地域に住んでいる避難先に生活の基盤を移しており、実際に帰還した人は一部にとどまる。

3町村の復興拠点に暮らす住民は約80人。住民票を持つ人の1%未満だ。

国は復興拠点から外れた帰還困難区域の除染についても24年度から本格化させる。
ただ、多額の国費で除染しても多くの人が住まなければ「費用対効果」の有無が取り沙汰され、費用の確保が難しくなることも懸念される。

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