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投稿者: ぷれこうねんき (ID:L5S6bHNRgLY) 投稿日時:2014年 11月 03日 07:21
子どもの頃7年ほど習っていたのですが、中学の部活が忙しくてソナチネのほんの入り口程度で辞めてしまいました。
それからずっとピアノに触れることも無かったのですが、子どもが始めたのを機になんとなく弾き始めました。
子どもが成長して、もう一緒に弾いてやることも無くなったのですが、趣味としてきちんと弾きたいと思い
先生についてレッスンしていただくことにしました。
私の勝手なイメージでは、子どものようにとても簡単な教本から順番にやっていくのかと思っていたのですが
実際順番にやるのはハノンだけで、あとは私がやりたいと言ったバッハのインヴェンションと、
あこがれの曲(無謀すぎてこちらでは恥ずかしくて書けません)を少しずつみていただいています。
(無謀な曲については、私は「基礎をやってから取り組みたいと思ってます」と申し上げたのですが、
先生は「やりましょう!お楽しみの曲が無いとね」と言ってくださったので、取り組んでいます)
レッスンは隔週で1時間ずつです。
そして、レッスンの感じなのですが、私の中では毎回「コンクールのレッスン」という感じです。
子どもがコンクールに参加していたのですが、先生の紹介で別の先生に見ていただいていた時と同じイメージです。
「譜読みはできているのが大前提」「指摘されるのはタッチやアゴーギク」「完璧に仕上がらないと〇はもらえない」
私が出来ない部分は、できるようになる方法を教えてくれるのではなく、
先生が「こういう感じで弾けますか?」と弾いてくれますが、もちろんできません(苦笑)
先生も試行錯誤しながら「こんどはこういう練習してみてください」と課題を下さるのですが、目指すところが高いのでなかなかたどりつきません。
私の技術が足りないと思うので、もう少し基礎からやってもらったほうがいいのか、大人再開組はそんなものなのか悩みます。
(自分自身で原因を考えると、譜読みだけは早くできてしまうけれど、音楽として仕上がらない所が問題なのだと思います)
愚痴っぽくなってしまいましたが、先生に対しての不満はありません。
ピアノを弾く友達がいないので、他の方たちはどんな感じなのかお聞かせいただけると幸いです。
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【3571462】 投稿者: 素人ピアノ弾き (ID:tgG/YJSi26o) 投稿日時:2014年 11月 05日 00:31
横レスお許しください。
バラードさま、私の戯言を覚えていてくださり、ありがとうございます。
ベートーベンの3番ソナタ、作品2-3は、初期のうちでは、もっとも難しい曲のひとつです。全体に、メカニックがむき出しになりますし。
最初の三度は、
ミー レミレミファ ミ
5 45454 3
1 21212 1
という、異常な指使いで弾いています。ここは、難しいですし、本番でアガると崩れます。
上の指使いは、小指を薬指が飛び越さざるを得ないのですが、ここだけ気合を入れれば、あとは楽で、キレの良い音が出ますので。
これに比較すると、5番、作品10-1は、ずいぶんと弾きやすいのではないかと思います。
中期では、テンペストはもっとも弾きやすい曲のひとつでしょう。
同じ作品31でも、31-3は難しいです。
ワルトシュタインのフィナーレは、ピアノを超えた楽想をピアノに押し込めたようなところがあり、ベートーヴェンの中でも、かなり難しい部類にはいるでしょう。
少なくとも、合理的に書かれた熱情ソナタより、難しいと思います。
後半の高速オクターブは、グリッサンドで弾けると格好いいのですが。
しかし、この、宇宙的な広がりをもった楽想、いいんですよね。ぜひ、気長に取り組まれますよう。
madeleineさま
鬼火、マゼッパ、、、、、、、何というか、すごいですね。恥ずかしながら、私には、とてもとても弾けません。
ご存知ない方のために解説しますと、リストの「超絶技巧練習曲」の中の、最難曲です。
私は、たぶん、のべ数百人のアマチュアの演奏を聴いていますが、鬼火を真面目に弾いたのを聞いたことはありません。マゼッパは何人か印象に残る演奏をする人が居ました。
超絶技巧練習曲は、名前と異なり、全ての曲が極端に難しい、というわけではないのですが、この二曲は大変です。たぶん、ふつうのレベルの音大ピアノ科目の学生には弾けません。
鬼火は、ささやくような弱音高速の重音奏法、マゼッパは、作曲者自身による異常とも思える指使いの指定、など、プロでも困難な課題があります。
鬼火は、リストの小品の中でも、音楽的にも、最上位の名曲と思いますが。。。。。
ということで、単なる耳年増のひとりごと、と思って、聞き流してください。 -
【3571964】 投稿者: バラード (ID:zT51XNJgXZ.) 投稿日時:2014年 11月 05日 14:01
スレ主さま
私もこのスレ見て即座に同じような再開組の方が書き込みいれられて、感心しました。
やはり音楽、ピアノの魅力は素晴らしいものだなと思いました。
今に少子高齢化が進んで、幼児低学年児よりも大人再開組人口が増えていって、音大ピアノ科出たての若い先生には気の毒だな、と感じる次第です。
私も生意気でなく、口うるさくなく、素直な生徒でやっていきたいものです。
近隣のクリニックでも大方8-9割の患者がお年寄り、小児科なんてなくなる?と不安を。
素人ピアノ弾き様
詳しく細かく教えていただきありがとうございます。
ソナタ3番の冒頭、苦労して弾いているの見て、先生からは3小節目(ドが黒鍵)と同じ指使いで、とアドバイスいただき、頭のドミは1、4でやってました。
いまだに3小節目のドが黒鍵の時はうまくいくのに、頭のドミだとうまくいかないのはなぜかが解明できていません。
ご教授いただいた1、5でやってみました、すぐにはうまくいきませんが、ドミを1,5でという違和感(今までやってなかった指使い)があるものの、何とかいきそうですね。
大変 ありがとうございました。私にとっては新しい発想です。
熱情ソナタの3楽章もさらっております(練習中)。音型がワルトシュタインの3楽章に短調長調の違いがあるものの、頭休符の16分、右左の交差と旋律似ている感じがしましたので気長に挑戦したいと思いますが。
(もしかしたらベートーベン 同時にこの音型が頭に浮かんで、短長で分けて別々の曲に持っていったのではと思えるフシも)
オクターブグリサンドの箇所以前に、右手1、2でトリルしながら小指で主題弾くところもはじめての出会いで、できません。
今、とても感心?しているというか、ベートーベンのすごさ、ショパンにもモーツァルトにも、リストにも真似できないようなすごさ 熱情ソナタの第二楽章で感じてます。
たったの「ラーシーラーシラララ」「レレレーレレドレ」の主題だけで短いですが変奏が出来てしまう、なおかつ怒涛の一楽章三楽章にはさまれた、この楽章がないと、偉大なる熱情ソナタとは言えないところ。和音も、はじめのシンコペの変奏も、左右に主題が散りばめられる第二第三変奏も、コーダで戻ってはじめの旋律を奏でてから第三楽章への伏線のディミニッシュ和音、完璧ですね。やはり天才です。 -
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【3571978】 投稿者: アラフォー(株) (ID:jpI5QPLapYM) 投稿日時:2014年 11月 05日 14:25
スレ主様、初めまして。
40代前半に、25年ぶりにレッスンを再開しました。
今は、ツェルニーとバッハシンフォニアを中心にレッスンしております。
学生時代は苦手だったバッハが、今は何時間練習しても苦にならない程好きになってしまいました。素人ピアノ弾き様の「バッハが得意な人は、進化し続ける」という言葉を糧に、日々精進したいと思っております。
今年、「ショパンパリの異邦人」という本を購入しました。
日頃から疑問に感じていた「ショパンのレッスン順」(ポロネーズからマズルカ絶筆まで)が記載されていたので、譜読みをして楽しんでおります。
本文では、「モーツァルトを弾くと気分が良くなり、ショパンを弾くと病気が治る」と書いてあったと思います。
バッハ→ツェルニー→モーツァルト→ショパン
現在のピアノライフは、この形が理想的です。 -
【3573598】 投稿者: madeleine (ID:ycIqo2cuGtg) 投稿日時:2014年 11月 07日 01:12
スレ主さま、素人ピアノ弾きさま、バラードさま、皆さまへ
ピアノを再開した事情を書かせて戴きます。
「鬼火」は、高校の卒業式の折に、同級生(桐朋ピアノ科へ進学)が、奏楽として
演奏したのを聴いて以来、いつかは弾いてみたいと願っていた曲でした。
音大受験を考えていたのですが、中高(JG)が、勉強が大変で、授業の速度についていくのがやっとのため、中2でピアノレッスンを止めてしまいました。
高2の進路選択で、再度音大受験を考えましたが、ブランクがあるのと、手が小さいため、諦めた経緯がございます。
その後、40歳を機に銀座にある大人向けの教室に通いだして、今年で17年目になりました。最初は、ショパン全曲を弾きたいと願って始めたのですが、ここ数年は
リストに惚れこんでいる状態です。
「マゼッパ」「鬼火」も、この教室では演奏した人はいないとの事でした。
どちらの曲も、譜面どおりの速度は無理なので、少し速度を落としましたが、
鬼火は5分半ぐらいで弾いたと記憶しています。
前にも書きましたが、模範演奏がないので、プロの演奏家の音を色々聴いて、その中で、ケメルゲキチというピアニストの音に惚れて、この音源と動画をiPodに入れて、何処に行くにも持ち歩き、バスの中、電車の中で、見て聴いていました。
40年経って、やっと、この曲(鬼火)を弾く事が出来た事は、一生の思い出となりました。もちろん、拙い演奏でしたが、講師の先生は、涙が出たと言って下さいました。
来年5月の演奏会では、初心に帰り、ショパンソナタ3番を演奏する予定です。
ここまで続けてこられたのは、講師の先生との相性と、家族の理解(手抜き家事となる)があっての事だと思います。
まだ、何とか、暗譜も出来るので、もう少し続けていきたいと思っております。 -
【3575996】 投稿者: ↑ あーア (ID:hBVdD1nUcx6) 投稿日時:2014年 11月 09日 11:53
いい感じのスレだったのに、
上の方ひと言多かった。特に中受のEdu的には。
でもここは優しい人たちばかりだから、つっこみませんね(笑) -
【3576866】 投稿者: バラード (ID:zT51XNJgXZ.) 投稿日時:2014年 11月 10日 10:29
madeleine様
リストは私にはどの曲も技術的に難曲なので、もっぱら聴く専門なのですがすばらしいです。次のショパンのソナタ3番もきっと、お上手にいけることと思います。
大昔アルゲリッチのレコード聴いて衝撃を受けましたが、近年ツィメルマンの生で聴いて全く違う彼女のような叩きつける様なでなく、音色響き重視の少しゆったり目のテンポでの演奏聴いて、-特に3楽章など泣かせましたね- 曲のすばらしさ再認識しました。
個人的に、ベートーベン以降のソナタで、同じロ短調のリストのソナタと並んで双璧の最高のソナタ=というか、ピアノ作品の中でも最高峰の部類の入るのではと思ってます。
同じロ短調ソナタでもリストとショパン、全く違いますね。
ショパン好きには4つの楽章、一作品で4曲分聴けるたまらない作品です。
リストもすごいです。後の音楽家の何かブルックナー和音とか(当然ワグナーも)チャイコフスキーフレーズとか、無調っぽい多数のフレーズや、ドビュッシーまで登場するような長大なソナタと感じてます。もっとも私には難解でよく理解できてませんが。
共通点は、たった一つ。どちらもベートーベンのソナタ(もしくは後期の弦楽四重奏も)を相当研究しているなという感じを持つことです。
ショパンの冒頭は、熱情3楽章のモチーフ? 全体の構成はハンマークラヴィアかな?
逆にハンマークラヴィア3楽章にショパンフレーズが出てくるともいえるのかも。
リストはあきらかに後期のソナタ、特に32番の一楽章のイメージがずっとあります。
大変すみません。前置きが長くなってしまいました。
17年の キャリアでここまでいかれたこと、参考にさせていただきたく、特に再開時の2-3年、どのような曲をどんな順番で練習されていたのか、お聞かせいただけたら幸いです。私も出来れば17年休まず続けたいものです。
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