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【5100934】ピアノの教本について

投稿者: ララ   (ID:sYlyiLsQI.A) 投稿日時:2018年 08月 31日 10:21

いつもこちらの掲示板を楽しく拝見しております。

少し相談をさせてください。

現在小学校4年生の娘がおり、あと2曲でブルグミュラー25を全部引き終わる予定です。
ブルグミュラー以外は、チェルニー30番とインベンションをひいております。

発表会&おさらい会の機会が多く、なかなかブルグミュラーが終わらず親としてはやきもきしておりましたが、やっとブルクミュラーが終わってソナチネに!と思っていたら、先生に、ブルグミュラーが終わったらギロックをやりましょうと言われました。

ギロックは、お友達の発表会などでよく聞くので、普段の教本に取り入れると言うよりは、発表会用の曲…と言う認識が私の中にはあるのですが、ブルグミュラーが終わったらギロックと言うのは普通の進み方なのでしょうか?私としては早くソナチネに進んでもらいたいのですが、なぜソナチネではなくギロックなのでしょう…。

こちらにはピアノがとても上手な方や、先生をしていらっしゃる方が多いと思われますので、ご意見をいただけるととてもありがたいです。先生はなぜ、そのソナチネではなくギロックを進めるのだと思いますか?

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  1. 【5105162】 投稿者: 大丈夫かなあ  (ID:Eq/ZpwkLdRs) 投稿日時:2018年 09月 04日 17:25

    先頃亡くなられた中村紘子さん最後のエッセイ集「ピアニストだって冒険する」に書いてあります。

    「ピアノやヴァイオリン、といった演奏分野は、大脳生理学からいっても非常に若い年代で完成をみる分野である。いま世界的に活躍している演奏家たちの殆どは、実は十歳になるかならないかの年齢で基本的に完成してしまっているのである。」


    いま、スレ主さんのお子さんがちょうどその年代かな。急いでもいいのではないかしら。

  2. 【5105371】 投稿者: 素人親  (ID:C62TvgkDgho) 投稿日時:2018年 09月 04日 21:56

    他の習い事や塾でお忙しいお子さんなんですか?

    インベンション→バロック
    ツェルニー→古典(?)
    ブルグミュラー→ロマン
    ギロック→近現代
    素人考えでは、四期を最低限、意識されたのかな?と想像しました。
    でも、ギロックも全曲されるんですか?
    すてきな曲集だとは思うのですが。
    先生に伺ってはいけないんでしょうか?

  3. 【5105475】 投稿者: 素人ピアノ弾き  (ID:sLOk0IMI54w) 投稿日時:2018年 09月 04日 23:32

    百合さんのおっしゃるように、ソナチネで修得すべきは、モノフォニー(単旋律)ではなく、ホモフォニー(一つの旋律に和声がついたもの)ですね。

    さて、目標が英雄ポロネーズとハンガリア狂詩曲とのこと。

    この目標は、アマチュアとしては非常に高いレベルです。
    この目標をクリアしようとするなら、第二次成長期に徹底的にメカニックを鍛えることが大切です。身長が伸び、大人の骨格になる時期にどれだけ練習したか、で、その後到達するメカニックのレベルが決まります。

    #私は下手糞アマなので、あんまり参考にならないと思いますが、、、。
    ショパンは苦手で、英雄ポロネーズはとても人前で弾く気になりません。この曲、ショパンの曲の中でも難曲に分類され、また、オクターブや重和音のすぐれたメカニックを必要とします。
    ハンガリア狂詩曲の中で、有名な2番や6番は、私のメカニックでは満足に演奏できません。オクターブや連打音などの最高度のメカニックを必要とします。そのかわり、ハンガリア狂詩曲の11番や12番はレパートリーにしていて、ときどき演奏します。

    女性なら、小学校5年くらいから、全力でメカニックの強化に取り組んでください。
    最低限、4オクターブの音階と分散和音を、全調、いつでも弾けるようにすること。

    これが基本で、まあ、教本がギロックかソナチネか、というのは、どちらかというとマイナーな要素かもしれません。

    そして、次に大切なのが、譜読みの速さ。
    アマチュアは、時間の有り余っている富裕層を除き、練習時間との戦いになります。ここで、新しい曲の譜面を見てすぐに音を並べられる、という能力は、非常に重要です(室内楽などやるなら、なおさら、です)。

    最後に。
    英雄ポロネーズやハンガリア狂詩曲に到達しなくても、芸術性の高い名曲はゴマンと存在しますし、アマチュアとしてピアノを楽しみ続けることは問題なくできます。
    そこで、繰り返しになりますが、自分に向いている曲を自分で探すためにも、譜読みの力は必須。

    ソルフェージュをやるのがベストですが、いろいろな曲を手あたり次第弾いてみる、という方法でもいいです。

  4. 【5105675】 投稿者: 台風一過  (ID:DL9RpnLkMoY) 投稿日時:2018年 09月 05日 09:14

    第二次成長期?
    第二次性徴と成長期が合わさった?

  5. 【5105806】 投稿者: ララ  (ID:xbXElzrquqQ) 投稿日時:2018年 09月 05日 11:43

    ご指摘の通り、娘は他の習い事が多くて、ピアノ以上に力を注いでいる習い事がある為、ピアノの進度がゆっくりめなのが悩みの種です。なのにショパンやリストを弾きたいという夢があるので、隣で見ている親の方が焦ってしまう…と言う感じです。

    また他の方がご指摘されたように、私はほんとにピアノ素人なので…、どうすればピアノが上達するのか、どのような曲が素晴らしいのかということが全くわからず、ただただ進度が遅くなることにばかり気をとられてしまっていた面があります。こういう素人の考えは、とても浅はかだったのですね。ご指摘されて、反省しなきゃな…と思っております。皆さんのご意見とても勉強になります。ありがとうございます。ギロックの良さも、改めて知ることができました。私、何も分かっていなかったですね。

    他の習い事をしているのを知っているせいか、先生の教え方もゆっくりで…、私としてはもっと娘のお尻をたたいて欲しいなと思ってしまい、ただただ焦るばかりなのです…。良くないですよね。

    ただ、第二次成長期なので、今この時点で技術を叩き読んでおくことが重要とお聞きすると、やはり焦ってしまう面もあります。

  6. 【5105928】 投稿者: 元ピアニスト  (ID:Hwl6RI6hMLM) 投稿日時:2018年 09月 05日 14:04

    以前にYouTubeの動画で、中年男性(ピアノ経験なし)の方がChopinの革命のEtudeを数年間そればかり引き続け・・・弾けるようになったという動画を見て本当に関心したのを覚えています。

    ですので、Chopinを弾くには何かをしなければならないというのはありません。

    お話にでているソナチネはソナタの簡易版で、ソナタは分かりやすく言うと交響曲をピアノで弾いてしまおう!というものです。
    楽器の中で交響曲を一人で演奏できる楽器はピアノくらいなのでしょうか。
    ピアノという楽器の一つの醍醐味であると個人的には思っていますし、大変勉強にもなります。
    が、それらを音楽的に表現できるようになるには普段から湯水のように交響曲を浴びるように聴いていないと(家庭が音楽的な環境でないと)厳しいのではないかなと思ったりもします。

    Chopinはソナタなどとは別グループと考えると分かりやすいと思います。
    ソナタ=演歌、Chopin=ポップス。そいうような別ジャンルのものと考えると分かりやすいかも知れません(よい例えでも適切な例えでもありませんが、考え方の一例として)

    ChopinやLisztが弾けるようになりたいという夢は素晴らしいです。
    ただ、それらにどうしてもソナタが必要か?と言われると最短で弾きたいならテクニカル重視の練習に力を入れるしかないのではないかとも思えます。

    リストは手を一目見ただけで「この子には一生弾けない」というような手のお子様もいらっしゃいます。(実は私の子供の一人がそうです)

    小4でブルグミュラーがやっと終わる。
    で、Lisztが弾けるようになるか・・・。
    テクニカル重視の練習を相当根性入れてやって可能性があるかないかというレベルのお話になってくるのではないでしょうか。

    >ソナチネに進んでもらいたいのですが、なぜソナチネではなくギロックなのでしょう…。

    ソナチネを美しく弾きこなすには、最低限、音階が粒が真珠のネックレスのように揃った状態でスラスラとハ長調以外も弾きこなせる事が必要です。
    ですので、ハノン等の音階練習の本をこれだけで1時間弾いたりするのですね。

    ピアノ以外に傾倒しているお稽古事があり、学校も普通科で受験を経て大学進学。
    その上でハンガリア狂詩曲が優美に弾けるようにとなると、私なら一日100時間以上必要な気が致しますが、どうなのでしょうね。
    ハンガリア狂詩曲がテンポ通りに弾ける位、指が動く為にどれだけ練習量が必要か・・・。

    http://www.happypianist.net/music/NANIDO.htm
    こちらをご覧になって下さい。
    分かりやすいかなと思います。
    今、お子様はこの表では「初級」になりますね。
    で、お子様が夢見ている曲は「最上級」になっています。
    この表の通り・・・だと分かりやすく考えるとあと10年強なのですが、それはこの表の年数で中級上級をクリアできたらというお話です。
    お子様が仮に4年間で今のレベルにまで到達できていないとなるともっと時間が掛かります。

    私にもピアノをやっている子供がいます。その他に傾倒している趣味(練習が必要な)もあります。
    今、表でいうところの「中級上」ですがおむつが取れない位からピアノを触っていますが教則本を始めた年数から計算すると大体、年数的にはあっています。
    ピアノ歴だいたい10年で「中級」の曲でしたら一人で勝手にパラパラ弾いています。
    絶対音感があり、初見がとても得意で、幼稚園児の頃には幼稚園の先生の伴奏を耳コピで家に帰ってきて全く同様に弾けていました。
    それでそんな感じです。
    小3から別の楽器をやり出し、そちらに練習を割きだしたのが大きいと思います。

  7. 【5105932】 投稿者: バラード  (ID:JY.T92mcz2U) 投稿日時:2018年 09月 05日 14:15

    ララ様
    すみません、読ませていただいて、私は素人ピアノ弾きさまよりもっともっとど素人なのですが、今ブルグミューラー、インベンション、ツェルニーされているのでしたら、個人的には、ハイドン、モーツァルト、ベートーベンのソナタ何曲かやさしいやつから、、が良いのではと思います。並行してバッハと。
    あとは逆に何をやってもよいような。

    素人ピアニスト弾きさまが書かれた全調の音階やアルペジオ? これは難しいです。ボチボチかなと思ってしまいますが。

    ショパンは個人的には、やはりモーツァルトなどの古典派、バッハやって、それからいきなり英雄ポロネーズは無理なので、、まずはマズルカ、ワルツ、ノクターンのたぐいから数曲練習。
    英雄ポロネーズ弾くには、エチュードの4度の出てくる(イントロ)10-3別れの曲とか25-9のオクターブと左手がちょっと似ている蝶々とか弾けるといいかな。

    これまた、このエチュード弾けるためには、前に書いたワルツやプレリュードのやさしいやつから。。なんて順でどうでしょう。ものには順番が、、、。
    中学生になってから弾けるようなつもりで練習すると。
    女子はやっとオクターブの手とかもですから、アルペジオの練習もいいですね。

  8. 【5105937】 投稿者: アラフォー(株)  (ID:PTrF.sOlwzg) 投稿日時:2018年 09月 05日 14:21

    ギロックの作品は、技術力よりも表現力が身に付くと思います。

    技術力は、エチュードで学習をすればいかがでしょう。
    ツェルニーですと、30番終了で「小犬のワルツ」
    40番の26番終了で「幻想即興曲」が演奏出来るレベルになります。

    しかし、いくら指が動くようになっても、アナリーゼが駄目では・・・

    アナリーゼの学習に、ギロックの作品集は最適です。

    セレナーデ 夜想曲 音のバランスが崩れないように

    ショパンの「ノクターン」や「雨だれ」
    技術よりも表現

    ギロックにつきましては、伊藤仁美先生の講話を聞かれる事を、おすすめします。

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