マルチリンガルを目指せる女子校
ブルグミュラーやりますか?
小5男の子の母です。
ピアノを習っていますが、とてもゆっくりと進んでいます。
いつまでたっても先生が『ブルグミュラー25の練習曲』を始められないので、うかがってみたところ、「男の子だしやりません」とのこと。
ブルグミュラーは当然やるものと思っていましたので、驚きました。
ブルグミュラーをやらずに進んで行かれた方はおられますか?
また、ヨーロッパなんかは子どもさんたちはどんな感じなんでしょうか?
>ブルグミュラーをやらずに進んで行かれた方はおられますか?
今は、音楽の道に進もうとしない限り、子供の興味をつなぐために好きな曲を弾かせるのではないでしょうか?
息子の場合は、小3の時にテレビで聴いたショパンが弾きたいと言い出して(大して弾けないのに)、発表会も、コンクールもショパンでした。
その後も、自分の弾きたい曲を弾かせてもらう感じで、ブルグミュラーなどは一度も弾いたことがないと思います。
基礎練習的なものはハノンぐらいで、あとは一般的な練習曲はほとんどやりませんでした。
そんなことでうまくなるのかとも思いましたが、好きなだけあってショパンは非常に上手く弾けるようになって、コンクールでも何度か入賞しました。
もちろん、コンクールレベルに弾けるようになるまで半年ぐらいかかりましたが、その間それしかしないので、他の事をやる時間がないのです。
好きこそものの上手なれ、みたいなことかもしれません。
趣味でやる程度ならピアノ自体の技能が上がるより、好きな曲を好きなだけ弾くのもありではないかと思います。
もちろん、ブルグミュラーが好きならやればいいと思いますけどね。
おお、うちとはちょっとレベルと才能が違いすぎます。
半年でショパンですか。ご子息様は天才型なのだと思います。
自分も兄も(昭和)、娘(平成)もブルグミュラーを全曲やりましたので、皆通る道だと思っておりました。
息子はブルグミュラーを知りませんし、なんだかもやもやしているのは私だけです。
しかし、このペースではいつの日かショパンを弾ける日が来るのか…
続けることが肝心と思っています。
ぞんざいな書き方になりますがお許しくださいませ。
ブルグミュラーは楽譜を購入してご自分で練習してはいかがでしょう。CDもありますので小5なら自習で大丈夫です。
描かれている情景や時代背景を話してみると楽しいです。例えば乗馬ならオリンピックの馬場馬術を見てイメージするとか、音楽性を広げてみてください。
また、ブルグミュラーにこだわらなくても、ギロックやバッハをどんどん弾いてみてくださいね。
ヨーロッパでは専門家にする家庭以外では、遅く習い始めます。骨格が出来上がってから、と言う先生がいるくらいです。
例えばメヌエットなら、三拍子で踊るとかして音楽性を育てます。曲集の進み具合もゆっくりです。
なるほど、自分でとは考えつきませんでした。
小さいころから息子と練習を一緒にするのが、母である私の癒しになっております。娘の時はひとりで練習が普通だったのですが。
自習、わくわくします。
ヨーロッパの方はアジア圏となにかと違うのでしょう。
受験塾(話は違いますが)などもないようですし、うらやましいです。
うちも音楽を楽しみたいと思います。
たぶんメヌエットも一緒に踊ってくれそうです。
小5なのにまだまだ幼くて。今だけだと思いますが。
メヌエットは知りませんが、ワルツはステップを踏んでくるくる回ってみると、三拍子の処理がよくわかると思います。
3拍目は女性のドレスの裾が最後にくるっと回る速さと言われますが、踊ってみると感覚が掴めるようです。
さてブルグミュラーですが、これは音楽の表現を会得するための教本です。
題名というヒントがあるので、曲に入りやすいです。
アラベスクとか、バラードは様子を掴むのが難しいですが、逆に曲がかっこいいので、お子さんには人気があります。
もっと早く弾きたい!という要求が生まれると思うので、その要求に合わせてハノン等でテクニックの練習をすると速いパッセージがクリアに弾けるようになり、ハノンはこんな風に大切なものなのか!と自覚できるのでおすすめです。
要は本人が、この教本にはこういう目的があるということを理解することが練習意欲につながるのではないかと思っています。
ですからブルグミュラーも、真面目に全て取り組まなくても本人が興味を示した曲をピックアップして…でも大丈夫です。
ツバメや、天使の声などペダルが出てくると、これ又嬉々として練習してくれます。ツバメなどは、ほら、屋根から屋根へとすいっと飛び移っていく感じだから、ペダルでそのツバメのすいっと飛ぶ感じを出してみて!とかヒントを出して想像を膨らませると良いです。
狩猟などは、メジャー部分とマイナー部分があるので、狩りをする側の人間と、狩られる側のキツネを想定してみたり、家 貴族のレジャーとしてあるキツネ狩りのイベントで紳士が馬に乗って犬を従えて森へ向かう様子とか、本当に想像できます。はじめは上手く表現できなくても、音楽というものは、このように気持ちを乗せて演奏するものだという根本的なところを理解できるので、ブルグミュラーの役割は大きいと思います。
あと、ヨーロッパとアジアのメソッドの違いですが、全ての国のことは分かりませんが、ドイツなどは一般的に日本のような幼児教育という概念はなく(これは概ねヤマハのグループレッスンの貢献が大きかったと思います)、ある程度意志を持ち、それぞれの指が独立して力を持つ時期からはじめられ、2、3年して才能がないと教師の方からやめた方が良いというアドバイスがある例が多いと思います。日本のチェロやバイオリンの立ち位置にピアノがあります。つまり、母数が少ないし、絶対に全うしなければならないものでもありません。
ただ、スレ主さんのように、辞めないで続けることが大切という考え方は、私も大賛成です。
楽譜を読んだり、指が滑らかに動くまでの過程で練習を積んだり…で辞めてしまったのではピアノに良いいめーじは持てないです。
せっかくそこを乗り越えたのだから、楽しめる領域まで頑張って下さいませ。
スレ主さま
ご返信ありがとうございます。
メヌエットを一緒に踊ってくれそうなご子息、羨ましいです。いいですね。
知人は息子さんが練習する時に隣で踊るそうです。楽しそうな練習風景が見えるようですね。
ヨーロッパで思うことは、世襲する職業があることでしょうか。音楽家の子どもが音楽家になる例をよくみます。
つまり専門家に育てたい家庭というのは親が音楽家なのですね。
それ以外の家庭では楽しくやります。夕食に招かれると子どもさんが楽器を弾いて皆さんで歌う、など。
もちろん上手いか上手くないかは関係なく。
スレ主さまなら楽しくご子息を導いてあげられますよ、きっと。