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【3760138】貧乏な子どもはどれだけ勉強しても遊んでる金持ちの子より成績が悪い

投稿者: 通りすがり。   (ID:mdIYwE/yvfM) 投稿日時:2015年 06月 07日 11:59

オリエンタルラジオ中田敦彦の妻でタレントの福田萌が“学歴自慢”をしたとして、炎上騒動が起きている。
福田は横浜国立大卒であり、夫のオリラジ中田敦彦もまた慶応大卒という高学歴カップルだ。
4月28日に放映された『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系)で、そのことについて問われた
福田は「私たちは、自分の力で学歴をつかみ取ってきたという誇りがある」「親が用意してくれた道を歩んだわけでなく、
努力の証明として学歴がある」などと発言したことでネット大炎上、「学歴自慢」など大批判が展開されたのだ。
そのため福田も「学歴自慢ではなく努力したことを誇りに思っているだけ」などと釈明に追われる事態となったのだ。
 本サイトが気になるのは、福田が自慢したかどうかではない。「学歴ではなく努力したことを誇っているだけ」
という釈明のほうだ。学歴は本人の努力の証明。福田だけでなく、こう思い込んでいる人は少なくない。
 たとえば、5月14日に放映された『スッキリ!!』(日テレ系)での加藤浩次の発言だ。
この日、千葉県南房総市が導入する「小学校塾代助成事業」について取り上げられ、
コメンテーターの宇野常寛は親の収入と子どもの学歴に大きな関係があると説明したうえで、
「学歴による階級上昇のためには塾に行けるかいけないかがものすごく大きい」
「貧しい家庭に生まれた子どもにとって人生逆転のチャンス」と手放しで賛成した。
しかしこれに対し司会の加藤が「そこはひっかかる」「学校教育は成熟していないのか?」と異議を唱え、ほかの出演者も賛同したのだ。
 しかし宇野が指摘したとおり、たしかに親の経済力と学力・学歴との相関関係は大きい。
教育統計学者の舞田敏彦が発表した「東京大学生の家庭の年収分布」によれば、
世帯収入950万円以上が一般世帯の倍以上の57%を占めたことで「教育格差は収入格差」と大きな話題となったほどだ。
 ただ福田や加藤のように、親の経済力との相関を踏まえたうえでも「本人たちが努力さえすれば、
学歴格差は縮まる」「環境のちがいがあっても、努力で克服できる」などと信じている人は多いのではないだろうか。

しかし残念ながら、こうした“子どもの努力次第論”は、根本から間違えていると言わざるを得ない衝撃のデータが存在する。
それがお茶の水大学が調査、発表した「平成25年度全国学力学習状況調査(きめ細かい調査)の結果を活用し
た学力に影響を与える要因分析に関する調査研究」だ。
 公表されたグラフによると、両親の学歴と世帯所得が高い子ども(小6)は国語、
算数ともに正答率が高い。次に平日の家庭学習時間と正答率の相関関係を示したグラフを見ると、
長時間勉強する子どもほど学力の平均値は高くなっている。この2つのデータを見ると、
「親の経済力」と「子どもの努力(学習時間)」両方の要素が学力に影響を及ぼすことがわかり、
一見、親の経済力だけでなく、子ども自身の努力によっても、学力はあがるかに見える。

 しかし、問題はさらなるもうひとつのデータの存在だ。それは世帯所得と父母の学歴を合成した指数(SES)と学習時間、
そして国語の平均正解率を掛け合わせたもの。それによると、たしかに同じ所得層のなかでは長時間勉強する子どものほうが学力は高い。
しかし、最高所得層で「全く勉強しない」子どもの正解率は60.5%、それに対し、
最低所得層で「3時間以上勉強する」子どもの正解率は58.9%なのだ。つまり、貧しい家庭の子どもがいくら勉強しようとも、
裕福な家庭で全く勉強しない子どもに学力が劣るという衝撃の“事実”だ。
 実際、この調査を中心的に行った一人お茶の水大学元副学長で教授のである耳塚寛明は「中央公論」(中央公論新社)6月号で、
結果に衝撃を受けたとしてこう発言している。
「SES(親の収入と学歴)の効果は勉強時間という努力の効果に比べてずっと大きいということを、この結果は意味しています。

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  1. 【3760370】 投稿者: 統計の見方  (ID:J9FL1E.Ovik) 投稿日時:2015年 06月 07日 15:37

    >差はたった1.6%。


    母集団の違う2つのパーセンテージを「差は○○%」という言い方は誤りで、
    「差は1.6ポイント」と言うべきです。
    「1.6%の差」だったら確かに大差がないように見えますけどね。



    ところで、例の女性タレントさんですが、確か結婚会見の時に「インテリ婚」と
    言っていましたね。
    どなたかも書かれているように、自ら臆面もなく「インテリ婚」と言うには
    ちょっと中途半端な学歴かなと思いました。
    彼女は地方出身なので、もしかしたらこのスレで言うところの
    「3時間以上勉強する子どもの正解率は58.9%」の集団に属している人なのかも
    しれませんね。それなら納得です。
    つまり彼女が必死で努力したところで横国止まり。首都圏で中学受験をし、
    名門中高一貫を経て東大に行った菊川怜ちゃんには及ばない、と。

  2. 【3760371】 投稿者: 訂正  (ID:J9FL1E.Ovik) 投稿日時:2015年 06月 07日 15:38

    ↑訂正します。
    必死で努力 → 必死に努力

  3. 【3760462】 投稿者: △  (ID:KEj73a7/r8c) 投稿日時:2015年 06月 07日 17:31

    オリラジ中田君とアイドル妻福田君の発言の解釈が本論ではなく、
    教育関連調査統計データの解釈が本スレでのイシューである。

    私は中央公論の教育格差の投稿とデータをレビューし、次のよいなことをつらつらと感じた。

    ----------------------------------------------------------------------
    データ1)SES(家庭の社会経済的な状況によるランク)別学習時間と平均正答率:Highest SES の全く勉強しない層の正答率平均:60.5 point(100ポイント満点) > Loeser SESの毎日3時間以上勉強する層の正答率平均:58.90 points

    データ2)全SESにおいて、同SESの中では勉強時間が長いほど正答率平均が高いという相関。

    事実)マス(平均)としてSESが明らかに努力では追いつけない子供の学力差を生んでいる。
    -----------------------------------------------------------------------------


    -----------------------------------------------------------------------------
    データ3 ) 一方、学歴の世代間関係のデータは、
    高卒再生産:37.1%、 大卒再生産:27.5%、学歴上昇:19.0%、学歴下降:16.5%

    高卒再生産層が、SESとどう相関しているかのデータが無いが、別な統計データは、大卒者と高卒者の給与は若い頃は差が小さいが子供が成長するに従い差が広がり、子供が大学生となる頃に大きな差が生じていることを示していた。更に、家庭再生産には収入以外に知的伝承があるが、この点では平均的には大卒が高卒を上回ると言って良い。

    事実)平均として学歴再生産は多く存在するが、そうでない層も少なからず存在する。=> そうでない層の存在は学習時間の差即ち努力による。
    -----------------------------------------------------------------------------



    Lowest SES 最努力層の平均点 > Highest SES 非家庭学習層 の正誤率平均1.5ポイント差(100ポイント満点中)はこの点数以上の差を生んでいると推測出来る。 Highest SES 非家庭学習層 の内ある層は、家庭再生産により少ない家庭学習で効率よく点数を取っている。ここでの評価は平均なので、実際には、Lowest SES層が必ずしもHoghest SES 緋学習層を上回れないというわけではない。しかしながら、マスとして差が生じていることは問題だと感じる。何故ならば、一代ではなく何世代も後には、間違いなく、この差は等比級数的に収斂に向かい、SES間の大きな差を生む要因となるからである。

    では、この格差をどう乗り越えるか? その点を考えることにも思考と知恵がいる。
    要は、SES差に依らず、結局、親子共々、思考する力が大切なのだ。
    家庭内での親からの伝承による差は存在するが、その差を埋めるには、学校の先生の役目が大きいのだと思う。
    良い学校に良い先生が集まり、そこに良い生徒が集まる。これが現状の都市圏優秀層の中高一貫校への集中による格差の要因ともなっている。

    問題となる格差是正には、どこかでこの連鎖に楔を打つ必要がある。私は、学校に限らず質の高い先生を確保できる仕組みの構築が必要だと考えている。しかし今の制度ではなかなか出来ない。 教育をもう少しオープンにして革新的な風を取り込むことが必要だろう。





                                                         

  4. 【3760625】 投稿者: 納得できない  (ID:6U8jfe8peqU) 投稿日時:2015年 06月 07日 20:49

    貧乏な親は子供に勉強をさせない。金持ちの親は子供の遊ぶ時間を取り上げて勉強させる。と思う。タイトルの貧乏親が「子がどれだけ勉強しても」と金持ち親の「遊ばせている子ども」が納得できない。変なスレ。

  5. 【3760648】 投稿者: 音速の貴公子  (ID:RZvnzbSlfvU) 投稿日時:2015年 06月 07日 21:10

    >「SES(親の収入と学歴)の効果は勉強時間という努力の効果に比べてずっと大きいということを、この結果は意味しています。



    高学歴の親は能力を生かして高所得の確率が高い。
    高学歴の親から生まれた子供は遺伝的に高学歴が多い。


    勉強時間をちょっと増やしたぐらいで勝てるわけないわな。10倍努力せにゃいかんのではないか?笑








    w

  6. 【3760660】 投稿者: いいのよ  (ID:YtdAvByZvvQ) 投稿日時:2015年 06月 07日 21:28

    世の中の人が全員パイロットや医師を目指したら、道路を作ったり ゴミ収集車に乗る人が居なくなる。

  7. 【3760662】 投稿者: △  (ID:KEj73a7/r8c) 投稿日時:2015年 06月 07日 21:29

    過去、逆境からTOP層を獲得した事例を幾度か見てきたが、

    1.逆境にある子供のTOPを目指す強い意志(強いモチベーション)

    2.親による子供の将来の夢への精神的サポート

    3.子供の人一倍の努力

    4.子供のやる気を実力アップに押し上げる環境


    が、大切なようだ。


    昨日は、BSで、DeNAの新人ストッパー山崎投手の生い立ちとプロ選手になるまでを紹介した番組があった。(少なからず感動ものであった)
    勉強の世界ではないが、正に上記に当てはまっていた。





                                                   

  8. 【3760932】 投稿者: やはり努力かな?  (ID:wnUJWKpvZOw) 投稿日時:2015年 06月 08日 08:42

    親の経済力、教育環境、DNAこれは目ではわかりませんが…同じ条件によって比較すれば、伸び代は本人のやる気スイッチがどこで入るか、つまり、コツコツやり続ける努力が左右すると感じます。

    まだまだ、実験途中? 小学生の段階でいかに成績が良いお子さんがこの先も独走していくか? なんらかの刺激によってやる気スイッチ入った子がどれくらい追い上げていくのか? なんだかワクワク見守っています。

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