上質な暮らしと作法｜掲示板スレッド

「上質な暮らし」と聞いて真っ先に思いついたのは樹木希林さんの暮らしぶりです。

希林さんは生前、人にも物にも天命があるというような事を仰っていましたが、物は極力買わずとにかく使い尽くす。古い衣類はリメイクして着る。古い家具も色を塗り直して使われていたそうです。亡くなったご主人のパンツまで捨てずにご自分で履いたそう。(笑)

テレビで希林さんのお住まいを垣間見たことがあるのですが、まるで京都の名寺のように清々しく、磨き上げられたムクの床にお庭の緑が映っていました。

内田さんとの関係も実に潔かったですね。素敵に暮らし、とことん格好よく生き抜いた女性でした。

嗜みという点では茶道がすぐに浮かびます。形だけでなく茶の心まで会得したら慎み深くなれるのではないでしょうか。
どんな習い事でも、例えばテニスやゴルフもマナーのスポーツと言われますから好きなことを長く続けるのが素敵だと思います。軽々しく変えずに謙虚に続けると得るものがありそうです。

あと、お金はかけなくても筋が通って折り目正しいと凛として感じます。雑ではないこと。余裕を持つこと、目立とうとしないこと、人と比べないこと、人前でスマホをむやみにいじらないこと、人の話を最後まで聞くこと、ほんの少しの違いで随分印象が変わるのではないかと思います。

他の皆さんが作法と思っておられることも知りたいです。

＞お餅つきはともかく小さい子のいる家庭なら普通やるでしょ。

えっ？！フツー、やるのっ？！

お餅つきはともかくの、ともかくの把握の仕方が違います。
お餅つきはしないとしてもという事です。
雛人形だって大学生の娘の為今でも飾ってるし、ちらし寿司と蛤のお吸い物くらいするし、クリスマスもサンタさんは来ないけどクリスマスらしい食事は作るし、お節も食べるし、そういえばお月見のお団子は作らなくなったけど、節分は豆くらいは食べる。
それくらい保育園じゃなくてもやってるでしょ。

普通の家庭で育ちましたが、
お箸を持つ時には、右手で取って左手で受けて
右手に持ち直すとか、和食器は持ち上げるとか、座布団は踏まず、ずって座るとか、畳のヘリはふまないとか、挨拶をする時には立ち止まるとか普通でした。

でも、和食器を持ち上げず、犬みたに食べたり、お箸は右手で掴み取ったり、綺麗なママ友も普通にやっています。

数年前、着物を着る機会が多いお稽古をやめました。
上から下まで見て、何か言いたげな方々がいて辟易したからです。着物警察というそうですね。
着物の着こなしに限らず、他人様に向けての優越感を得るためにマナーは存在しているわけではないと、その時つくづく思いました次第です。

＞クリスマスもサンタさんは来ないけどクリスマスらしい食事は作るし、
ケンタッキーで申し訳ない・・。というか、友人とスノボー旅行でいなかったな。

＞節分は豆くらいは食べる。
ぇええ。子供が幼稚園の時は投げたけど、小学生ぐらいから消滅・・。

＞それくらい保育園じゃなくてもやってるでしょ。
以上、こんな家もあるということで。
よく、こんな母のもとで元気に育ってくれたな。ありがたや。

樹木希林さん、以前ご自宅での対談をテレビみて、アンティークな木調の素敵なご自宅でと記憶にあります。先ほどネットで名言もちらりと見ました。「嫌な話でも笑うようにするのよ」の名言など、生き方がカッコいいですね。必要最低限の持ち物だけの暮らしも憧れます。私もここ一年断捨離にはまり、粗大ごみも毎月のように出していますが、物を長く大事に使うという観点では不十分でした。(服は流行があるので難しい気もしますが)買うときには慎重に上質な物を選び、長く使いたいですね。もう少し樹木希林さんの足跡を深掘りして気付きを得たいと思いました。ありがとうございました。