なぜ超エリートは国政じゃなく地方に？｜掲示板スレッド

オチが「国政」では文脈と整合しないような。

ちなみに昭和の終わり位までは大都市も地方も同様だったかと。
　
若き石原慎太郎が呼び水的なところはあったかも知れませんが、青島幸夫がきっかけですかね。

ご本人も頭が良い方でしょうが、スピーチは県の事務方が作成しないものでしょうか。
国会答弁もあらかた原稿ありますよ。

いや、子供の頃(1970年代)みたいに超エリートな閣僚ばかりだったら国政も今より良くなるのかしら？と思いまして。
そういう人達が地方にこもってしまうのはちょっと残念というか。

＞スピーチは県の事務方が作成しないものでしょうか。

県の事務方が作ると、大体が微妙ですね。
いいスピーチの裏には、スピーチライターの存在があります。

有名なのは三島由紀夫で、大蔵省入省後にその文才がすぐに認められて、大蔵大臣・栗栖赳夫のスピーチライターを務めました。

最近の政治家の場合でも、
鳩山由紀夫：松井浩治、平田オリザ
菅直人：下村健一
野田佳彦：下村健一
安倍晋三：谷口智彦
岸田文雄：荒井勝喜
のように、スピーチライターを使っています。

現在、岸田首相のスピーチライターを務めている荒井勝喜氏は、面白い経歴の持ち主です。

横浜市立南高校から横浜市役所に勤務。つまり高卒。
しかし、市役所の上司に大学進学を勧められて、奨学金を使って早稲田政経に進学。
卒業後には、通産省に入省しています。
その後、ペンシルバニア大学ウォートン・ビジネススクール留学し、帰国後、大臣官房広報課企画班長。
現在は、内閣総理大臣秘書官です。
スピーチライターをやらせるために、秘書官にしたようですね。

高卒だったこと、大学進学に奨学金を使っていることなどから見ると、経済的には苦しい家庭の出身だったことが見て取れます。
それでも、その能力が認められると、このようにとんとん拍子に出世するのです。
才能は身を助ける、です。

まさか高卒で市役所に入った若者が、海外留学もして総理大臣の秘書官としてスピーチライターを務めるようになるとは。
EDU的には、なかなか興味深いと思います。

議院内閣制では（特に自民党の場合）、首相になるのは何年もかかり、また議員の支持も集めないといけない。首長の場合は選挙一発ですからね。ある意味大統領制に近い。

市長や知事の方が一国会議員より権限が大きいからでしょう。
東京都は確かカナダより経済的には大きかったような、、、

青島都知事よりも横路北海道知事の方が先かと、、、

昔から国会議員よりも知事や市長の方に魅力を感じる人はいたと思いますよ。