皇室が末長く続くために｜掲示板スレッド

男系男子に欠けているのは、倫理観。
個人の尊重。
人権意識です。
秋篠宮さんが自ら、産み分けをも告白したのは、倫理観の欠如が背景にあると思います。
命の選別ですね。、山口さんを良しとするのは、倫理観の欠如だけでなく、個人の尊重の意識もない。
女性を産む道具かのような扱いをも告白しています。
それを阿呆な水脈とかいう女性に言わせているのは、男系男子
使われる女性もなんだけど、使う男系男子（壺）匂いはもっと嫌悪感。

お返事ありがとうございます。
お気遣い、嬉しく。

　「天皇家の弥栄を願うひとり」と名乗っていたこちらのスレ主です。これからは「ブルーベリー」と名乗ることにしました。天皇家の弥栄を願う気持ちに変わりはありませんが、文字数が多いのと、他スレで似たお名前の方がいらっしゃるという事もあり、混乱を避けようと思ったためです。なぜブルーベリーなのかについては、自分にとって身近な植物ということで深い意味はありません。改めまして、今後ともどうぞよろしくお願いします。

　さて今日は、『誕生日を迎える佳子さまの最新動画で「不敬」な反応が続出…「宮内庁の狙い」が完全裏目に』という、本日Yahooに配信されていた現代ビジネスの記事を考えてみたいと思います。

　記事内容は要約すると、先月28歳を迎えられた佳子様のお誕生日に際しての動画について、心無いコメントや反応が寄せられたという事で、佳子様の頑張りや健気さをアピールしようと頑張った宮内庁の行動が裏目に出てしまったというものです。

なぜアイドルのような動画を出す必要があるのか？

という疑問があります。親しみやすい秋篠宮家をアピールするためでしょうか？記事では、公務に頑張る佳子様の健気さをアピールしたかったという宮内庁の思いがあったそうですが、その思いがあの動画に繋がっているのだとしたら残念に思います。佳子様の良さをアピールする一番が、アイドルのような可愛さ、見た目の良さであると考えているのならば。

　また宮内庁によると、佳子様の思いとして、

「誰もがより幅広い人生の選択肢を持てるようになることを、自らの可能性を最大限に生かす道を選べるようになることを、そしてそれが当たり前の社会になることを願ってきた」

と紹介しています。佳子様がそうお望みであるのに、出されたのがあの動画というのは悲しいことだと思います。もう少し普段の自然なご様子を紹介してほしかったですね。馬のお世話をされている愛子様のご様子のような…。あの動画は自然でした。馬も愛子様を信頼していると見え、普段からよくお世話されて、愛しまれていらっしゃるのだとわかる動画やお写真でした。

　国民は皇族の方々に何を求めているのでしょうか？そこを考えてほしいと思ったのと同時に、私たち国民も、皇族の方々に対し、何を望むのか？お互いが幸せでいられるように、どうあるべきなのかを考えていきたいとも思いました。

　最後に、記事に対するコメントで印象に残ったものをご紹介しておきます。

・世間での受け止められ方についてきわめてナーバスになってる…けど、やること成すこときわめて表面的で、根本を正そうとはせずに小手先で小綺麗にまとめようとしちゃうのを見抜かれてドツボにはまってる気がする…皇族の方々に求められるものを見誤ってる気がする。そもそもお持ちの価値観がチープなのかもしれないけど、こちらも「こんなもんで満足するだろう」とバカにされてるような気がしてしまう。(引用終わり)

　皇族と国民が、お互いにもっと幸せな関係になれるよう願っています。

こんばんは。

今回は視点を変えて、日本の古代に目を向けてみようと思います。エデュでは過去、「日本の古(いにしえ)」や「女性宮家」等のスレッドで語られていて、そちらの方がより専門的な意見や考察であるとは思いますが、今一度、自分の理解を深めるためと、自分のように最近エデュを読むようになった方へのご紹介を兼ねてまとめてみようと思った次第です。古代から現代に至る皇室の姿を、その一端なりとも垣間見ていただければ幸いです。拙いところも多々あるとは思いますがご容赦ください。

皆さんは、秋篠寺をご存じでしょうか？秋篠宮の宮号の由来となった、奈良市秋篠町にあるお寺です。正確な創建の時期や由来はわかっていないとされています。しかし、『続日本紀』や『日本後紀』に秋篠寺と光仁天皇や桓武天皇に関連する記述があることから、その時代に関係が深いお寺であることが伺えます。

まず一人目の第49代、光仁天皇(こうにんてんのう)がどんな人であったかご紹介してみたいと思います。光仁天皇は、記録がある限りでは、皇室最年長で即位した天皇で(今上陛下よりも！)、62歳であったと言われています。父親は志貴皇子（しきのみこ)。天智天皇の第7皇子。皇位継承からは遠い存在でした。母は紀橡姫（きのとちひめ）。なお紀橡姫は志貴皇子の正室ではなく、側室であったと考えられています。そのような生い立ち(直系から遠い血筋)である光仁天皇がなぜ天皇に即位できたかについては、時代背景と、正室である井上内親王の血筋が関係していると言われています。

時代背景としては、光仁天皇の先代は称徳天皇なのですが、当時は皇位継承争いのため、天武天皇血筋で相応しい皇子は少なく、天智天皇の血筋(孫)である光仁天皇(白壁皇子)を指名したと言われています。光仁天皇が後継者となったもう一つの大きな理由は、正室である井上内親王の存在であったと思われます。井上内親王は天武天皇の皇女でした。

光仁天皇の即位にあたっては、後押ししたのは左大臣の藤原永手だったと言われており、右大臣であった吉備真備は天武天皇の孫である文室大市王（ふんやのおおいち）67歳を推挙して対立していたと言われています。白壁皇子も文室大市王も高齢であり、後継者として相応しい人物は少なかったということが想像できます。また、天武天皇の血筋が重んじられていた反面、藤原北家と式家の権力闘争、さらに称徳天皇の御代に台頭した弓削道鏡の存在もあったと思われ、不安定な政情であったと想像します。

このような時代背景の中、即位した光仁天皇でありましたが、光仁天皇の先代、称徳天皇(46、48代)以降、それまで頻繁に即位していた女性天皇が、109代明正天皇までの長期間現れなかった理由も、この時代背景に起因しているのではと考えますが、秋篠寺の創建理由と、光仁天皇の治世と、その息子桓武天皇の治世に起こった出来事をご紹介しながら考えていきたいと思っています。

長くなりましたので、また時間ができましたら続きを投稿します。

前の投稿からの続きです。

光仁天皇は、天武天皇の娘である井上内親王を正室に持ち、二人の息子である他戸（おさべ）親王を皇太子とすることで即位の正当性を確保しました。前回でも述べていますが、即位にあたっては光仁天皇(白壁皇子)を推す、左大臣、藤原永手と、天武天皇の孫である文室大市王（ふんやのおおいち）を推す、右大臣、吉備真備の対立がありました。しかし最終的には、白壁皇子を即位させるという称徳天皇の遺言が決め手となり、即位に至ったと言われています。62歳と高齢であったこと、天武天皇の孫となる他戸皇子を皇太子とし、天武系に皇統を戻す事を前提とした、いわば中継ぎ的な即位であったと考えられます。

しかし、光仁天皇が即位した翌年の宝亀2年(771)2月に、左大臣藤原永手は亡くなり、その翌年の宝亀3年(772)3月には、皇后、井上内親王が天皇を呪詛したとして廃后、5月には他戸親王が廃太子となります。これにより翌年1月には光仁天皇の息子である山部親王が立太子しました。

このような流れがあり、天武天皇の血筋を継承するという、光仁天皇即位にあたっての正当性はなくりました。そこでどうしたかと言うと、光仁天皇は、井上内親王立后と同時に父である施基親王（天智天皇第7皇子）に春日宮御宇天皇の称号を、その翌年には母である紀橡姫（きのとちひめ）に皇太后を追贈することで、天智系の皇統であるという正当性を獲得したのでした。以上のことから、光仁天皇は早くから井上内親王の廃后と、他戸親王の廃太子を計画していたのではないかと考えられます。光仁天皇の即位を承認した藤原永手は亡くなり、吉備真備も引退、表立っては天武系を支持する有力者がいなくなった頃の事件でした。

井上内親王と他戸親王は大和国宇智郡に蟄居させられますが、その後二人とも怪死しています(775年)。二人の怪死から2年後、不思議な出来事が起こります。光仁天皇と皇太子である山部親王が病に倒れ、光仁天皇をはじめ、人々はこれを井上内親王と他戸親王の怨霊に祟られているからだと考えました。秋篠寺の創建時期には、宝亀7年(776)説と宝亀11年(780)の2説がありますが、天皇と皇太子が病に倒れた時期と合致しており、以上の理由から秋篠寺が井上内親王と他戸皇子の怨霊を鎮めるために創建されたのではと考えられます。

光仁天皇は781年（天応元年)、皇太子である山部親王に譲位し、自らは太上天皇となり、間もなく73歳で崩御しました。秋篠寺伽藍整備は桓武天皇に引き継がれています。

桓武天皇は桓武天皇で、激しい権力闘争を勝ち抜き即位しましたが、即位後も謀略により失脚させた有力者が多数おり、そのため彼らの怨霊を鎮める必要があったようです。

桓武天皇の話はまた次回に。

＞秋篠寺

有名な伎芸天は秋篠宮文仁親王ご成婚当時、親王妃紀子殿下の横顔に似ているという評判が起こりました。
写真でしか拝見したことがありませんが伎芸天は妖艶な出で立ち、匂いたつような優しい顔立ちが魅力的。
紀子さまに似てるかな？どうかな？と私は思いますが
ずっと見ていると伎芸天に恋をしてしまいそうになるほどの美しさ。いつか会ってみたいですね。

お話の流れがそれて申し訳ありません。

なよ竹さん(素敵なお名前ですね)、レスありがとうございます。

そうなんです。伎芸天像は中国ではたくさんあるものの、日本ではこの秋篠寺のみ。諸芸上達の天女と言われていますね。一説には頭部は奈良時代に作られたものの、胴体部分は鎌倉時代、運慶の作とも言われています。

紀子妃殿下に似ていると言われていることも聞いたことがあります。そう言われて見てみると、ご成婚時、まだふっくらとされていた頃の紀子様に表情が似ているように思います。個人的には、あの頃のお優しい笑顔が見られる日がいつか来るといいなと願っています。昨今の環境ではなかなか、伎芸天のような温かい笑顔は難しいのかなと感じる次第です。

さて、桓武天皇について触れていこうと思います。桓武天皇は白壁王（後の光仁天皇）の長男（第一皇子）として天平9年（737年）に産まれました。母である高野新笠は、百済系の渡来人和乙継（やまとのおとつぐ）の娘で、その母である土師真妹は土師氏の出身でした。母の地位が低く、当時の皇位継承として重んじられていた天武系の血筋から遠く離れていることから、山部王(光仁天皇即位以前の呼び名)は皇太子にはなれませんでした。ちなみに母の血筋である土師氏は後に秋篠氏や菅原氏に分かれてゆき、秋篠寺はその秋篠氏の氏寺とも言われています。

話が外れましたが、桓武天皇(山部親王)は父である光仁天皇が即位する前は、皇位継承から遠い存在でした。山部親王に期待されていたのは官僚としての出世であり、大学頭や侍従に任じられていました。後に山部親王の立太子に大いに関わることになる藤原式家の百川とも、官僚時代に親しくなったと言われています。

先の井上内親王と他戸皇子の廃后、廃太子については、この藤原百川が関わっているとも言われています。称徳天皇御代より以前から続いていた藤原北家の台頭から式家へ権力が移っているのもこの頃と一致しています。

ところで、氷上川継の乱が桓武天皇即位後すぐに起こっています。この乱は天応2年（782年）に天武天皇の曾孫の氷上川継が謀反を計画し、事前に発覚して失敗したというものですが、この乱で多少残っていた天武系支持者は一掃されています。この乱の主な首謀者としては、大伴氏、藤原北家の面々であったと言われています。この大伴氏と藤原北家は、藤原式家にとって政敵であり、後に起こる、藤原式家の後継者であった藤原種継暗殺の首謀者とも重なっています。

長くなりますが、続きはまた次回…。