皇室が末長く続くために｜掲示板スレッド

　Yahooに上がっていた、プレジデントオンラインの元木昌彦氏の記事を読みました。

「同じ皇室でも思想や行動がまったく違う…天皇家と秋篠宮家の"兄弟確執"が解消されない根本原因」という題で、所謂「人格否定発言」に端を発した、天皇家と秋篠宮家の不和について述べられた記事でした。元木氏は今まで、秋篠宮家寄りの発言が多かったので、今回「私は愛子天皇待望論者である。可能性はあると思っている。先のように、安倍元首相は愛子天皇を選択肢として考えていたようだ。」と述べたことには驚きました。

しかし中身を読み進めていくと、少々誤解されている部分もあるようでした。たとえば…

　＞だが、仮に今上天皇が上皇と同じ年で退位したとして、その後を愛子さんが継いだとすれば、悠仁さんが天皇に即位するのは50代以降ということになるのではないか。

ここですが、皇室典範に従えば、悠仁親王が即位するには、父である秋篠宮殿下が即位→立太子→父が退位→悠仁親王が即位という順序を経なくてはなりません。

　仮に皇室典範が改正され、直系長子と改められ(現在は直系長子の「男子」とされています)愛子様が立太子、即位となった場合、愛子様にお子様がおられればそのお子様が次の天皇となります。

　このように、皇室のことに関して、多くの記事を書いている元木氏ですが、誤解されている部分もあるようで、増してや一般人である私たちとなると、様々な誤解や思い込みがあるだろうと想像します。

　長くなるので、自分の思うところを述べますと、私は、愛子様は紛れもなく天皇陛下のお子様であるのに、なぜ女性というだけで皇位継承できないのか？ということです。天皇陛下に一番近い直系長子であり、一般参賀では登場されると響めきが起き、多くの国民が魅了される方であるにも関わらず。ただ女子というだけで、です。

　今上陛下は、即位するべく、そのように育てられてきました。一方秋篠宮殿下は、即位する可能性がゼロではない次男であるにも関わらず、帝王教育を受けてこられませんでした。お子様である悠仁親王はどうでしょうか？悠仁様があと数年で愛子様のようにご立派な成年会見(元木氏の発言です)がおできになれると良いですが。

　何はともあれ、このような記事が出てくるようになり、変化が訪れようとしていると感じます。

　さて、いよいよここは、スレッドを立てた者のみがつぶやく日記状態になっておりますが、本日は講書始の儀でしたね。愛子様は学業優先のためご欠席とのことでした。この欠席について、ツイッターでは色々と言われていますね。

○学業優先と言いながら、貴重な学びの機会を逃すとは何事か。

○学習院大学は本日休講なのに出られないとはさぼり。

主にこのようなツイートが目立ちました。大学はこの時期、共通テストがありますから休講なのは当然でしょうし、さらには後期試験前でしょう。大学生であれば、講書始の儀は経験したいと思いつつも、目の前の試験勉強やレポート作成を優先すると思います。ましてや国民の税金で大学に通っているという自覚がおありであれば…と思いますがいかがでしょうね？そう言えば、大学院にほぼ通わず、自ら幽霊学生と名乗ったらしい皇族の方やら、進学した大学が合わずに退学され、別の大学に1年生から入り直したという方もいらっしゃった。ああ、つい嫌味のようになってしまいました。すみません。その方々も学生のころは講書始の儀は出ておられなかった。

　皇后陛下の祭祀についても同じ事が言えますが、ご遥拝だとか、お慎みだとかをいちいち取り上げては、やれさぼりだ、資質が欠けているだと非難する人々は、皇室の何を知っているのか？自分の物差しであれこれ姑のようにチクチクやることが如何に罪深いことかわからず無邪気？に呟いている。賢所は撮影禁止だ。それをさぼれないように公開しろとは？そもそも祭祀は公務ではなく皇室の私的行事。

　今日は別のことについて投稿しようと思っていましたが、くだらないことでワーワーという人々に一言申しあげました。

イギリス王室と良く比較されますが、向こうも国民の支持率が落ち存続に不安説が有りますよね。所詮敗戦国の象徴なので欧米と違って私有財産も少なく投機も出来る程の事は無いです。パンダの見せ物より人権を求めて眞子さんが離脱してますが、海外より自由度も既得権益も少ない王室で結婚を夢見て縁組みとか悠仁様の代で希望者殺到とも行か無い気がします。存続もコレから不景気で税金が気になる国民投票で有無も決めた方が良い気はします。

　そうですね。不景気が続き、物価高騰、コロナ禍も先行き不透明となると、無駄と思われるものから不要論が出てくると思います。不要なものを無くしていくということで、浮かんできたものが民主党政権下での「仕分け」ですが、あれは国民にとってどんな教訓となりましたかね。もっと掘り下げて議論できていたならば、今日のような、中抜きオリンピックに代表されるような世の中にはなっていなかったでしょうか？まだ若輩だった自分にはよく分かりません。あれが政治家や国民の限界だったのか？それとも今、変化していく為のステップであったのか、私は後者に期待を掛けたいと思っています。

　皇室問題に目を向けた時、皇室典範を改正しようとした時期がありました。小泉政権下と野田政権下ですが、まず小泉政権下ではどうだったでしょうか？改正寸前までいきましたが、私は仮にあの時に改正され直系長子となっていた場合でも、もしかしたらその後上手くいかなかったのではないかと思っています。今ほど国民が真剣に考えていなかったというのが理由です。今はまあ、良くも悪くも関心を持つ国民が増えました。それは有識者会議での議論にも国民の目があるという事や、本腰を入れて議論しようとする政治家が出てくる可能性が高まるという点でです。野田政権下の有識者会議で出てきた議論は、今一度広く国民に広め、議論されると良いと思っています。

　「国民投票」という言葉が出てきましたが、皇室の存続を問うもの、継承について問うもの、様々な角度から議論が深まれば良いですね。静かな環境でと言われていますが、もうそんな悠長な段階は過ぎてしまったと思っていますし、それだと過去と同じ事の繰り返しになるのではないか。そしてそれが政治家の狙いだとすると残念なことです。私は後回しにすればするほど、皇室は滅ぶ可能性が高いと思っています。

　ちなみに継承は人気投票ではないと思っていますが、直系長子であることのメリットは大いにあると考えます。天皇陛下に近いほど適した環境下で育てられるからです。そういう意味では傍系、ましてや旧皇族の復帰など、不安でしかありません。

　皇室が子どもたちの世代にとって負債となるか宝となるかは、私たち世代の議論にかかっていると思います。時代に沿って形が変化していくのは当然です。今までもそうしてきたはずです。側室を無くし、民間出身の皇太子妃を迎え、社会人として活躍してきた皇太子妃を迎え。象徴天皇となった今、皇室を生かすも殺すも私たち国民の手に掛かっているのではないでしょうか。

宇山卓栄氏の記事、

"新年一般参賀、皇后陛下の横に立たれた愛子さまは「立ち位置を間違えた」のか,,

が話題になっていました。こちらの記事がYahooに配信されたのは昨日ですが、コメント欄を見ると、まだ一般参賀の立ち位置のことで頑なに愛子様が間違っておられると言い張る人々がいることに驚きます。記事の中で宇山氏は、

＞宮内庁はどのような立ち位置を予め決めていたのかを、正式に公表していません。それにも関わらず、ネット上などでは愛子さまが「立ち位置を間違えた」と一方的に決め付け、「皇室の秩序を乱す」といったようなことを主張する声が少なからずありました。「皇位継承者である秋篠宮さまに割り込んで入るのは不遜だ」との批判もありました。

＞勝手な思い込みで、皇室を批判することの方が「秩序を乱す」ことになるのではないでしょうか。

と述べています。私は以前、自己の勝手な思い込みで批判する事は、愛子様にも、秋篠宮殿下にもご迷惑になるのではと言いました。竹内久美子氏や、ブロガーのふぶき氏は、未だ訂正も謝罪もせず、根拠無き自説を撒き散らしています。このような人々に熱烈支持されている秋篠宮家の方々も、大迷惑というものでしょう。

　ところで宇山氏は記事の中でこうも述べています。

＞一方で、国民が疑問を呈さざるを得ないこともあります。一昨年の眞子さまの御結婚について、多くの国民から様々な意見が出ました。取り沙汰された疑問に対する答えがはっきりしないままでの御結婚が皇室の威厳を傷付け、皇室の存在自体を揺るがすスキャンダルになるのでは、との不安もあったのではないでしょうか。

＞この問題は一般参賀の立ち位置の話などとは異なる懸念がありました。現に、秋篠宮家の皇位継承に対し、疑問を呈する声が聞かれます。

＞批判にも大きく二通りあります。デマを吹聴しながら、皇室を貶めようとするもの。もうひとつは、皇室に事案についての修正を望み、建設的な改善と向上に資するもの。後者はむしろ批判というよりも、指摘というべきものでしょう。

　おっしゃるとおりです。事情も知らず、重箱の隅をつつくような、やれ鑑賞やら聴講やらの姿勢が悪い、服装がどうだ、体型がどうだと、くだらない事ですね。そう喚く人々の品位が疑われるだけでしょう。

　ひとつ、宇山氏の記事で大いにツッコミたい部分があったのを指摘し忘れていました。

＞ところが、この一般参賀で、愛子さまが「立ち位置を間違えた」と断定している人たち（有識者を含め）

「有識者」？？どなたのことでしょうか？あのゴリゴリの男系男子派である竹田恒泰氏でさえ、愛子様は間違っていないと言っていました。ちなみに私は彼が有識者とは思っていませんが…(巷で言われている、皇室芸人？)。

　それにしても一体誰のこと…？？まさか、竹内久美子氏を指しているのでしょうか？だとすれば宇山氏はなんと人が好い…。ただ声が大きいインフルエンサー(デマッター？)は有識者とは程遠いでしょう。彼女は何と言ってもレイプ推奨者。女性でありながら女性の敵です。まさかそんな人を有識者だと？私の勘違いでありますように。

　宇山氏の記事は概ね同意でしたが、この部分だけは疑問でした。

意見と、その意見を述べる人の人柄を一緒にして論じる是非は、大学でも習ったかと思います。意見への批判とその意見者への人格批判をひとまとめにすることは、自己の首を絞めることに繋がりますでしょう。真の人格者など、そうそう世間にはいないのですから。

・・・違いますか？