皇室が末長く続くために｜掲示板スレッド

ブルーベリーさん　こんにちは。

＞井上内親王と他戸親王

確かに、このお話し、どこかで読んだことがありました。
それでネットで調べてみただけですが、
井上内親王は大逆罪、皇太子だった他戸親王は、廃太子となったという。
山部親王がのちに桓武天皇となったあと、この二人の悪霊を恐れた桓武天皇が秋篠寺に祀ったと書いてありました。
皇位継承の争いに敗れたという書き方だけの場合もあれば、
そもそも、血統に疑いがもたれたような記述もあります。
現在はDNA検査ができるけど、当時は出来ませんから、証明は不能ですよね。
私も紀子さんの喪中会見の映像をみると、不快です。
昭和天皇の喪中にあんな大きな黒いリボンで満面の笑み。なぜ一年待てなかったんでしょうね。理由でもあったんでしょうか。
本当に不敬な喪中婚約会見だったと思います。テニスコートの様々な写真もそうだけど、雅子様は、あんな不愉快で肉感的な写真は皆無ですからね。
ああいう喪中会見の映像みても、紀子さんに品格が欠けていると言われても仕方ないですよ。
最近では、実弟のお仲間（８９３）のこともありますし。怖い人だなと思う。

失礼しました。
紀子さんを批判すると、荒れてしまいますね。
私には、かつての雅子妃に対する誹謗中傷の時と違って、喪中会見を批判することさえ許さないのは、どうなんだろうという気持ちがあります。でもあれるといけませんからね。失礼しました。

春さん、こんにちは。

うーん…批判と中傷ってなかなか区別がつき難いですが、要は不快にさせるかさせないか…というところなんじゃないかと思います。

喪中婚約会見での礼宮殿下と紀子さんの態度は、まあ、見ていて気持ちのいいものではありませんでした。「兄は30までに結婚できたら上出来」という礼宮殿下のお言葉と、それをクスッと笑ってしまう紀子さんを見ると、まあ、人の気持ちが分からない、意地悪で未熟なお二人なんだな…とは思います。当時子どもだった自分でもそう思ったぐらいですよ。

おっと、悪口を言っちゃいました。自分で悪口は駄目と言っておきながら、失礼しました。

一つ反論というかコメント

＞アキシンジャたちは、徳仁皇太子殿下（当時）が他戸親王と同様に廃太子となる意味合いのシナリオとして「秋篠」の宮号が創設されたという陰謀論。

当時の皇太子殿下に対して、不敬にも廃太子運動をした人たちは、ごく一部の悪質な人間たちでした。
そういった廃太子運動をした悪質な人間たちの象徴が、秋篠寺というのであれば、
それは、周り廻って、自分たちが信奉している秋篠宮家そのものに対する悪口になりますよね。それこそ恐ろしい陰謀の象徴が秋篠寺になってしまいます。
アキシンジャって、なんだか愚かですね。

さて、桓武天皇の即位から、藤原種継暗殺、早良親王の流罪までを考えていきたいと思います。

早良親王は光仁天皇の皇子、母は高野新笠。桓武天皇の同母弟です。桓武天皇の皇太子として立てられます。桓武天皇には第一皇子の安殿親王がいましたが、弟である早良親王が皇太子となった理由としては、安殿親王がまだ幼かったこと、そして早良親王には妃や子がおらず、早良親王の後は安殿親王が即位すると考えての皇太子指名であったと思われます。

また、早良親王は761年に出家しており、皇太子になるにあたり還俗しています。僧であったころは、東大寺羂索院や大安寺東院に住み、親王禅師と呼ばれていました。東大寺の開山である良弁の後継者として、東大寺や造東大寺司に指令できる指導的な高い地位におり、早良親王が妃や子を持たなかったのもこうした側面があったからでしょう。しかし、桓武天皇にとって、早良親王の奈良寺院における高い地位は、プラスにばかり働いていたわけではありません。

一つに、父である光仁天皇の先代である称徳天皇の時代には道鏡の力が大きく、それによる混乱が生じていました。桓武天皇は奈良寺院勢力の干渉を嫌い、距離を置くため奈良から遠い長岡京への遷都を急ぎました。そういう意味で、奈良寺院勢力と関係が深い早良親王はいささか厄介な存在だったのかもしれません。

長岡京の造営責任者には藤原種継が指名されていますが、早良親王も関わっており、早良親王の力が及んでいた、東大寺の修繕事業に関わった技術者や職人が長岡京の造営事業に転用されていました。さらに藤原種継と早良親王は良好な関係ではなかったと言われていますが、東宮である早良親王を支える役職にある者たちが、天武系支持であり、藤原氏の政敵でもあった大伴氏だったことも大きかったと思われます。藤原種継は、井上内親王と他戸親王を廃し、桓武天皇即位に大きく関わった藤原百川の甥であり、式家の後継者でもありました。藤原式家と対立していた大伴氏ですから、すぐさま種継暗殺の疑いをかけられ、大伴氏一族の多くは処罰されました。また、万葉集編者で有名な大伴家持は、自身の死後に起きた事件にも関わらず首謀者とされ官位を剥奪されています。大伴家持は、優れた歌人でありながら、当代きっての文化人として政界にも影響力を持ち、故に権力者の反感を買い幾度も左遷されているのですが、必ず都に舞い戻ってくるという興味深い人物でした。話が外れましたが、また機会があれば別なところでご紹介できればと思います。

そうした理由(桓武天皇が距離を置く奈良寺院勢力に近い。反勢力である大伴氏に近い。)から早良親王も種継暗殺に関わったとして処刑され、淡路島に流罪となりますが、途中で餓死するという結末を迎えます。無実の罪であることの抗議の意味で、絶食の果てに餓死したとも、桓武天皇が食事を与えないよう命じたとも言われていますが、何はともあれ早良親王は、井上内親王や他戸親王と同じく、地位を追われて亡くなってしまいます。

すみません、今日も終われず…。
続きます。

春さんのこのご意見は、私も同じように思います。

天皇ご一家を応援している人にも、秋篠宮ご一家を応援している人にも言えることで、また男系男子支持、直系長子支持、女系天皇容認、女性宮家創設推進、旧宮家復帰推進など…様々な主張や立場を持つ人々がいますが、どんな立場であれ、陰謀論や、妄想による誹謗中傷、デマの流布等は、己の立場を悪くするばかりか、皇族の方々にも多大な迷惑になりますね。

批判する時には言葉を選びつつ、事実や史実に基づいた上での主張を心掛けようと思います。

春さん、いつもありがとうございます(^-^)

ブルーベリー様、おはようございます。
資料の多さ、複雑さを見事にまとめられて文章化されているのに、感嘆中の光るです。

一点。
秋篠宮皇嗣殿下の「３０過ぎて云々・・・」のご発言ですが、当時皇太子殿下（現天皇陛下）がなかなかご結婚なさらないことについてマスコミがあれこれ書き沙汰していたことと記憶しております。紀子様の笑いも、「杞憂です」との笑みと当時の私は捉えました。いかがでしょう？

一点と言いながら、こちらは原典を知りませんので、単なる解釈の可能性として付け加えさせていただきます。秋篠宮皇嗣殿下は、ご結婚前にかなりご自分が天皇になれないことを不平に思っていらっしゃるというマスコミの報道がありました。私の記憶の中に残っているものでは、美智子上皇后様が公務に出かけられる殿下に対して「頑張って」とおっしゃるのを「何を頑張るのですか？」と嫌っていらっしゃったというものです。ですから、昭和天皇が、そういう世間の風潮を断つ意図で、そのような意味で陰謀されたという解釈もできなくはないでしょうか？ですが、そうであるとしても、秋篠寺の建立、現存理由への解釈は禍々しいものからは離れて理解する私ですけれども。

お邪魔いたしました。

「30までに亅でしたね。30過ぎようと問題ない、と解釈していた意識が先走りました。失礼しました。