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投稿者: 市民運動が後押し (ID:cy.JsL14t/Q) 投稿日時:2023年 04月 30日 15:22
ドイツ 原発停止
市民運動が後押し
環境相「原子力制御できない」
ドイツで15日、国内で最後まで稼動していた3基の原発が停止し、国内すべての原発稼動が停止します。1961年に旧ドイツ商業用原発がはじめて稼動し、ピーク時には全発電量の35%以上を占めていたドイツの原子力発電が62年間の歴史を終えました。
今後、核燃料の冷却や廃炉作業、核廃棄物の安全な処理など長期にわたる課題に取り組んでいくことになります。
ドイツは2002年、社会党と緑の党の連立政権の下で、21年までの原発の全機段階的停止を法制化。
中道右派のメルケル政権は原発の運転期間をいったん延長したものの11年に発生したフクシマ第一原発事故を受け、22年までの脱原発に踏み切りました。
ロシアのウクライナ侵略によるエネルギー危機への対応として、
政府は11月、年末に閉鎖を予定していた最後の原発3基について4月15日までの稼動延長を決めましたが、再延長はせず脱原発が完了しました。
レムケ環境相(緑の党)は3月末の記者会見で、「原子力は高リスク技術であり、ドイツのような国でも原子力は制御できない」と断言。
さらに「原発は戦争における標的になる」「戦争状態においてまで防護対策のとられている原発はどこにもない」として
「ドイツ政府が脱原発の決断をしたことは正しいかった」と述べました。
ドイツの脱原発を後押ししたのは、1970年代から続けられtえkいtあ
反核・反発運動でした。レムケ氏は「祖国のために反原発運動をたたかってきた多くの活動家たちに感謝したい」と表明しました。
欧州では、オーストラリアやイタリヤが国民投票を通じて脱原発を決定。スイスも国民投票で50年までの脱原発を決定しています。
スペインは35年までの全原発停止を決めています。
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【7194984】 投稿者: 電気代 (ID:jT4sYrrag1Q) 投稿日時:2023年 04月 30日 16:15
ドイツの家庭電気料金は日本の約2倍ですね。
原発稼働しているフランスから買電してますね。
日本も見習いますか?どこから買電します?できませんよね。
日本列島はドイツのように陸続きの国じゃないので。
停電が起こることに不安ないのなら再エネでもいいと思いますけど、経済は電気代爆上がり、時々停電では、失墜する加速度が増しますね。どうしましょうか? -
【7195000】 投稿者: 可能性としては (ID:VJvWWTYLY0E) 投稿日時:2023年 04月 30日 16:28
ドイツでは、現在電力不足を補うために、石炭火力発電所を多く稼働させています。
地球温暖化に伴うCO2排出規制の観点で考えると、原発を廃止して火力発電所を稼働させることは、大きな矛盾です。
従って、今のままではCO2排出規制を達成できないと開き直るか、CO2排出規制を達成するために原発を稼働させるか、どちらかの選択肢しかないでしょう。
このような状況になって、緑の党はかなり追い詰められています。
今月の世論調査で「脱原発」に反対と答えた人が59%となり、賛成の34%を大きく上回りました。
原子力政策に関する方針によって、次の選挙で緑の党が第一党の座を明け渡すことになると、原発再稼働になる可能性もあります。
一応すべての原子力発電所が止まりましたが、まだまだ予断は許さないようです。 -
【7195075】 投稿者: 矛盾 (ID:FvbdEsXKKDI) 投稿日時:2023年 04月 30日 17:41
原発を止めても電力が賄えるのなら何も問題が無いのです。
ドイツは光熱費高騰になっても原発の技術進化がストップしても
原発を止める選択をしただけ。
ただ欧州は陸続きなので、他国で事故が起きたら被害には巻き込まれる。
日本の場合は島国だから自国で事故が起きない被害を受ける強度は弱いが
まさかの自国で事故を起こしてしまったのだから、もっと真剣に考えないといけないのにね・・・ -
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【7195461】 投稿者: 素直に感心 (ID:FPjkWEellp6) 投稿日時:2023年 05月 01日 07:52
素直に素晴らしいなと思いますね。
当事国の日本は、この10年一体何をやってきてたのでしょう。
(今頃になって、西村経産大臣がアイスランドに地熱発電の相談に行くそうですが。国立公園の法改正とかその気になればずっと前にできたんじゃないの?)
日米半導体摩擦の頃に半導体産業を潰してまで守った自動車メーカーが、今、EV化の波に全くキャッチアップできてないことと合わせて、斜陽日本を象徴してるようで哀しいですね。 -
【7195484】 投稿者: 素朴な疑問 (ID:8rzghKgd94.) 投稿日時:2023年 05月 01日 08:36
専門家ではないから素朴な疑問です。地熱発電ですが、アイスランドは地溝帯にあるため熱源に近く、日本は海溝に沈み込むところに熱源があるため、アイスランドの例はあまり参考にならない、という記事を見ました。
ドイツみたいに隣国から買電できないので、日本は技術でカバーするしかないのでしょうか。 -
【7195943】 投稿者: だってお金がないんだもん (ID:FufpXcgPe02) 投稿日時:2023年 05月 01日 17:28
その技術が絶賛下降中なのが日本です。
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【7195946】 投稿者: 聞いた話 (ID:AW75qhsQ8Uk) 投稿日時:2023年 05月 01日 17:32
>アイスランドに地熱発電の相談に行くそうですが。国立公園の法改正とかその気になればずっと前にできたんじゃないの?
父が地熱発電所関係で仕事をしていました。
いろいろ話を聞かせてもらっていましたが、非常に難しい点が多いそうです。
国立公園云々の話以前に、日本では地熱発電所を置ける候補地がかなり少ないとのこと。
火山国なので、どこにでも地熱はありそうなものですが、実際には地熱発電に適する層を見つけなければならず、これが温泉などの掘削調査とは比べ物にならないほど大変だそうです。
さらに山には地熱発電所を作りにくいため平地でかつ地熱を利用できる場所となると、非常に見つけるのが難しいのだとか。
また建築コストが非常に高いので、本格的にビジネスとして発電を行うのは、どこの企業も躊躇してしまうようです。
それでも、日本は世界有数の地熱発電国なのです。
アイスランドのように安いコストで地熱が利用できる国でないと、有力な発電方法にはなりにくいため、地熱発電はほとんどの国で利用されていないためです。