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日本人の幸福度ワースト3…この国、子供にいたってはワースト2位!幸せになれない?いや、なれるはずないよね?

【7619884】
スレッド作成者: 不幸な国 (ID:eeO.e/yqaAA)
2025年 02月 06日 21:30

最近、例の事件の煽りで激増した、ACの広告で知った事実。

日本の子どもは「自分には長所がある」と思っている割合が世界で最も低く、日本人の幸福度も「世界ワースト3」、子どもに至っては「ワースト2」だという。

さらに、日本の「働く幸せ」は世界で最下位…。

確かに、周りを見ても「幸せそう!」って感じる人は少ない気がするし、「人並みであればいい」っていう価値観が、逆に幸福感を奪ってるのかも?

みんなはどう思う?

やっぱり日本人は幸せを感じにくい国民性なのかな?

#人間関係 #幸福度

【7620215】 投稿者: 蝋梅   (ID:2pGp.4T7FS2)
投稿日時:2025年 02月 07日 11:41

ブータンが幸福度の高い国だった時の価値観は、「雨風をしのげる家があり、食べるものがあり、家族がいるから幸せだ」。ブータンの2019年度版のランキングでは156か国中95位に暴落の理由は、他国の情報が入ってくるようになり、他国の人と比較できるようになったことも原因とされています。
情報によって他人と比較して優劣をつける思考は、幸福度を下げますよね。
情報統制はできないでしょうから、自分の軸、自分の基準を持って、達成感を得るようにするしかない気がします。
「人並みであれば良い」という考え方で10年後、20年後の日本で幸せに生きられるかは非常に疑問です。努力なしで成果に結びつくことありません。急激な少子高齢化の国で、無理しない生き方が通じる状況ではないと思っています。

【7620236】 投稿者: 同意   (ID:.7pHT1Wqhvk)
投稿日時:2025年 02月 07日 12:05

幸福とは何か。

ブータンが「世界一幸福な国」とされていた時代、その幸福の定義はシンプルだった。
「雨風をしのげる家があり、食べるものがあり、家族がいる。それだけで幸せだ」。

しかし、2019年には幸福度ランキングで95位に急落。
その要因の一つとされるのが、インターネットの普及による「比較の始まり」だ。
自国の現状を外の世界と比べるようになった途端、それまでの満足は揺らぎ、幸福だったはずの人々が「自分たちは豊かではない」と感じ始めた。

これは日本の若者にも通じる現象だろう。
SNSで見えるキラキラした生活、派手な成功、贅沢な暮らし——それらと自分を比べることで、「自分は足りていない」と思い込む。
「足るを知る」心が失われ、幸福の基準は他者の人生の中に置かれる。

しかし、本当にそれでいいのだろうか?

「足るを知る」とは何か

書家・井上有一の代表作に「足」と「貧」の連作がある。
一見すると、「貧」は不足や困窮を意味するように思えるが、彼の意図は逆だった。

「足るを以って貧と成す」。
すなわち、何も欠けていない状態こそが「貧」なのだ。
過不足のない心の充足、物質に縛られない満ち足りた幸福。
それは外から与えられるものではなく、自らの内に築かれるものなのだ。

とはいえ、現代において「足るを知れ」と説くだけでは不十分だろう。
なぜなら、社会は常に外部からの刺激と欲望で溢れており、ただ「知れ」と言われても、それを実践できる環境が整っていない。

だからこそ、社会がなすべきことは 「選択肢を広げること」 だ。
制度や環境を整え、人々が「自分で選び取る」ことができるようにする。

「現状を知る」ことが社会の成熟を促すプロセスであるならば、選択肢を提示することで新たな価値観を受け入れる土壌が生まれる。

幸福とは、与えられるものではなく、選び取るものなのだから。

イタリアの山村に学ぶ幸福の形

私が別荘を持っているイタリアの山村では、80歳、90歳を超えてもなお、多くの老人がこう語る。

「雨風をしのげる家があり、食べるものがあり、家族がいる。それだけで幸せだ」。

彼らは未だに現役で働き、第一線を退いた職人であっても、毎日村人のために無料で仕事をする。
それは 「労働=生きがい」 という価値観が根付いているからだ。
彼らにとって仕事は生きる糧であり、社会と繋がる手段であり、存在意義そのものなのだ。

この姿勢は、日本が迎える超高齢化社会にもヒントを与えるのではないか?
「無理しない生き方」を貫くだけでは、厳しい未来が待っている。
むしろ、「自分の役割を持ち続けること」 が、幸福度を維持する鍵となるのではないか?

虚構の富より、永遠なる心の豊かさを

インターネットが作り出した「貧富の二極化」。
SNSの画面の向こうに広がる、成功と豊かさの幻想。
そこに映る「幸福」は、本当に本物だろうか?

中年や老人がSNSで見栄を張り、偽りの成功や豊かさを誇示する。
それは一時の安らぎを与えるかもしれない。
だが、その幸福は麻薬のように精神を蝕み、やがて儚く消えてゆく。

「真の成功を得たとしても、得た瞬間にそれを失う恐怖に苛まれる」。
物質に裏打ちされた幸福など、所詮は砂上の楼閣に過ぎない。

対して、井上有一の書が示す幸福は 「永続的で普遍的なもの」 だ。
それは 「外部に依存しない、揺らぎのない心の充足感」 にある。

Rather than pursuing illusory wealth, seek the eternal richness of the heart.
虚妄の富よりも、永遠なる心の豊かさを。

その境地に至るために、今一度 「足るを知る」 という本質を問い直すべきではないだろうか。

【7620252】 投稿者: 逆に   (ID:/ZnaQNeE/.I)
投稿日時:2025年 02月 07日 12:37

日本よりいい国って、
どこにある?

【7620264】 投稿者: 蝋梅   (ID:2pGp.4T7FS2)
投稿日時:2025年 02月 07日 12:57

老子の足るを知るの続きは、
「足るを知る者は富み、つとめて行なう者は志有り」。
満足することを知っている人間が本当に豊かな人間であり、努力を続ける人間はそれだけで目的を成し遂げているという意味と言われています。
自分が得たもの与えられたもので精神的・物理的に豊かになり、自らが設定した目標に向かって努力を積み重ねることができることは幸せなことという教えです。
自分の環境に満足を見いだす聡明さも、大事と思います。その上で、日々の努力の大切さを改めて認識して、地道に目標に向かって努力する生き方や、そういう生き方への尊敬の気持ちを増す姿勢が重要であるという価値観が、日本人の幸福度を高めるのではないかと思っています。

【7620270】 投稿者: おや   (ID:ikCUd90GNJ6)
投稿日時:2025年 02月 07日 13:04

「日本よりいい国」をどう定義するかによりますが、リアルな国民の声や生活のしやすさを考えると、以下のような国々が挙げられます。

生活の満足度が高い国
• スイス:物価は高いが、医療・教育・治安が世界トップクラス。社会保障も充実。
• ノルウェー:福祉が手厚く、労働環境も良好。給与水準が高く、ワークライフバランス◎。
• カナダ:移民に寛容で、社会保障や医療制度が充実。多文化共生の環境。
• デンマーク:税金は高いが、教育・医療がほぼ無料。幸福度ランキング常連。
• オランダ:働き方の自由度が高く、LGBTQ+など多様性の受け入れが進んでいる。

経済的な豊かさとチャンスがある国
• アメリカ:格差はあるが、成功すれば高収入。起業しやすく、イノベーションが活発。
• ドイツ:製造業が強く、技術者の待遇が良い。教育費が安く、大学もほぼ無料。
• シンガポール:ビジネス環境が整っており、税制優遇がある。治安も非常に良い。

移住者に優しい国
• ニュージーランド:自然が豊かで移民に寛容。ワークライフバランスが良く、ストレスが少ない。
• ポルトガル:欧州の中では物価が比較的安く、移住者向けの制度が整っている。
• スペイン:気候が良く、物価も安め。リタイア後の移住先として人気。

安全で暮らしやすい国
• アイスランド:犯罪率が低く、性別・LGBTQ+の平等が進んでいる。
• フィンランド:教育の質が高く、社会福祉も充実。

ここに個人的推薦でイタリアも。

経済指標やGDPでは測れない、イタリアの田舎には昔の日本の山村のような風情が残る。未だ家に鍵をかけないし、村人全員が顔見知り、毎日バールに集まり、カードゲームで白熱するおじいちゃんたち。ゲーム中は罵詈雑言を浴びせあっているのに、帰る頃には笑顔で「また明日」と毎日同じ店でだべってる、家の前に勝手に食材をおいて言ってくれる、失われた古き良き日本の景色がそこにありますよ。

「日本が世界一」と思いたいのは自由だけど、世界には魅力的な国がたくさんあるよ。国民の生活実感を無視して「日本よりいい国なんてない」と言い切るのは、ちょっと視野が狭いんじゃない?

まあ海外旅行なんてできない経済的状況なのだろうけど。他を知らない、無知なのはある意味幸せなのかもしれないね。

【7620275】 投稿者: 同意   (ID:ikCUd90GNJ6)
投稿日時:2025年 02月 07日 13:12

「足るを知る者は富む」、まさに真理ですね。そこに続く「つとめて行なう者は志有り」もまた、深い意味を持つ言葉だと思います。

この言葉を聞くと、沖縄の「なんくるないさー」の本来の意味を思い出します。実はこの言葉、単なる楽観主義ではなく、「まくとぅそーけー なんくるないさ」が本来の形。これは「正しいことをしていれば、自然とあるべきようになる」という教えです。つまり、「足るを知り、正しい努力を続けることが大切」という老子の言葉とも通じるものがありますね。

「自分が得たもの与えられたもので豊かになること」も、「努力を積み重ねること」も、どちらも人生の大切な指針。沖縄の言葉にも、老子の言葉にも、私たちが学ぶべき含蓄があると改めて感じます。

【7621187】 投稿者: ククル   (ID:gajKdSzg.SA)
投稿日時:2025年 02月 08日 16:40

柳井会長の日本は滅ぶ発言、海外に出ようとしない若者の多さに嘆いておられますね。繊維産業で出来た事が異業種のビジネスで、世界に食い込めないのも不思議な様子。幸せで平凡で他者と比較しないとか。結局人材しか無い国で、凡人が偉業を成す事に、まだ沢山世界から学ぶ事はあるはずです。

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