マルチリンガルを目指せる女子校
娘婿の性格
うちの娘婿の話です。
所謂普通の人であることに間違いはありません。いい会社に勤務しているとか年収が高いといったことも無いです。学歴はまあまあですが、それを生かせているようには思えませんし、この先出世するようにも感じません。実家が金持ちもありません。とにかく人並だと思います。
それはそれでいいのですが、この娘婿は非常に自分に自信があるように見え、良くも悪くも自己肯定感が高いなと感じます。
例えば、娘婿の得意分野についてちょっと教えてもらった時も、「何なりと聞いて下さい」とかまるで上から目線なのです。
母親が褒めて褒めて育てるとこうなるのでしょうか?
「何なりと聞いてください」のどこが上から? 単に親切で言ってるだけ。それを「上から目線」と感じるのは、あなたの方が卑屈なだけでは?
それより、「学歴を生かせていない」「この先出世しそうにない」って、どの立場からそんな評価してるの? まるで人事部長気取りだけど、あなたが決めることじゃないよね? むしろ、そんな風に上から目線で見下してるあなたの方がよっぽど問題。
で、そこまで娘婿を値踏みするなら聞くけど、自分の娘はどうなの? 人のスペックに注文つけるくらいだから、もう完璧な「作品」なんでしょうね? 娘婿には一流を求めるくせに、自分の娘の出来についてはノーチェックなら、ただのダブスタですよ?
結局、「普通の人」と言いつつ、自信を持ってるのが気に食わないだけでしょ? でもね、自信を持って堂々としてるのはむしろ長所。逆に、義親からこんな陰湿なことを言われるような環境でも気にせず自己肯定感を保てるって、めちゃくちゃ優秀だと思うけど?
つまり、問題があるのは娘婿じゃなく、粗探ししては貶めようとするあなたの性格の方。娘婿を評価する前に、まずは自分のその狭量さを見直した方がいいですね。
分かり易い釣りなのかな?
にしても「イマイチ」カナ?
おっさん、女性は「〜かしら」って使わないから。
ある編集者のNoteから
〜女性、特にフェミニズムに
意識的な女性は、
語尾に「だわ」や「かしら」
「ってよ」などの女言葉は使いません。
というか、忌避しているものです。
嫌いだったりもします。
女言葉の「だわ」は、日常会話では
実際、女性も本当のところ
使ってるかどうか怪しいものです。
この女言葉のルーツが何なのか、
調べるのは大変ですが、
近代文学の作品には
頻出しているのは確かです。
夏目漱石、島崎藤村、志賀直哉、
谷崎潤一郎、川端康成、太宰治、、、、。
女性「らしさ」を敢えて出すために
意図的に培養されてきた言葉たちです。
しかし、何をもって、
女性らしさとするのか、
今まさに議論してきてる
現代女性には、小憎たらしい
言葉でしかないでしょう。
私は、ツイッターで「だわ」を
語尾につけてしまった作家から
きっちりお叱りを受けました。
もう10年前のお話ですが、
大失敗に変わりはありません。
それまで私は、
女言葉については、
全くの無知、無関心でした。
お恥ずかしい話…。
おっさんには、この空気感を認識するだけの感覚も無かったか。やはり残念。
お気持ち察します。
いちいち言うことが癪に触る。
それも、こちらが仰ぎ見るような経歴とか頭の良さがあれば、まあそんなもんだなと腹落ちするのだけど、自分と同等かそれ未満だと、余計にイライラが募る。
そうすると、「誰がこんな子を育てたんだ?」と原因を探り、そのせいにしたくなる。
でもそうではないのですよ。
それはその子の性格です。
最近あまり聞かなくなった、「鈍感力」というやつです。
元・首相の父親と俳優の兄の政治家がいますよね。
あれです。
たとえば、あの方から親とか議員の地位とかを除いて、そのあたりの一般企業に勤めていることを想像してください。
そして、娘と結婚してあなたのもとに現れた
「お母さん、何なりと聞いてください!」
決して悪気はありません。
キャンキャンよく吠える、あまり賢くないけど可愛い飼い犬、を想像してみてください。
大きな愛で包んであげてください。