八王子学園八王子中学校・高等学校
今年度も受験者数が増加!クラス別出願状況や結果を解説
むかしむかし、あるところに、ヘーゲルを知ったかぶりしているニートのGGがいました。彼はいつも「アウフヘーベン!」と叫んでいたけれど、誰もその意味を理解していませんでした。GGは、深い哲学を語りながらも実は何も理解していない、まるで言葉だけが空を切るような存在だったのです。
ある日、GGはGLAYのテルと出会いました。テルは普段からGLAYの歌詞しか喋らない不思議な男でした。
GG:「ヘーゲルって、まさにアウフヘーベンだよね!世界を止揚して、新たな認識に至るんだ!」
テル:「だけど僕は、どうしても『誘惑』には勝てなかったんだ。」
GG:「あ、それは君がまだ真理に目覚めていないからだよ!」
テル:「『生きてく強さ』を、まだ手に入れていないんだ。」
GG:「いや、だから哲学こそが強さの源なんだよ!」
テル:「『遥か空』に思いを馳せる君、でもさ、ちょっとは『幸せ』を感じてみたら?」
GG:「君のその『傾き』、あ、いや、さっきから君はなんかGLAYの歌詞しか言わないね。」
テル:「『HOWEVER』。」
GG:「え?」
テル:「だからさ、結局君も僕も『口だけ』だったりするんだよ。」
GG:「まさか…!」
そして、GGはテルの言葉にハッと気づきました。彼がどれだけアウフヘーベンを唱えても、最終的には歌詞の世界に勝てなかったのでした。
めでたし、めでたし。