マルチリンガルを目指せる女子校
農家は金持ちが多いと思ってた
地方によく旅します。
田畑ばかりの土地も行きますが、かなり大きい立派な家が多いので
農家って儲かるんだ~と勝手に思ってました。
この米騒動で農家の収入は少ないと初めて知りました。
そうなんですか?
意外でした
一部では、レタス農家など2千万円以上の年収があるなどとTVで観たことはありますが、実際は、そんなに年収があるのではなく、田舎の暮らしは都会の人よりずっと質素で堅実なのですよ。
都会の人のように、海外旅行に行ったり、ママ友とランチに行ったり、家族で外食などすることが日常の普通ではない。
普段の食事も野菜は家で採れたものを食べるから冬にナスやきゅうりなんて食べないし、夏に大根や白菜は食べません。
洋服も洒落たものが売ってるわけでもないし、そもそもおしゃれして出かけたら近所から噂されますから、都会の人のように買わないし、基本は地味です。
でも、コロナ以降は少し変化しましたが、冠婚葬祭、法事などは丁寧にやります。
家が大きいのは、そういうところにお金をかけるからです。
つまりはお金の使い方の価値観が違うのです。
なるほど、お金の使い方が違うのですね。
土地は先祖代々からの広い土地だとは思いましたが、家は都会ではなかなか見ない大きな家。
和風な造りなので都会ではあまり見ませんが。
米農家の年収200万と聞いても
それでは、こんな家建たないよね、と思ってました。
近所の農家はたいてい裕福だよ。たとえ見かけの収入は低くとも、大抵は農業法人などで上手く蓄財している。大家業や駐車場で上手くやっている人もいる。
兼業農家の場合、農業収入はお小遣い。男性は働いているし、嫁は実際はあまり畑にいなくとも自営ということで保育園に入ることができる。農閑期に視察や勉強会という名の国内外旅行も。税務署を意識して見た目質素にしている人が少なからずいる。でも中には本当にお金のない人もいる。社会不適合やキャバ好きのオヤジや息子のいる家の状況は推して知るべし。それでも暮らせるのが農家の不思議でもある。
昔の兼業農家の場合、食管法もありましたから、それなりに米作は良い副収入になりました。30年前ぐらいまでかな。
今はよほどの大規模じゃないと米作専業は難しい。
従って、兼業の方を収入のメインにして米は自家消費分だけにするか、米以外のものを作るか。
昔(明治時代とか)の田舎の家って、結構小さいです。猪苗代湖の近くにある野口英世の生家とか行ってみると、小さいのに驚きますよ。この頃は寿命も短いからほとんど核家族の住宅じゃなかったのかな。子供は成長したら、しばらく家を出ていたとおもう。