神田女学園中学校高等学校
英語も第二外国語も!
マルチリンガルを目指せる女子校
マルチリンガルを目指せる女子校
最近のイマーシブアート、子どもも辟易してます
有明のチームラボ系や、モネ・ゴッホを題材にしたいわゆる、没入型展示、歴史建造物でのプロジェクションマッピング。いずれも当初は「異次元体験」として目新しかったですが、ここ数年で一気にお腹いっぱいになってしまいました。
光と音で強引に感情を揺さぶられる構造は、最初こそ面白いものの、どれも似た演出に落ち着きがちで、差異より既視感が先に立つようになってきたのが正直なところです。
子どもも「全部同じに見える」「わざとらしい」と言って、静かに佇む“動かない絵の方に価値を感じ始めています。インタラクティブでもなければ、インスタ映えも狙っていない。でも、そこに確かにある空気や色彩の「本当の静けさ」は、過剰な演出に触れすぎた後だからこそ、より鮮明に浮かび上がるのかもしれません。
そもそも「没入」とは何なのでしょうか。視覚と音で包み込まれることを「没入」と呼ぶなら、想像力を必要としないという意味では、むしろ「没想」「不感」に近いのでは、とさえ思えてきます。
あの強い光と音の向こうに、本当に芸術体験はあったのでしょうか。あるいは、すっかり『エンタメの皮を被った消費型鑑賞』に収束してはいないでしょうか。
感じたことをそのまま綴ってみましたが、同じような違和感を持たれている方はいませんか?